2025.11.26|Wed
2025.11.26|Wed
社会学部・福祉社会デザイン学部社会福祉学科の3-4年小野ゼミは、昨年に続き、10月25日に千葉県ふなばし三番瀬海浜公園にて里親子デイキャンプを開催しました。ゼミ生30名、ボランティア学生26名、里親子さん50名(里子さん20名、里親さん30名)、大学職員など3名の総勢109名という大規模なイベントを行いました。里親子デイキャンプは、里親さんへのレスパイト支援を含めた子どもたちとの交流の場にすること、学生が里親制度の現状や、子どもたちとの関わり方について交流を通して学ぶことを目的とした、学生主体の活動です。
社会福祉学科小野ゼミは、特定非営利活動法人 乳幼児家庭養育の会、千葉県里親会の方々と連携し、里親家庭の子どもたちと1日外遊びをしたり、里親の方々がレスパイト(休息)や交流ができる場を設け、座談会などを開催することで参加してくださった皆様が楽しみながらリラックスできる空間づくりを目指して、4月から準備を進めてきました。また昨年度から、事前に里親子の皆様と交流を図る機会を設けるため、乳幼児家庭養育の会からご案内いただいたボランティア活動に参加しました。ボランティア活動を通してデイキャンプ参加予定の子どもたちと関わることで、デイキャンプ当日、子どもたちが緊張することなく楽しむことができました。
当日は、子どもたちにはレクリエーション等を通して学生と交流を図り、里親の方々には里親同士で情報交換できる座談会を開催しました。座談会では普段なかなか聞くことのできない里親の方々の声を聞き、里親制度に関する様々な学びを得ることができました。レクリエーションでは、午前の玉入れ・フラフープリレーのレクリエーションは無事に行うことができました。ですが、午後からは降雨のため、レクリエーションではなく環境学習館の見学を行いました。そこでは、子どもたちだけでなく学生も楽しく遊びを通じて三番瀬や環境について学ぶことができました。今年度のデイキャンプでは、子どもたちにはレクリエーションや学生との交流の時間を、里親の方々には座談会を通じて里親さん同士で交流できる時間を提供できる場となり、学生にとっては実際に里親の方々や子どもたちと交流することで貴重な学びを得る機会になったと感じます。
後日、参加してくださった里親の皆様からは、「学生に里子とたくさん遊んでもらってリフレッシュできた」、「他の地域の里親さんともお話しができて有意義だった」などの声が寄せられました。子どもたちからは「もっといっぱい遊びたかった。大学生たちが優しかった。また行きたい」、「来年も同じお兄さんお姉さんと一緒に遊びたい」などの感想をいただきました。来年度も、皆様のご支援をいただいて今年度以上に盛り上がる里親子デイキャンプが実施できたらと思います。
本活動は、東洋大学社会貢献センターの支援を受けて開催しました。
関係者の皆様には御礼申し上げます。
記事作成:福祉社会デザイン学部 社会福祉学科 3年 秋元大翔