▼面談とは
事前面談は、ベビーシッターのガイドラインや、こども家庭庁からも、必須とされております。
こども家庭庁「ベビーシッターなどを利用するときの留意点」
https://www.cfa.go.jp/policies/hoiku/ninkagai/tsuuchi/babysitter/
内容については、お預かりの際のご要望やルールの確認をしたり、お子さま・保護者さまとお互いに相性を確認したり、お子さまと慣れるためにも過ごしていただきます。
初めての保護者さま・シッターさま同士の場合、まずは保護者さまからシッターさんへ面談の予約リクエストをお送りいただきます。そのあと、シッティングの予約リクエストを送ることができます。(※面談とシッティングは、別々の依頼となります。)
面談は必ず1時間の枠となっております。
面談は通常のシッティングと同様に1時間分の基本料金、交通費が保護者さまからシッターさんにお支払いされます。
面談はシッティング料金に設定しているお子さまの年齢加算や人数加算の割増料金は対象となりません。
▼面談予約確定までの流れ
STEP0 保護者 :メッセージ相談(※予約リクエストを送る前にシッターさんにメッセージで相談をするケースがあります。)
メッセージの段階ではお顔写真とお名前のみの公開となります。
正式に初回面談の予約リクエストを保護者様が送信されると、シッター様へ保護者様氏名・写真・お子さまの氏名・写真・住所詳細・最寄り駅・緊急連絡先が公開されます。
STEP1 シッター:受付可能なスケジュールを設定する
STEP2 保護者 :予約リクエストを送る(※シッターさんの受付可能なスケジュールの範囲内でお送りできます。)
STEP3 シッター:依頼内容を確認し、交通費を含めお見積もりを送る
STEP4 保護者 :見積もり内容を確認し、見積もり承認をする ~この時点で予約確定となります~
※シッティングも同様の流れで予約確定となります。
▶▶関連記事:保護者さまのキャンセル料金について
▼面談についてよくある質問
Q:面談の延長はできますか?
A:延長された場合、当日延長で時間を変更することはできませんので、割増料金で調整してください。
Q:オンライン面談は何を使ってすれば良いですか?
A: 利用されるツールはシッター様・保護者様のご判断にお任せします。
例:zoom・Googlemeetなど。
※LINEビデオは個人的な連絡先の交換になってしまいますのでお控えください。
Q:無料で面談は出来ますか?
A:システム上0円で計上することはできません。面談は1時間分のシッティング料が発生致します。(割引は50%まで割引として入れることが可能です)
▼無料で顔合わせをされたい場合の参考例
例1:面談前に無料で顔合わせする
ご自身の独自のお預かりルールとして、自己紹介文へ【顔合わせオンライン面談10分まで無料】などと記載いただき、面談依頼を立てる前にオンラインなどでお顔合わせをしていただき、双方同意の上で1時間(有料)の面談に進む。
顔合わせ(10分)→面談(60分)→シッティングの流れ
例2:シッティングの際に割引で調整
面談でいただいた1時間分の料金は、シッティング依頼をしてくださった方には、次回のシッティングで割引入れますなど。
1週間以内にシッティング依頼をしてくださった方のみなど期限を入れても良いかもしれませんね!
Q:面談後シッティング依頼を断りたいのですが、断りづらいです。どうしたら良いでしょうか?
A:面談は保護者様からお金をいただいているということもあり、断りづらいという方が多いです。しかしながら、皆様はフリーランスのシッターさんです。面談=園見学と仮定していただき、園が空いている時間=先生方のお給料が発生しています。保護者さまからすると、見学は無料ではありますが、実際は保育側はお金が発生しているのです。まずは、このことを頭に置いておきましょう。
面談後、断りやすくするポイントをいくつか紹介します!
