2025.08.25|Mon
2025.08.25|Mon
春学期に開講された「子育て支援実践」授業(担当:伊藤・麗麗)では、2年生から4年生までの27名が履修し、平日開催の子育てひろばを2回、土曜日開催のひろばを3回、学生が中心となって企画・運営しました。毎回、多くの親子にご参加いただき、大盛況となりました。各回の子育てひろばには、地域の親子が多数参加し、学生にとっては実践的な学びの場となりました。
学生たちによる子育てひろばの準備から開催の様子、さらに終了後の振り返りを通じて、授業の内容と活動の様子をお伝えします。
この授業では、学生たちは地域の親子と実際にふれあいながら、子どもの保育を体験しました。こうした実践を通して、子育て支援に関する理論と実際の支援活動を結びつけて学ぶことができ、理解をより一層深める貴重な機会となりました。
◆子育てひろばの開催に向けて
履修者全員の空き時間に子育てひろば開催日程を確定させ、全員で子育てひろば開催チラシ・看板作成をしました。また、事前の学びとして学外の子育て支援施設見学を通して、子育て支援とは何か、子育てひろばの役割に関する学びを深め、自分たちの実践に活かせるポイントを各自学んできました。
〜学生が作成したチラシ〜
事前学習〜NPO法人子育てネットくまがや 0・1・2・3さいくまっぺ広場見学~
◆子育てひろば開催
学生たちは、子育てひろばのスペースや遊具の配置し、安全で居心地の良い空間づくりに取り組みました。その中で、環境づくりの重要性を改めて実感することができました。
〜学びをいかした環境整備〜
〜当日のプログラム〜
〜はじめての赤ちゃん抱っこ〜
◆授業の振り返り
学生たちは、事前学習で得た知識や、学外見学での体験、そして子育てひろばの開催を通して得た学びや気づき、課題について、授業内で互いに話し合いながら振り返りを行い、グループ毎に学びをまとめました。
〜振り返り授業の様子〜
最後に、これらの経験は、今後の保育現場における子育て支援に向けた重要な一歩となり、学生たちが将来、保育者として社会に出てからの成長にもつながることでしょう。今後も、地域の多くの子育て家庭を対象に、子育て交流の場づくりに取り組みながら、学生たちと共にその在り方を検討していきたいと考えています。