いろいろなしりょうをよみくらべて かだいをせっていできる
1 こんなことはありませんか
あるテーマの中から自分で課題を設定するときに,どのようにすればよいか分からないといった経験はありませんか。そういうときには,テーマに関する資料をよく読んで課題を探しましょう。
2 準備しよう
気になる資料や本など,テーマに関係のありそうな資料を見つけて読んでみましょう。今回の例では,「給食の残食量」について,6年3組と全校のデータをくらべて,「同じところやちがうところはどこか」を考えます。
3 やってみよう
同じところやちがうところに注目して,課題を設定してみましょう。疑問や見通しを持ったり,仮説を立てたりしながら,自分の課題について考えてみましょう。
ポイント
1 参考にした資料や本,ウェブサイトを明らかにする
参考にした資料や本を記録しておくと,ふり返ったり,確認したりするときに役立ちます。ウェブサイトを参考にした場合も,URLやウェブサイトの名前などを記録しておきましょう。
2 大テーマや分野が設定されることもあります
教科で行う場合には,「かんきょうについて」「生き物について」「〇〇〇の中から」など,先生から大テーマが設定されることもあります。そのときは,自分なりの課題を設定することになります。(大テーマから考えるへ)
3 グループで取り組む 🤝
グループで課題を設定することがあると思います。その場合も,手順は同じです。タブレットを使って意見交流したり,思考ツールなどに書きこんだりすると考えが整理しやすくなります。
4 友達と一緒に編集 🤝
Google Workspaceの他のアプリと同様に,スプレッドシートやJamboardでも共同編集を行うことができます。画面右上の「共有」ボタンを選び,「ユーザーやグループを追加」したり,「リンクをコピー」したりして,友達と話し合いながら同時に編集することができます。
1 支援しましょう
今回は表でしたが,写真やグラフ,絵や文章など様々な資料があります。例えば,社会科では,「江戸時代と明治時代の2枚の絵」から生活や文化の違いに気付き,そこから課題を設定することもできます。児童生徒が資料を自分で探せないときは積極的に支援しましょう。
2 課題設定のためのツール
今回示したものはあくまで一例で,取り組みやすい方法は児童生徒によって多様です。本サイトには考えるための思考ツールが掲載されていますので,そちらも参考にしてみるようお声掛けください。(思考ツールへ)
3 レファレンスサービスの活用
図書館には,「レファレンスサービス」があります。調査に必要な資料を探したり,資料の探し方を教えてくれます。事前にメールや電話で問い合わせをしておくようにしましょう。また,学校の図書室でも,司書の先生に聞くと貴重な情報を教えてもらえます。