ポイント①
面談前にしっかりとヒアリングをしましょう。
面談行うということは、預かれる条件(シッティング希望日、今後のスケジュール、シッティングの内容の概要、お子様の情報(持病やアレルギーなど))は、揃っているという状態です。そもそも条件面での対応が難しい場合、面談でお金と時間を使った保護者さまからすると、それなら面談しなかったというクレームに繋がります。
まずは、最低限のご自身が預かれる条件を確認したうえで面談を行ってください。
ポイント②
自己紹介文に面談のポリシーをしっかりと明記しておく。
例:
【面談について】
面談前に、差し支えない程度に以下の情報をお知らせください。
①シッティング希望日(今後のスケジュール)
②シッティングの内容の概要
③お子様の情報(持病やアレルギーなど)
④最寄り駅
※面談は1時間分のシッティング料が発生します。また、面談後シッターからお断りする場合もございます。ご了承ください。
・大切なお子様をお預かりするため、ご家庭との連携を大切にしております。面談やそれまでのコミュニケーションの中で、信頼構築が難しいと感じた場合。
・お子さまを安全にお預かりすることが困難だと感じた場合。
勿論、保護者さまの大切なお子様を預けることとなりますので、少しでも私へ不安がある場合には、キャンセルしていただければと存じます。等
ポイント③
メッセージでも同様のポリシーをお送りする。
自己紹介文を見てない保護者様もいらっしゃいますので、今一度お送りいたしましょう。
ポイント④
顔合わせを無料で行い、心の負担を軽減。
冒頭でお伝えした通り、皆様はフリーランスのシッターさんとなります。面談でお時給をいただくことは、必然のこととなりますが、シッターさまによってはどうしても断れないという方もいらっしゃるかと存じます。
その場合には、金銭という部分での心の負担を軽減するために、まずは無料で顔合わせをしていただくこともひとつの手ではないでしょうか。
▼面談の役割
ベビーシッターは単発でのお仕事のイメージがあるためか、面談を煩わしく感じられる方も多いようです。
しかし、1日でも1か月でも変わらず、事件や事故、自然災害は前触れなく起こります。面談をしっかりと行っていることで、急な事態に対応できる幅が大きく広がり、安心して預かる・預けることができます。
面談では、お子さまをお預かりするうえで必要な情報を事前に確認することは勿論、保護者さま・シッターさまが互いに自分自身を紹介する場でもあります。大切なお子さまを預ける保護者さまの立場に立ち、安心感を与えられるような会話や対応を心がけましょう。
また、保護者様お子様との相性や条件をすり合わせし難しいと感じた場合には、丁寧にお断りを致しましょう。
このような重要な役割がございますので、KIDSNAシッターでは、「シッティングとは別日で、なるべく実際のお預かりの場所でお子さまも同席の上で面談」を行っていただくことを推奨しております。
▼面談は、何で1時間なの?
最低依頼時間が1時間~となっているためです。保護者の方によっては、様々なご事情から面談は短く済ませたいとお考えの方もいらっしゃいます。その場合には、シッターさまが「お子さまを安全に預かる為の確認が取れるかどうか」をご検討いただき、1時間未満で行っていただいてもペナルティなどはございません。
仮に、1時間に満たなく面談が終わった場合の請求は、シッターさん自身で調整していただくこととなります。
例:
・割引で料金を調整する。(交通費を除く50%まで割引可能)
・保護者都合での時間短縮の場合1時間分料金発生
・オンラインの場合、オンライン面談で30分、当日30分で計1時間の面談とする
など、ご自身のルールをお決めいただいても問題ございません。
▼面談時間の活用方法
●簡単な自己紹介
園見学をイメージしていただき、ご自身という名の園を紹介しましょう!(得意な遊び、特技、保育方針など)
毎回使えるように、用紙にまとめても良いですね!
●シッティング時のヒアリング
ヒアリングシートを使い、ヒアリングを行いましょう!
また、保護者様からシッターさんへの質問をお伺いしましょう。
●お子さまとの慣らし保育
お子さまと馴れるため、一緒に遊ぶ時間を作るのも良いですね!
年齢に合わせて持参したいものがある場合、事前に保護者さまにその旨をお伝えしましょう。
▼オンライン面談の4つの注意点
オンライン面談の需要は年々高まっています。気軽にお互いの空いている時間でお話できるので、大変便利ではありますが確認の上で注意も必要です。具体的な注意点をご紹介します。
①遅刻に注意
オンライン面談の場合、お伺い場所へ行くのはシッティング当日になるため、面談とは異なり保護者さまも予定が入っています。ですので、迷ってなどの遅刻は許されません。勿論、面談時も遅刻は厳禁ですが、シッティング当日のお伺いはより時間に注意しましょう!
