八卦掌の技術体系、簡単に説明
投稿日: 2016/10/03 7:22:03
八卦掌では、「八母掌」を中核としています。
「八母掌」から、その外練の套路として、本来は「砲捶」がありました。
内修の套路として、「内修八掌」「硬手拳」(応手拳)があります。
また、「砲捶」からは、「八卦拳」が派生し、当流には、この「八卦拳」と呼ばれる套路のみが伝わっています。
内修において、「内修八掌」「硬手拳」(応手拳)には、その根本に「八卦腿拳」を有し、更にその根元に「小開門拳」があります。
八卦掌は、「八母掌」を中心に、攻防の技法として「八卦拳」によって拡大して行くと言えます。
また、内功を練る方向では、「八母掌」から、「内修八掌」「硬手拳」(応手拳)、それから「八卦腿拳」、そして「小開門拳」へと帰結していくと言えます。
攻防の方向が拡大であるのに対して、内練の方は帰結のプロセスを踏みます。