不適切な保育を防ぐために①
~スケジュールの管理~
~スケジュールの管理~
💧残念なことですが、ベビーシッターによる不適切な保育や虐待事件が時々起こっています。
🔗ベビーシッター、保育中の1歳女児に傷害容疑 「感情追いつかず」
(2023年3月24日 17時00分 朝日新聞デジタル掲載)
・なぜそのような事態が起きてしまうのでしょうか。
・私たちはどうすれば防ぐことができるのでしょうか。
様々な事例をもとに、①~④部構成で、解決策を学んでいきたいと思います。
今回は、①「スケジュールの管理」についてお送りします。
「収入を増やすため、私は24時間対応のシッティング枠をフルに活用して活動していました。朝7時から11時、13時から17時、18時から22時のシッティングをこなし、そのまま夜勤(23時から翌朝8時)を受けることもありました。ある日、連続シッティングの最後で疲労が極限に達し、預かっていた3歳児の泣き声に耐えられず、強い口調で怒鳴ってしまいました。子どもの命を預かる仕事なのに、こんな状態では安全な保育ができないと我に返り、今では1日2件までと決め、夜勤の前後は必ず24時間以上の休息を取るようにしています。目先の収入にとらわれない、自己管理や保育の質にフォーカスした働き方をすることで、かえってリピート率の向上や、満足度の高い口コミに繋がっています」
・1日の受け入れは2件までを目安に
しっかり休憩をとり、満足度の高いシッティングを積み重ねましょう。
・シッティング間は最低3時間の休憩を確保
移動時間だけが休憩時間になっていませんか?しっかりと休息をとる時間を設けましょう。
・夜勤の前後24時間は他のシッティングを入れない
普段と異なる生活リズムは予想以上の疲労が溜まります。十分な休息を心がけましょう。
・連続勤務は3日までとし、必ず1日の休養を
計画的にリフレッシュをして、自分の内面を磨きましょう。
・体調不良時は無理せずこちらからキャンセルを申し出る
予防が原則ですが、体の不調を抱えたままのシッティングは保育の質の低下につながります。誠心誠意対応してキャンセルを申し出ることも一つの手段です。このような場合でも信頼関係が崩れないような関係づくりを意識しましょう。
・睡眠時間は最低7時間を確保
正常な判断、気持ちの安定を図るには、睡眠が一番です。
☕これらの対策はあくまで目安で、個々で回数や時間に差はありますが、時間的な余裕をもつこと、休息を十分にとることは誰もが意識して活動したいところです。
・起床後の時間に余裕を持ち、しっかりと朝食を摂る
前日までに準備を済ませ、朝は余裕をもって起床し、穏やかに過ごしながら心の準備を進めましょう。
・体調不良の予兆を感じたら早めに報告
何事も決断を早めに。ギリギリの対応は、自身の心に負担をかけるだけでなく、お客さまとの信頼関係に影響します。
・定期的な運動で体力維持
筋トレや体力づくりは精神状態のクオリティにも繋がっています。
・1本早い電車に乗る。
急な遅延などが発生して心に負担がかかることもあります、早めの行動を心掛けましょう。
・自分の心身の状態を毎日チェック
毎日、今日あった良いことを「3つ」箇条書きにする習慣をつけると、自信がつき心が穏やかになります。
🔗3 good thingsの素晴らしい効果
(参考記事:ほほ笑みメンタル)
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シッターID:34216 KiZUNA
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