2024.04.02Tue

"わんわん読書タイム"を開催しました

2024年3月9日(土)に「わんわん読書タイム」を赤羽台図書館にて開催しました。
公益社団法人日本動物病院協会(JAHA)の獣医師と基準を満たした犬とその飼い主、
川原ゼミと佐藤ゼミの学生を中心としたボランティアと図書館スタッフで行いました。


わんわん読書タイムはR.E.A.D.プログラムというアメリカから始まった活動で、
現在では世界中で取り組まれているものです。
このプログラムは、子どもが犬に対して本を読み聞かせることで読書力の向上を促し、
犬への読み聞かせから成功体験を育むものです。
犬との関わりを通して子どもの成長を促すことが目的とされています。


当日、赤羽台図書館には小中学生、計4名が参加してくれました。
初めに犬とのふれあい方を子どもたちに学んでもらったあと、
1人につき1頭の犬が寄り添い子どもたちが各々選んだ本を
犬に読み聞かせるというものでした。


最初は読み聞かせるのをためらっていた子どももいましたが、
犬と触れ合った後は、徐々に本に向き合っていく姿が印象的でした。
犬たちも、子どもたちの読み聞かせを落ち着いて聞いている様子で、
この体験が子どもたちの自己肯定感の向上にも繋がるのではないかと感じました。
子どものうちから動物と触れ合える貴重な体験に、
私たち学生も立ち会えたことは学びに繋がりました。


記事作成:社会学部社会福祉学科4年生 桐山日向佳


(写真は同学科4年生 古藤田温子、東洋大学広報部)