Scratchプログラミング言語

ネコと対話 2

新しい記事はこちらです.

BMIは,身長(m)と体重(kg)をもとに,次式で計算できる.

     BMI=体重÷(身長×身長)

判定には,性別を考慮すべきかもしれないが,今回は考慮せずにプログラミングした.

体重,伸長の値は,調べるの□(変数)と聞いて待つを用いてキーボードから入力する必要がある.

□と聞いて待つの質問で受け取った答え(体重)は変数 a に移しておく.演算の 変数 (a) を答えにするを用いる.

a には初期値 51 (kg) を設定しておいて,質問式で入力例として示した.初期値 51 はキーボードからの入力値で置き換わる.

伸長(m)も1.53 (m) の初期値を設定しておいて,質問の際に例示した.よみこんだ値(答え)は変数bに移す.

c = a ÷ (b*b) は,演算ブロック  (a / ◯) の◯に (b*b) を埋め込んでいるが,緑色の⊂⊃枠内に緑色⊂⊃枠が入っているので分かりにくい.実際の手続きを次図に示した.


変数 d は四捨五入した値である.[dを(cを四捨五入)にする]とする.

判定は BNI値が 25 以内を正常範囲内,それ以外を肥満気味とした.

実行途中の表示

条件式にいろいろなケース(性別,子供の場合など)を取り入れることにより,もっと正確な判定が期待できる.

肥満気味の場合は,ネコも太った姿にした方が説得力がある.

ポッコリお腹に太い手足に変えてみたが,そのように見えるだろうか?

パソコンの標準ソフトで簡単に描けるので,子どもには楽しい授業になるはずである.

母親のBMIを計算して,叱られている子どもの姿が目に浮かぶ.

追加資料