2024.02.20|Tue

授業科目『多文化共生保育・教育実践 』履修者による子育てひろばの開催 
-子ども支援学科  麗麗(子ども家庭福祉)

 秋学期から、「多文化共生保育・教育実践」集中科目を履修した1・2年生で
子育てひろばの企画・運営をし、3回開催することができました。

この科目では、日本の保育現場における子育て支援の現状と多文化共生保育について知ること、
国籍や文化の違いを尊重しながら子育ての支援をするとはどういうことなのか、
ということに関して自ら考えられるようになることが目標にしました。

ひろば開催にあたって、1年生の皆さんは「ひろばって?」という質問からはじまり、
色々なおもちゃ、多言語の絵本の読み聞かせなどに好奇心をもちながら頑張って取り組みました。
2年生は、保育における環境構成について学んでいるため、
授業で学んだ内容を実践に活かせるように環境構成について悩みながら、
様々な工夫をしていました。学生がポスター作成から配布先や告知方法、保育実習室の環境構成、
当日プログラムなどを自分たちで考え、話し合って作り上げました。

学生が作成したポスター 

みんなでやってみよう!多言語の絵本の読み聞かせ 

環境構成の様子

学生が多言語の絵本の
読み聞かせをしている様子

 ひろば当日、学生が多言語の絵本の読み聞かせや、外国語でのパネルシアターなどが大好評でした。
担当した学生が当日までに何回も練習して、緊張しながら、保護者や子どもたちにその成果を披露ができ、
学生にとっては貴重な機会でした。
また、保護者たちからも「一緒に楽しい時間を過ごせた、珍しいおもちゃがいっぱいあって、参加して良かった」
というご意見をいただきました。

参加された保護者の中にはラインを交換しているママさん、
「初めて親以外の方にだっこしてもらうんですよ」、「写真撮っていいですか」と言いながら、
学生たちにだっこさせてくださって、帰って行かれた方もいらっしゃいました。