留学先で修得した単位に関し、本学開講科目の単位として認定を申請できます。単位の認定は、所属学科の教育課程表に照らし、科目の履修内容・条件等が適合した場合は、卒業単位に認定されます。
そのためには、留学前に指導教員等(ゼミ教員含む)と勉学計画について十分話し合いをしておくことが重要です。
ただし、交換・認定留学に伴い卒業時期が遅れる場合や、諸資格取得が困難になる場合もあります。
単位認定の申請に必要な書類
①単位認定願(本学指定書式)
②留学先機関発行の成績証明書
③学年暦 ※1学期(ターム)の授業回数がわかる資料
④修得した科目のシラバス
⑤時間割表
⑥授業で使用した教科書・ノート等、評価基準がわかるもの(成績証明書に記載があれば代用可)
※留学先で単位修得した授業科目の内容や時間数、学修状況をもとに、本学の単位として認定可能な単位数を算出します。
必要書類の過不足や、算出に必要な情報が満たされていない場合は、単位認定ができないことがありますので、ご注意ください。
申請時期
春学期留学は当年度10月~12月、秋学期留学は翌年度4月~6月
ToyoNet-ACE「赤羽台キャンパス 事務課からの連絡板(WELLB・HELSPO全学生)」>アンケートより申請してください。
認定基準
①留学先における修得科目の授業内容及び時間数が本学開講科目の対象科目に相当すること。
②留学先機関の授与した単位数及び授業時間数を考慮して行うこと。
③所属学科の教育課程表にある科目の単位として1年間48単位(半期24単位)以内で認定すること。
④所属学科の認定条件(下記参照)に従い単位認定を行うこと。
⑤留学先機関の合格基準に達した科目のみ申請すること。
⑥単位認定に必要な単位数の目安
※当該大学のクレジットシステムにより、互換方式が適用できない場合には授業時間数により、計算を行うこととする。
※UCTS(UMAP Credit Transfer Scheme)とは、欧州諸国の学生交流事業(ERASMUS)における欧州単位互換制度(ECTS)をモデルにしたもので、1999年よりUMAP事業の下、アジア太平洋諸国間の学生交流を促進するために奨励してきた単位互換のための換算方式である。
認定方法
①個別単位認定
個別単位認定は、留学先機関における修得科目の授業内容及び時間数が本学開講科目の対象科目に相当すると認められた場合、所属学科の教育課程表にある科目として個別に単位認定を行う。
②一括単位認定
一括単位認定は、個別に単位認定が出来ない場合、一括認定として単位認定を行う。成績表・成績証明書の表記は「一括認定○○単位」とする。
③成績評価
単位認定対象科目の評価は「T」として認定し、成績表等に表示する。
履修・認定条件
①原則、諸資格取得に関する科目および、教育職員免許状取得科目の「教職に関する科目」、「教科に関する科目」については認定できません。
②卒業論文・卒業研究の認定については以下の通りです。
社会福祉学科 ⇒認定対象外
子ども支援学科 ⇒個別認定
人間環境デザイン学科 ⇒認定対象外
その他の注意事項
①申請受理後、指導教員・赤羽台事務課で単位認定作業を行い、教育課程委員会および教授会にて承認を経た後、成績発表時に単位認定の結果が通知されます。
申請書類の過不足や、単位算出に必要な情報が満たされていないなどの不備がある場合は、認定ができないことがありますので、ご注意ください。
②必ず事前に教育課程表(履修要覧)を確認した上で、留学先機関での履修科目を決めることが必要です。
卒業に支障が出ることのないように、自分の成績表をよく確認の上、交換留学先での履修科目を決定してください。
例えば、専門の選択必修科目での修得単位数が少ない場合は、本学選択必修科目に類似している科目を見つけて履修することを検討してください。
③留学を行う学期中は、東洋大学で履修登録することは、原則認められません。
ただし、次に定める科目に限り、担当教員の許可を得たうえで、留学中に履修登録・留学先で修得した科目に基づき単位認定がなされる場合があります(※休学留学を除く)。
実技を行うなど授業科目の特性上、留学時の履修登録を認めていないゼミもあるため、留学を検討している学生は、ゼミ配属時に担当教員へ申し出てください。
指導教員との出発前の打ち合わせや、留学中の勉学状況連絡などが必要となります。留学先での勉学状況等により認定されない場合もあります。
社会福祉学科
第1学年:社会福祉学基礎演習Ⅰ、社会福祉学基礎演習Ⅱ
第2学年:なし
第3学年:社会福祉学専門演習Ⅰ、社会福祉学専門演習Ⅱ
第4学年:社会福祉学専門演習Ⅲ、社会福祉学専門演習Ⅳ
子ども支援学科
第1学年:子ども支援学演習Ⅰ
第2学年:子ども支援学演習ⅡA、子ども支援学演習ⅡB
第3学年:子ども支援学演習ⅢA、子ども支援学演習ⅢB
第4学年:子ども支援学演習ⅣA、子ども支援学演習ⅣB
人間環境デザイン学科
第1学年:なし
第2学年:なし
第3学年:なし
第4学年:空間デザイン演習ⅡA、空間デザイン演習ⅡB、生活環境デザイン演習ⅡA、生活環境デザイン演習ⅡB、プロダクトデザイン演習ⅡA、プロダクトデザイン演習ⅡB、卒業研究
上記のプログラムに参加した学生は、所定の手続きにより単位認定を受けることができる可能性があります。
※認定科目、認定単位数は参加したプログラムにより異なります。
申請方法
履修登録期間中ToyoNet-ACEや東洋大学公式アプリにてお知らせします。