投稿日: 2021/02/23 2:11:16
八極拳には、「崩撼突撃」という言葉があります。
単純な意味としては、「山をも崩し、山をも撼す(ゆるがす)ような突撃」の事です。
つまり、八極拳は、このような形容が生まれるほど、威力を重視する武術だと言えます。
また、現代では、相手の攻撃と同時に突撃し、打つというような意味としても捉えます。
しかし、たとえ高い威力の一撃を打てたとしても、ただ何も考えずに、真っ直ぐ突撃するだけでは、カウンターをもらうだけで、役にたちません。
相手の攻撃に対して、同時に打つ場合、これを成功させるためには、いくつかの要素が必要です。
もちろん、相手との実力差が大きければ、真っ直ぐ突撃するだけでも可能です。
しかし、武術の練習では、厳しい想定でなければ、意味がありません。
最悪でも、自身と同等の相手を想定してなければ、練習になりません。
その為、威力とは別の、この技術を成功させる要素の理解と、修得するための練習が必要なのだと思います。
このような要素を、通常、秘伝や秘訣などと言いますが、簡単に言えば、コツのようなものです。
八極拳の名人である李書文は、もちろん、一撃の威力も高かったでしょうが、このような技術が、極めて巧妙だったようです。
少なくとも、当道場で練習している、李書文の晩年の八極拳には、極めて巧妙な技術が伝わっています。
八極拳というと、一撃の威力に目がいきがちです。
しかし、当たり前の話しですが、それだけでは、戦闘に勝利することはできません。
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