2024.12.11|Wed
2024.12.11|Wed
11月21日の「保育内容の指導法(健康)」で、ブラインドサッカー元日本代表の加藤健人さんを招き、視覚遮断(アイマスク)を使った体験活動を実施しました。
アイマスクをして、音(拍手・呼びかけ)の方向を目指したり、音の出るボールを受け止めたり、“生まれ月”や“血液型”でグループで集まるなど、声を出し合いながらワイワイ・ニコニコ、楽しく活動を行いました。体験後、学生からは音の質の違い、言葉の出し方やタイミングが認識に関係するという感想が出ていました。
また、2人1組の活動は、加藤さんが示す体操を、目隠しをしていない学生がアイマスクの学生に伝え、同じ動きをするというものでした。学生からは、説明する難しさが語られていました。
体験学習の最後に、加藤さんより「“ふつう”とはどういうことでしょうか?」といった質問が投げかけられました。学生から「平均的な人」「一般的な人」など意見が出る中、加藤さんは「僕は目が見えませんが、“ふつう”ではないでしょうか?」という投げかけに、いろんな考えを巡らせている学生がいるように感じました。
ご講師加藤健人先生によるオリエンテーション
活動の様子
2人でペアになって
拍子の方向へ
音のボールを使って
グループでの活動