≪処理25≫ まとめて開く(ファイル合体)

コム・ヘルパー (高機能情報処理ソフト)

【用 途】

定期的に複数のExcelファイルからテキストを取り出して重複対照処理などをしたいときに役立ちます。

ExcelファイルからCSVファイルを作成して、それを読み込むことができるので、次回からの読込み処理を高速化できます。

【処理概要】

1「同名のCSVファイルを作成して、それを読み取る」にチェックがないとき

直接、Excelファイルを読込みます

2「同名のCSVファイルを作成して、それを読み取る」にチェックがあるとき

○ 既に同名のCSVファイルがあり、それよりExcelファイルが新しいとき

新しいExcelファイルからデータを読み取って、CSVファイルを更新し、それを読込みます

○ まだ同名のCSVファイルがないか、あってもExcelファイルより新しいとき

直接、CSVファイルを読込みます

【使用方法】

指定ファイル【複数可】または指定フォルダ内のファイルをまとめてオープンします

1 読み取りファイル指定方法

複数ファイルを指定して、あるいはフォルダを指定して、その中のファイルすべてを対象にすることができます

※ 「下のフォルダから」にすると、定期的な処理で特定の場所を指定し、フォルダ選択の

作業を減らすことができます

「参照」ボタンをクリックして、フォルダ欄に特定の場所をセットすることができます

※ フォルダ指定のときは、そのフォルダ直下のすべてのファイルを対象とします

※ ファイルの最大読み取り件数は、1,000件です

2 開く順番:

開く対象のファイルの中からオープンする順番を指定してチェックしてください

「読取り順」は、コンピュータが読み取った順序で開きます

「ファイル名の昇順(降順)」のときは、並べ替えてから開きます

3 読み取り範囲

(1) 読み取りファイルがExcelファイル(xls, xlsx)のとき:

Excelファイル内から読み込むシート・行・列の範囲を指定してください

※ 「終了」を 999シート、9,999行または、9,999列にすると、有効範囲の最後までとします

※ 列範囲の下部に列のExcel表記を参考表示しています

※ シート別の行・列範囲の指定はできません

□ 同名のCSVファイルを作成して、それを読み取る

ここにチェックがあるときは、XLSファイルからCSVファイルを作成して、読み取ります

すでに同名のCSVファイルが存在する場合は、再作成しないでそちらを読み取ります

ただし、XLSファイルがCSVファイルより新しいときは、CSVファイルを再作成します

□ 空白行以下は無視する

ここにチェックがあるときは、まったく空欄の行があるときは、それ以降の行は無視します

※ Excelファイルは、拡張子が XLS または XLSX の読み込みが可能です

(2) 読み取りファイルがExcelファイル以外のとき:

読み取り開始レコード:

通常は 1ですが、ファイルの最初のレコードが見出しで、読み飛ばしたいときなどは、実際の読み込みを開始するレコードを指定してください

⇒ 「開始」ボタンをクリックすると、処理を開始します