八卦掌 baguazhang
八卦掌とは、歩法と柔軟な動作が特徴の、実戦的な武術です。当会の東京板橋教室で練習している八卦掌は、清朝の皇帝が住む、紫禁城の警護高官の職や、大戦中の軍部高官のシークレットサービスなども務め、名人と言われた、宮宝田の系統です。この八卦掌は、台湾を経由して伝わりました。
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東京板橋教室の八卦掌とは
当会で練習している八卦掌は、前述した通り、台湾を経由して伝わった、宮宝田から連なる尹福派の八卦掌です。尹福と宮宝田の二人は、元々、羅漢拳を学んでいたため、当会の八卦掌にも、羅漢拳の影響が残っています。基本的には、柔法と呼ばれる柔らかく動く練習を、主におこなっています。
八卦掌の特徴
八卦掌は、宦官であった董海川によって創始されたと言われています。宦官とは、肉体的に女性に近い性質になった男性であったため、この八卦掌という武術は、女性の持つしなやかさと、男性の持つ力強さを合わせ持つ風格、雰囲気を持っています。八卦掌は、中国の古典哲学とも言える、易の八卦思想を根本原理に持ち、一見踊っているような柔らかい動きと、千変万化に変化し、旋転(回天)動作を多用する、戦闘法が特徴的な武術です。八卦掌は、現在では多くの門派、系統がありますが、ほとんどの門派で、8種類の単式の套路(型)があり、この単式の套路を中核としています。また、円周上を歩く、走圏という歩法の練習法が有名です。八卦掌は、運気や内功を重視する内家拳とも呼ばれ、現在では、健康法として有名な太極拳や、形意拳と同種の武術だと位置づけられています。
八卦掌の歴史
八卦掌は、19世紀の前半頃、清朝末期頃に、当時紫禁城で宦官であった董海川によって、創始されたと言われています。董海川には、多くの弟子がおり、中でも尹派八卦掌(尹式八卦掌、東城派)の創始者である尹福と、程派八卦掌(南城派)の創始者である程廷華が有名です。尹派八卦掌を創始した尹福は、八卦掌を創始した董海川の高弟であり、一番弟子でもありました。尹福は、師である董海川の後を継いで、紫禁城内を警護する、護衛総監の役目に就き、宮廷内の護衛官に、八卦掌を伝えました。この尹福の弟子では、宮宝田、馬貴、劉宝珍などが有名です。また、宮宝田は、尹福のあとを継いで、宮廷の護衛官の職に就きました。現在の八卦掌には、多くの門派(流派)が存在し、中国大陸や台湾などで、盛んに練習されています。最近では、映画などでも、取り扱われ、ネット上の動画の投稿も多いようです。
<八卦掌の動画>