ベン図
おなじてんやちがうてんをくらべて かんがえることができる
同じ点やちがう点をくらべて考えることができる
1 くらべたいことを決める
「リンゴとミカン」「野菜とくだもの」など,くらべることを決めます。2つの丸の外側に,くらべたいことを記入します。
2 同じ点(共通点)とちがう点(相違点)を考える
「リンゴとミカン」であれば,リンゴにだけ言えることは左側に,ミカンにだけ言えることは右側に記入します。リンゴとミカンの両方に言えることは,2つの丸の重なっているところに記入します。
3 気付いたことを考える
リンゴとミカンの同じ点・ちがう点から気付いたこと,疑問に思ったことを考えます。「なぜか,どうしてなのか」という視点で,同じ点やちがう点を見て,くらべて考えましょう。
コピーして使えるよ(Jamboard)
ベン図を使って,同じ点やちがう点をくらべながら課題を考えてみましょう。
ポイント
1 くらべる視点をもつ
くらべるときに,形や色などの視点を持つと,くらべやすいです。いろいろな視点で考えてみましょう。
2 にている点(類似点)で考える
2つのことをくらべるときに,共通点だけでなく,にている点(類似点)について考えることもできます。「リンゴとミカン」のにている点を考え,表すこともできます。
3 3つをくらべる
2つのことのくらべるだけでなく,3つをくらべるベン図の書き方もあります。3つの同じ点(共通点)を見つけたり,ちがいを見つけたりすると,新しい気付きがあるかもしれません。
4 友達と一緒に編集 🤝
Google Workspaceの他のアプリと同様に,Jamboardでも共同編集を行うことができます。画面右上の「共有」ボタンを選び,「ユーザーやグループを追加」したり,「リンクをコピー」したりして,友達と一緒に,話し合いながら同時に編集することができます。
先生向けコーナー
1 ベン図について
ベン図は,「比較する」ことを支援するツールです。複数の対象を比べ,共通点や相違点を明らかにし,考えを導き出します。関係のなさそうなものを比べることで,思いがけない共通点を見付けることができます。
2 タブレット端末上でのベン図について
普段活用しているデジタル教材によっては,アプリの中にテンプレートが入っていて,すぐに使える場合もあります。一から作成せずに,思考ツールを活用することができます。
3 テンプレートについて
Google Jamboard用のテンプレートがあります。ご活用ください。