八歩蟷螂拳の戦闘理論、「心法」(心)と「戦術」(体)、練習法

投稿日: 2016/10/10 2:47:17

八歩蟷螂拳の戦闘理論では「心法」(心)と「戦術」(体)に分けられます。

心法では「心が静であれば、気は浮くことが無い。そうであれば、慌てることなく敵に対応できる」という口伝があります。

また、技術では「全身上下四肢の能力を余すことなく発揮させる。そして、それらを上手く配合させて戦う」といわれています。

心法の「静」という技法は、極めて大切なことであり、難しい事でもあります。

この「静」の練習の質によって、内気・内勁が大きく左右されるとも言えます。

また、戦術での、「全身の能力を開花させる」ということでは、蟷螂拳は、優れた方法を有しています。

例えば、太極拳では、身体の能力が開かないので、心法は良くても、戦術では勝てないという事がおきます。

つまり、心と戦では、どちらにおいても勝つ必要があるという事です。

トップページ