1 こんなことはありませんか
実験や観察記録の結果を,数字だけではなく,分かりやすく表したい。そんなときは,グラフにすると見やすく表すことができます。
2 準備しよう
実験や観察記録のデータを準備し,グラフでどのように表すかを考えます。グラフにはいろいろな種類がありますので,内容によって使い分けるようにしましょう。数字は必ず半角で入力します。
3 やってみよう
Google Workspaceの「スプレッドシート」を使ってグラフを作ってみましょう。数字で表されていたデータが,とても見やすくなります。くわしいグラフの作り方については,こちらのページ(スプレッドシート)を見てください。
ポイント
1 目的に合ったグラフ作成
目的によって,それぞれに合うグラフが変わります。例えば,円グラフは全体に対する割合を見る,棒グラフはそれぞれの項目を比べる,折れ線グラフは変わり方の様子を見るなどです。目的によって使い分けましょう。「グラフエディタ」の「グラフの種類」から何度でも変えることができますので,どれが合っているか試してみましょう。
2 グラフエディタの活用
「グラフエディタ」ではグラフの種類だけではなく,色やタイトルを変える,いくつかのグラフを重ねるなど,自分なりの工夫ができます。グラフ上でタイトルやめもりをクリックして編集もできます。目的に合わせて見やすいグラフを作りましょう。
3 作ったグラフは他のアプリにも
作ったグラフをクリックすると,右上に「3点リーダ(︙)」 が表れます。それをクリックすると,「グラフをコピーする」という項目があります。GoogleドキュメントやGoogleスライドなど,その他のアプリにはり付けると,発表などで活用することができます。
4 友達と一緒に編集 🤝
Google Workspaceの他のアプリと同様に,Googleスプレッドシートでも共同編集を行うことができます。画面右上の「共有」ボタンを選び,「ユーザーやグループを追加」したり,「リンクをコピー」したりして,友達と一緒に,話し合いながら同時に編集することができます。
1 デジタルでのグラフ作りについて
グラフにすることで表では見えにくかったデータの特徴などを視覚的に捉えることができます。アンケートの結果や陸上競技のタイム測定など,ICTを活用することで,効果的に提示することが可能です。様々な種類のグラフがありますが,児童生徒は,使ってみなければ分からないことも多いと思います。慣れるまで時間が掛かることも予想されますが,児童生徒に試行錯誤させ,納得できるものを作成させましょう。
2 スプレッドシートの基本機能について
スプレッドシートの機能を使うことで,活用の幅が広がります。使用に慣れてきたらいろいろチャレンジさせてみましょう。下の参考動画もご覧ください。
3 参考動画
宮城県総合教育センタ―情報教育チャンネル MナビTV
「Google Workspaceを使ってみよう」 スプレッドシート基本操作編