≪処理73≫ 項目カウント

コム・ヘルパー (高機能情報処理ソフト)

【用 途】

都道府県ごとの参加者数や、年代別人数を集計したいときに役立ちます

【サンプル処理】 ※データ内の氏名などはすべて架空のものです。

1 処理前

2 処理後

3 処理設定

【処理説明】

1 対象レコード:

集計の対象とするレコードです

選択レコードを対象とします

2 分類項目フィールド:

一次的に分類される項目がセットされているフィールドです

都道府県ごとの集計であれば、都道府県名がセットされているフィールドになります

スピンボタンをクリックしてビューの選択フィールドを移動させて指定します

□ 右の位置の文字列を使用する

チェックがあるときは、対象フィールド内の「開始位置」から「文字列長」分の文字列が対象の文字列となります

※ 「確認」ボタンをクリックすると、部分文字列を確認することができます

※ チェックがないときは、対象フィールド内の文字列すべてが対象の文字列となります

3 集計項目フィールド:

件数を集計する項目がセットされているフィールドです

一次的分類が都道府県で、二次的分類が年齢ごとの集計であれば、生年月日がセットされているフィールドになります

スピンボタンをクリックしてビューの選択フィールドを移動させて指定します

□ 右の位置の文字列を使用する

チェックがあるときは、対象フィールド内の「開始位置」から「文字列長」分の文字列が対象の文字列となります

※ 「確認」ボタンをクリックすると、部分文字列を確認することができます

※ チェックがないときは、対象フィールド内の文字列すべてが対象の文字列となります

4 集計方法

○ 方法1 集計項目フィールドに文字がセットされている件数をカウントする

そのフィールドが空欄か、文字がセットされているかで判断し、空欄のときはカウントせず、それ以外は 1 としてカウントします

※ 集計項目フィールドに「配偶者名」のセットされているフィールドを指定して、「配偶者あり」の人数を数える場合などは、この方法を選択します

※ 集計結果は、「分類項目」と「件数」だけになります

○ 方法2 集計項目フィールドにセットされている文字列ごとにその件数をカウントする

そのフィールドにセットされている文字列ごとに、さらにカウントします

※ 集計項目フィールドに「年齢」のセットされているフィールドを指定して、年代別の人数を数える場合などは、この方法を選択します

※ 集計結果は、「分類項目」と「18」「19」…「74」「75」のようになります

※ この場合の「年齢」は、読み取り順にセットされますが、並べ替える必要があるときは、「昇順」または「降順」にチェックします

5 集計結果

「No」列以外の列見出しをクリックすると、その列をキー項目としてリスト内の行を並べ替えます

※ 通常、文字コード順にソートします。数字列の場合は、「数字としてソートする」にチェックを付けてください

「Excelへ出力」ボタンをクリックすると、Excelにリストの内容をセットして表示します

リスト内をクリックして、デスクトップなどへドラッグ&ドロップすることで、CSVファイルとして保存します

⇒ 「開始」ボタンをクリックすると、処理を開始します