プラスとマイナスのしてんで かんがえることができる
1 PとMについて記入する
テーマについて,「P(プラス,良い点)」と「M(マイナス,問題点)」を考え,記入します。PからでもMからでも思いついたことから記入します。PやMの内容は,人によってちがうので,正しい答えはありません。今回は「自分たちのクラス」をテーマにした例を考えてみましょう。
2 Iについて記入する
「I(インタレスト,気になる点)」には,PやMには分けにくいことなどを記入します。例えば,「言葉づかい」を問題点と考える人もいるかもしれませんが,人によっては問題点としてとらえず,気になる点としてIに記入する人もいるかもしれません。
3 気付いたことを考える
P,M,Iを記入したら,テーマについて,気付いたことやもっと深めたいことなどを考えます。「良い点をもっとふやすには」「気になっている点の『言葉づかい』についてもっと話し合おう」など,PMIの視点から考えましょう。
ポイント
1 「I(インタレスト,気になる点)」のテーマは様々
このPMIチャートは,Iに何を記入するかがとても重要になります。
・どんなことを知りたいか。
・どんな工夫ができそうか。
・おかしいなと思ったところは何か。
など,Iに記入することは様々です。
2 友達と一緒に編集 🤝
Google Workspaceの他のアプリと同様に,Jamboardでも共同編集を行うことができます。画面右上の「共有」ボタンを選び,「ユーザーやグループを追加」したり,「リンクをコピー」したりして,友達と一緒に,話し合いながら同時に編集することができます。
1 PMIチャートについて
P,M,Iに分けることで多面的にテーマを見ることができる思考ツールです。「I(インタレスト,気になる点)」は,課題や教科によって記入する内容が異なります。課題や教科のねらいに合わせて,児童生徒に指示をすることも考えられます。
2 タブレット端末上でのPMIチャートについて
普段活用しているデジタル教材によっては,アプリの中にテンプレートが入っていて,すぐに使える場合もあります。一から作成せずに,思考ツールを活用することができます。
3 テンプレートについて
Google Jamboard用のテンプレートがあります。ご活用ください。