2023.11.24Fri

多様性理解の体験学習 カトケンさんと遊ぼう!
-子ども支援学科  嶋﨑 博嗣(幼児健康学、幼児体育)

 11月23日、「保育内容の指導法(健康)」の授業で、
加藤健人氏(ブラインドサッカー元日本代表選手・現埼玉T.Wingsキャプテン;通称 カトケン)を招聘して
多様性理解に関わる体験学習を実施しました。

加藤さんは、ブラインドサッカー選手として活躍すると同時に、
全国の教育現場で視覚遮断体験を通してコミュニケーションの大切さを伝える活動をなさっています。

写真Aは、カトケンさんと同じ動きする課題です。アイマスクをつけず指示する学生と、その指示に従って実行する学生。
相手がわかるように言葉で説明するのは難しい!

写真A 真似っこ体操 

 写真Bは、目隠しをして血液型で集まります。「私、O型~!」「私は、A型だから違うね」など、
自己主張したり、コミュニケーションを取り合いながら、血液型で別れました。

写真B 血液型で集まろう 

 写真Cは、グループメンバーが転がすブラインドサッカー用ボールの音を頼りにしてキャッチをし、
キャッチできたら反対を向いて、メンバーの呼びかける方向にキックします。
中央のアイマスクをしている学生がとりやすいボールの転がし方、
どこにキックするといいのかがはっきりわかる指示の仕方など、和気藹々と楽しみました。

写真C  キャッチ&キック 

 写真Dは、最後に授業の振り返りです。
カトケンさんから「僕は目が見えないのが“普通”ですが、みなさんにとって“普通”って何ですか?」
という問いが投げかけられました。
それに対して、グループで話し合っています。
話をしながら…、「人の数だけ“普通”ってありそう…」。そんな声がちらほら聞こえていました。


写真D  振り返り