きになるぎもんをみつけると かだいをせっていできる
1 こんなことはありませんか
教科書や資料,本などを読んでも,関心がわかない,調べたいことが見つからない。そんなときは,疑問を見つけたり,なぜそうなるのかを考えたりして,調べてみましょう。
2 準備しよう
ニュースを見て疑問に思ったこと,身のまわりの話題や流行していること,地いきのことなどを,ふり返ってみましょう。
3 やってみよう
気になっていることに,「なぜ」を付けてみましょう。疑問を課題にすることができます。疑問から,「自分はこう思う」という自分なりの考えを持って調べると,より課題がはっきりします。
ポイント
1 身近な疑問から考えよう
「疑問が出ない」というときには,身近なことから考えてみましょう。例えば,「つめはどうしてのびるのか」「どうして,1日は24時間なのか」など,身のまわりに目を向けることから始めてみましょう。
2 大テーマや分野が設定されることもあります
教科で行う場合には,「かんきょうについて」「生き物について」「〇〇〇の中から」など,先生からテーマが指定されることもあります。そのときは,そのテーマについて自分なりの課題を設定することになります。(大テーマから考えるへ)
3 グループで取り組もう 🤝
一人ではなかなか進められない場合は,グループで考えてみましょう。話し合うことで,意見のちがいから疑問が生まれることがあります。疑問を作ることができたら,手順は同じです。タブレットを使って意見交流したり,思考ツールなどに書きこんだりすると考えが整理しやすくなります。
4 友達と一緒に編集 🤝
Google Workspaceの他のアプリと同様に,Jamboardでも共同編集を行うことができます。画面右上の「共有」ボタンを選び,「ユーザーやグループを追加」したり,「リンクをコピー」したりして,友達と一緒に話し合いながら編集することができます。
1 支援しましょう
なかなか進まない児童生徒には,ある程度の分野に絞ってあげたり,進度の速い児童生徒と一緒に取り組ませたりすると気付きが生まれ,取組が進展することがあります。児童生徒が自分自身で課題設定をする活動は,時間がかかります。先生の意図的な働き掛けを行いながら見守りましょう。
2 課題設定のためのツール
今回示したものはあくまで一例で,取り組みやすい方法は児童生徒によって多様です。本サイトには考えるための思考ツールが掲載されていますので,そちらも参考にしてみるように声掛けしてみてください。(思考ツールへ)
3 レファレンスサービスの活用
図書館には,「レファレンスサービス」があります。調査に必要な資料を探したり,資料の探し方を教えてくれます。事前にメールや電話で問い合わせをしておくようにしましょう。また,学校の図書室でも,司書の先生に聞くと貴重な情報を教えてもらえます。