≪処理67≫ 文字削除

コム・ヘルパー (高機能情報処理ソフト)

【用 途】

色々な方法で選択フィールド内の文字を削除したいときに役立ちます。

【サンプル処理】

4列目の文字列から、会場を抜き出す処理を想定します。

1 処理前

2 処理後

3 処理設定

【処理説明】

対象フィールド内の文字を指定された削除方法によって、削除します

1 対象レコード:

選択レコードを対象とします

2 対象フィールド:

選択フィールドを対象とします

≪ 処理単位の確認 ≫

位置や長さの指定時、バイト数で指定するか、文字数で指定するかを状況に応じて判断し、中止ボタンの下にあるボタンをクリックして指定します

※ フィールド内に半角と全角が混在している場合は、「文字単位処理」にすると、文字化けさせずに処理することができます

3 削除方法

[位置指定による削除]

(1) 開始位置から指定長分の範囲を削除

(2) 開始位置から指定長分の範囲を残して、他を削除

たとえば、「本町3丁目123の456」のときに、「3丁目」を範囲として指定したい場合は、

バイト単位処理の場合、開始位置 4、指定長 5 となります

文字単位処理の場合、開始位置 2、指定長 3 となります

※ 指定長を 0 としたときは、「3丁目123の456」が範囲となります

(3) 末尾から指定長分の範囲を削除

(4) 末尾から指定長分の範囲を残して、他を削除

たとえば、「本町3丁目123の456」のときに、「123の456」を範囲として指定したい場合は、

バイト単位処理の場合、指定長 8 となります

文字単位処理の場合、指定長 7 となります

※ 末尾からのときは、「開始位置」は無視されます

※ 末尾からのときは、指定長を 0 とすることはできません

[文字指定による削除]

(5) 文字Aと文字Bの間を削除

(6) AとBの間を残して、他を削除

たとえば、「本町3丁目123の456」のときに、文字Aを「3」とし、文字Bを「1」とした場合、間の文字列は「丁目」となります

このとき、「□文字Aと文字Bも削除対象とする」にチェックがある場合、間の文字列は「3丁目1」となります

※ フィールド内に同じ文字が複数存在するときは、最初に見つけた文字とします

※ 上の例で、文字A・文字Bともに「3」としたときは、間の文字列は「丁目12」となります

文字Bは、先頭からではなく、文字Aの次から探します

(7) Aの後を削除

(8) Aの前を削除

たとえば、「本町3丁目123の456」のときに、文字Aを「3丁目」とした場合は、

後は「123の456」となり、前は「本町」となります

[複数指定による削除]

(9) 右の * の位置を削除

「*の位置」にチェックがある場合、「*」で指定した位置(複数可)を削除します

たとえば、「本町3丁目123の456」のときに、「本町123456」としたい場合は、

バイト単位処理の場合、「AAAA*****AAA**AAA」とします

文字単位処理の場合、「AA***AAA*AAA」とします

⇒ 「開始」ボタンをクリックすると、処理を開始します