いつも安心安全なシッティングをありがとうございます🍀
KIDSNAシッターでは夕方からのご依頼が多く、入浴介助を任されることも多いかと思います🛀
入浴介助は水場での保育となるため、多くの危険が伴います。特に2人以上の入浴介助ではアクシデントが起こりやすいです。
実際にヒヤリとした経験がある方も多いのではないでしょうか?
今回は、実際のヒヤリハットをもとに入浴介助における注意点についてお知らせします!
【事例1】兄弟の入浴介助中、洗い場で遊びがエスカレートして転倒…
兄弟二人の入浴介助で、2人とも湯船から出て洗い場におり、体を洗っていました。2人で楽しく遊んでおり、テンションが上がってしまい、弟が転倒してしまいました。体を洗っていたところだったので、洗い場は滑りやすくなっていました。
【事例2】兄妹の入浴介助中、兄が玩具を取ろうとして湯船に転倒…
0歳の妹の体を洗っている最中、兄は洗い場から湯船に身を乗り出しながら玩具を掬う遊びをしていました。玩具がどんどん遠くに流れて行ってしまい、背伸びをして身を乗り出したところ、湯船に頭から落ちそうな状態になっていました。とっさにシッターが手を伸ばして抱きかかえることができたので、顔が少しお湯についた程度で済みました。
保育の現場では行うことのない入浴介助。家庭によってお風呂の入り方も様々です。
まずは普段どのように入浴しているのかしっかりヒアリングしましょう。
<入浴介助のヒアリングポイント>
・入浴する時間帯
・入浴時間(何分お湯に浸かるか、入って出るまでの所要時間)
・お湯のはり方、水位、温度
・手順、ルール(湯船につかるタイミング、浸かる前に体を流しているか、体を洗う順番、どこまで介助が必要か、等)
・使用する物の確認(シャンプー、ボディソープ、タオル、足ふきマット、着替え、保湿剤、等)
・普段気を付けていること(顔に水がかかっても大丈夫か、滑って転びやすいところはあるか、自分で湯船に入れるか、等)
→お子さまのお風呂での動きを把握することで危険を防ぐことができます!どんな様子でお風呂に入っているのかをしっかりヒアリングしましょう。
(例:水が苦手なので、顔にかかるとあばれてしまいます。と聞いていると顔にかからないように対処できますよね!)
KIDSNAシッターで用意しているヒアリングシートにも入浴介助について確認する欄があるので、活用してください✨
保護者は普段からお子さまをお風呂に入れ慣れているので、危険に感じることがないかもしれませんが、シッターが入浴介助するときにはお子さまも普段とは違う動きをする可能性があります。どんな危険があるか、お風呂場を実際に見せていただいて、想像し、事前に安全対策を保護者と相談しましょう。
<安全対策例>
・お風呂場の椅子に登って自分で湯船に入ってしまう可能性があるので、椅子は外に出しておく。
・2人同時に入る場合、2人とも洗い場にいると滑って転ぶ可能性があるので、1人が洗っているときもう1人は湯船の中で遊ぶ。(シッターは湯舟側が見える位置につき、お子様を洗いつつ入浴中のお子様が溺れないよう、目を離さない)
・2人のうち1人が乳児の場合、お風呂のすぐ外にバウンサーなど待機できる場所を用意しておく。
・普段顔をお湯につけて遊んでいる場合があるが、シッターの時はやらないと事前に約束する。
・大きな湯船は溜めず、ベビーバスを使う。(シッターは一緒に入らないので大きな湯船だと手が届かない可能性があるため)
今回は入浴介助時の注意点についてまとめました!入浴介助はたくさんの危険が伴います💦
経験不足などで不安な場合は勇気をもってお断りすることも大切です✨
「まずは保護者の方と一緒に入浴介助を練習させていただいてもいいですか?」など、不安を解消してからお預かりしましょう!
KIDSNAシッターの公式Instagramには、シッターに役立つ情報が多数投稿されています!ぜひ参考にしてみてください🍀
⭐️記事作成担当者⭐️
シッターID:19590 Siori
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