大石良雄復讐覚書

大石良雄復讐覚書

赤穂事件は江戸時代から芝居、仮名手本忠臣蔵を始め現代に至るまで多くの小説や映画に取上げられているが、史実どうだったのか、という意味ではこの古文書は事件当時の情報を集めたものと思われる。

編纂したのは後藤碩田(せきでん 1805-1852)という豊後(大分)の学者であり、600巻に及ぶ碩田叢史を残している。 このタイトルもその中の一つであるが、一般に行われた他の敵討ちと同様に、成功が義挙として見られているのは今も昔も変わっていない様である。

出典:大分県立大分図書館、碩田叢史より