八極拳 bajiquan

八極拳とは、一般的に接近した間合いでの戦いを得意とする武術です。肘を使った肘法(頂肘)や、肩や背面部で打つ靠法(貼山靠)などの近接での攻防技術を使い、震脚と呼ばれる、足を踏み鳴らす技法が特徴的な武術です。また、一撃の威力を重視し、套路()だけでなく、単調な練習方法をとる場合もあります。当道場の東京板橋教室で練習している八極拳は、神槍とも称された名人、李書文の系統(李氏八極拳)です。

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東京板橋教室の八極拳とは

道場で練習している八極拳は、前述した、八極拳の名人である、神槍・李書文の晩年の技術を継承しています。比較的、シンプルな形態の技が多く、実際の運用法でも、構えなどをとる事は少なく、短い攻防によって処理しようとします。また、練習する套路(型)も、比較的少ない系統です。主な練習内容は、小八極拳(八極小架)、大八極拳(八極拳)、六大開拳八大招式が中心となっています。また、近接短打の技術を補うために、劈掛掌(劈掛拳)も、同時に練習します。

八極拳の歴史

八極拳は、古名を把子拳とも呼ばれ、18世紀に河北省滄州の回族の居住地であった孟村で発達した武術です。後に、漢民族にも伝えられました。伝承者には、前述の、李書文や、馬英図などが有名です。また、近年、南京中央国術館が、正課としたことにより、中国全土に普及し、軍隊にも採用されました。八極拳は、前述の、神槍・李書文の活躍によって有名になりました。彼は、他流試合において、ほとんどの敵を一撃で倒し、「二の打ちいらず、一つあれば事足りる」と歌われるほどの名人でした。また、多くの弟子を育て、愛新覚羅溥儀ラストエンペラー)に、八極拳を教え、護衛にもついた霍殿閣と、関門弟子であり、戦後の台湾総督となった、蒋介石のシークレットサービスや、軍隊の武術教官を行った、劉雲樵が有名です。八極拳は、現在の日本では、比較的ポピュラーな武術です。メディアにおいても、映画やゲームなどでも紹介され、アニメの分野では、マジカル八極拳などという言葉も作られました。また、ネット上でも、多くの武術家や、練習生が、動画を投稿しているようです。