2025.01.06|Mon
2025.01.06|Mon
2024年11月14日(木)の14:45〜15:45に東洋大学赤羽台キャンパス図書館のグループ学習室にて、アザラシ型ロボットとの交流会を実施しました。最終的に10名の参加があり、想定以上の盛り上がりが感じられました。
冒頭で簡単なレクチャーを実施し、パロについての特徴と「ふれあい体験」にて意識して欲しい情報を伝えました。参加者は、メモを取りながら真剣にレクチャーを聴いていました。
ふれあい体験では、まずはパロの見た目と感触に焦点を当てました。参加者は、始めは遠慮がちに遠目で見て様子を伺っているように見えましたが、触れるよう誘導すると、すぐに積極的に撫でたり抱き抱えたりしていました。「かわいい」や「柔らかい」など、ぽつぽつと小さく感想を呟いていたのが、徐々に他の人との交流に発展したように見えました。
次に、ぬいぐるみとパロを比較しました。大きさや手触りの比較では、自然な会話が見られました。参加者は、他の参加者と気付いたことを共有することで、パロへの理解が深まっている様子でした。
最後に、パロの第8世代(旧型)と第9世代(新型)を比較しました。どちらにも良さがあることが、参加者の会話から伝わってきました。疑問に思ったことを聞くことを通して、交流の輪が生まれたことを実感しました。
パロとの触れ合い体験では、パロの社会的効果を実感しました。見ず知らずの知らない間柄でもすぐに打ち解け、1時間という短い時間で多くのコミュニケーションが生まれ、ふれあいながら交流する時間に比例して部屋全体が和やかな雰囲気になったのは、紛れもなくパロの存在あってこそだと思います。
記事作成:(文章)4年 野口珠里、(写真)4年 沙依文、3年 西本美咲