2025.12.23|Tue
2025.12.23|Tue
社会福祉学科3・4年生の小野ゼミは、2025年12月13日及び14日に、NPO法人ビーンズふくしま様、一般社団法人CARNIVAL WORKS様、日本財団ボランティアセンター様との共催により、2025年度ウィンターレスパイトを開催しました。本活動は、ひとり親家庭など様々な背景を持つ家庭の子どもたちに、大学生とのななめの関係を作る交流の機会を提供すると同時に、保護者の方に一時的な休息(レスパイト)の時間を提供することを目的としています。
本年度は、1泊2日の宿泊を伴う活動とし、大学生と継続的に関わる時間を設け、子どもたちが安心して過ごせる関係性を築くとともに、日常とは異なる人とのつながりの中で新たな気づきや学びを得られるよう、学生主体で企画・運営を行いました。
1日目は会津少年自然の家についた後、職員の方からお話を伺い、最初にパフェ作りを行いました。子ども達と学生でペアになり、生クリームやたくさんのフルーツを使いながらオリジナルのパフェを作ることを楽しみました。
パフェを食べた後は、選択制のレクリエーションを行いました。室内ではバドミントンやサッカーを行い、屋外では雪遊びをしました。学生たちも夢中になりながら、充実した時間を過ごすことができました。その後、学生が考えたレクリエーション(そーれで拍手・ボッチャ)を通して、子どもたちと距離をさらに縮めることができました。夕食後は、入浴時間を除き、就寝までカードゲームなどを行い、自由時間を過ごしました。
子どもたちからは、パフェ作りや雪遊びなどのレク等、大学生と交流して遊んだり、話したりすることが楽しかったとの感想が聞かれました。子どもたちは大きな怪我や事故もなく、かけがえのない時間を過ごすことが出来ました。
2日目は、会津自然の家を出発し、会津坂下町中央公民館へ移動しました。公民館では、はじめに「防災○×クイズ」と「未来の防災グッズお絵描き」の2つの防災レクリエーションを行いました。子どもたちは楽しみながら防災について学ぶことができました。
その後、昼食のカレー作りを行いました。調理中は終始和やかな雰囲気で進み、自分たちで作ったカレーを子どもたちは嬉しそうに食べていました。食後には、学生が用意したクレープやパフェなど5種類のデザートが振る舞われ、豊富なデザートに子どもたちは大変喜んでいました。
昼食後は自由時間を過ごし、その後、閉会式を行いました。防災レクリエーションの表彰や、今回のウィンターレスパイトのまとめが行われ、最後に子どもたちから感想や感謝の言葉をいただきました。閉会式終了後、学生たちが見送りを行い、子どもたちは公民館を出発しました。
最後のお別れの際には、学生も子どもたちも名残惜しそうに手を振る姿が見られ、その様子がとても印象的でした。それほど学生と子どもたちの仲が深まり、充実した良い2日間となりました。
2日間の活動を通して、参加した子どもたちや保護者の方々から多くの温かいご意見をいただきました。
今年度は、昨年度までの「外遊びをしたい」という要望を反映し雪遊びを実施したほか、活動自体も宿泊形式へと変更しました。1泊2日で寝食を共にする中で、大学生とお気に入りの趣味の話で盛り上がったり、新しいスポーツに挑戦したりと、宿泊ならではの深い交流が生まれました。子どもたちの「全部楽しかった」という声や、保護者の方々から寄せられた「帰宅後も思い出を楽しそうに話していた」、「親以外の大人に頼ったり見守ってもらったり、楽しい時間を過ごしたりと、とても良い経験をさせていただきました」という声に、私たち学生も大きな喜びを感じています。
一方で、室内での活動においては、場所の都合により子どもたちが思い切り体を動かす遊びが十分にできない時間もあり、空間の使い方は今後の課題となりました。
来年度は、今回いただいた貴重なご意見やご感想を改善に繋げ、これまでの積み重ねを活かして、より良い企画を作っていきたいと思います。
小野ゼミでは、1年間を通して里親子家庭やひとり親家庭など様々な背景をもつ子どもたちを対象にイベントを企画し、フィールド活動を実施することを通して、子どもたちを取り巻く多様な課題や支援のあり方について学んでいます。
今年度も福島県でレスパイトを実施しました。東日本大震災から14年が経過し、災害に対する危機感や知識は徐々に薄れつつあるのが現状です。災害大国と呼ばれる日本において、災害への備えや知識を深めることは非常に重要であると考えます。今回のレスパイトでは、遊びの要素を取り入れながら防災について学ぶ機会を設けることで、子どもたちと学生の双方が、改めて災害に対する意識を高めることが出来たと感じています。
最後に、1年を通して2日間の宿泊イベントを企画・運営する中で、企画力や臨機応変な対応力を培うとともに、ゼミ生同士の絆を深めることが出来ました。子どもたちや保護者の皆様、NPO法人ビーンズふくしま様や一般社団法人CARNIVAL WORKS様、日本財団ボランティアセンター様、子どもの人権連様、福島県教育旅行復興事業事務局様、東洋大学社会貢献センター地域活性化活動支援事業、そして利用させていただいた会津自然の家と会津坂下町中央公民館の皆様のご協力のもと、無事にレスパイトを開催することができました。心より御礼申し上げます。
記事作成:福祉社会デザイン学部社会福祉学科3年
青山華奈・大村理紗・高橋里奈・古澤咲妃・山邊仁美