②保育場所の確認漏れに注意
オンライン面談の場合、シッティング場所の環境を見ることができません。危険物がなさそうか、怪我が起こりそうな場所の把握など、保育場所の確認を当日にしっかりと行いましょう!
③使用するものの置き場所・使い方の確認に注意
ご依頼内容だけ聞いて、家電製品の取り扱い方法や鍵の施錠方法、シッティングで使用するものの置き場所を聞き忘れた!という方は多いです。
オンライン面談の場合、操作方法なども実際にお伺いしてからの確認となりますので、当日にしっかりと教えてもらえる時間を作りましょう。
④お子さまの特徴や相性面などの確認に注意
オンライン面談の場合、お子さまと実際にお会いするのは当日になります。対面の面談であれば、お子さまの特徴を実際に見て話して遊んでみてなどをすることで、どのようなお子さまなのかという情報がオンラインよりも格段に多く吸収できます。
シッティング当日に初めてお会いする場合には、出来る限りお子さまの情報を事前に保護者様へお伺いしましょう。
▼シッティング当日の面談の4つの注意点
保護者さまから「どうしても明日、お願いしたい」「事前に面談する時間がないから、面談のあとそのまま当日シッティングしてほしい」と相談があったときに、お役に立ちたいと思うシッターさんはとても多いと思います。しかし、そんな時こそ注意が必要です。面談が当日になってしまうケースや、1時間しっかり面談時間が取れない・・・など、さまざまなイレギュラーが発生する事が多くございます。その中でお子さまを安全にお預かりするための注意点をご紹介します。
①メッセージの返信がない・見積もりの承認がない保護者さまに注意
急なご依頼相談の場合にも、お伺いする前に必ず「見積もり承認(=予約確定)」されていることを確認しましょう。お急ぎでシッターさんを探している保護者さまほど、複数のシッターさんに同時に相談をしていたり、ほかの預け先を平行して探していることが多くあります。シッターさん側としては、せっかくご依頼を受けるつもりで急いでお返事したり、お預かりのための準備を進めていたのに、直前になって「やっぱりほかのシッターさんで決まったので大丈夫です」「断りの連絡をするのを忘れていた」というケースも残念ながらありえます。メッセージ上でのやりとりはあくまでもご相談段階であり、予約確定ではありません。「●時までに見積もり承認をしてください」と期限をお伝えするようにしましょう。保護者さまからの見積り承認がない場合は依頼不成立となりますので、面談・シッティングに伺う必要はありません。
▶▶見積もりと返信メッセージに対して保護者さまからの「依頼の確定」がない場合の対応方法について
②遅刻に注意
当日面談の場合、お伺い場所へ行くのも当日になります。尚且つ、緊急でお願いしたいという方が多いので時間にシビアな方もいらっしゃいます。
当日だから・・・といって、迷ったからなどの遅刻は許されません。
③お子さまを安全に預かるため、ヒアリングをしっかり行えるように注意しましょう
当日面談を希望される方は、急いでいる方や預けることに慣れている方など、面談に時間をかけたくない、かけられない方が多くいらっしゃいます。
その中で、保護者さまの要望に従うだけではなく確認すべきことを事前にお伝えし時間が取れるのかどうかを確認しておきましょう。シッターさんがお伺いすると同時に、「お願いします~」と出て行ってしまわないようにご注意ください。
④使用するものの置き場所・使い方の確認に注意
ご依頼内容だけ聞いて、家電製品の取り扱い方法や鍵の施錠方法、シッティングで使用するものの置き場所を聞き忘れた!という方は多いです。
当日面談の場合、使用するものの置き場所や使い方なども当日にしっかりと教えてもらえる時間を作りましょう。
⑤保護者さま・お子さまとの相性面などの確認に注意
当日面談の場合、保護者さま・お子さまと実際にお会いするのは当日になります。事前の対面面談であれば、保護者さまのお人柄・ご家庭の環境・お子さまの特徴を事前に把握したうえでお預かりの可否を決めることが出来ます。しかし、シッティング当日に初めてお会いする場合には、お断りができない環境となりますので、注意しながらご依頼をお受けするしないを決めましょう!