もくてきにあったほうほうをしると かんさつやきろくができる
目的に合った方法を知ると,観察や記録ができる
1 こんなことはありませんか
観察や実験をしたときに,記録の方法や仕方が分からないことはありませんか。実験や観察の内容によって,記録の方法や仕方を使い分けましょう。
2 準備しよう
観察や実験を行う前に,めあてや目的を確認し,予想を立てます。観察や実験の内容によって,準備するものは変わります。文章,表,絵,写真,録音,動画など,観察内容に合わせて必要な機器などを準備しましょう。
3 やってみよう
実際に記録を行います。整理・分析する時に観察や実験をふり返るためにも,自分の予想と観察や実験の結果について,同じところやちがうところに注目しながら記録しましょう。
ポイント
1 使い分けましょう
たくさんある方法から一つにしぼる必要はありません。
それぞれを組み合わせ,分かりやすいまとめとなるように工夫しましょう。
動画で記録する
〇 動きや変化が分かりやすい実験
〇 考察するために,後で見返したい
〇 発表の資料として使いたい
写真で記録する(リンク:カメラ・写真の使い方ページへ)
〇 長期間にわたって,成長や変化の様子を記録したい
〇 まとめや発表の資料として使いたい
音声で記録する
〇 動物の鳴き声,何かが動くときの音など,特ちょうのある音を記録したい
ノートに記録する
〇 文章で様子を記録したい
〇 調べた結果や数を記録し,それを表やグラフに表す
2 観察・実験以外のことも記録しましょう
記録した日や時間,天気,温度,記録した人などの情報も記録しましょう。実験や観察を始める前に記入し,まとめる時に活用できるようにしましょう。
3 友達と一緒に記録 🤝
Google Workspaceのドライブを活用すると,友達と一緒に,記録を共有して残すことができます。 くわしい使い方は,ドライブのページを参考にしましょう。
1 機器トラブルを防ぐ
ICT機器を使う場合,本来の実験や観察に関係のない音や映像が記録されてしまったり,逆に何も記録できていなかったりすることがあります。使用する機器の電池残量や実験・観察場所の確認等,準備をしっかりしておきましょう。その際は,なるべく本番と同じ環境で準備をすることが大切です。
2 参考資料
宮城県総合教育センター令和3年度長期研修専門研究情報教育グループが開発した,情報モラル育成パッケージ「♯60秒情報モラル」の動画教材
B02 撮影すればメモいらず B03 便利な位置情報 B04 カメラで撮影しよう