本で調べる
本で調べる
としょしつやとしょかんで じぶんのしりたいことをしらべることができる
1 こんなことはありませんか
課題について本で調べようと思ったとき,本を探せなかったり,どうやって調べればよいか分からなかったりしたことはありませんか。そんなときは探し方を工夫してみましょう。
2 準備しよう
本にはってあるシールを見てみましょう。1番上に書いてある数字はNDC記号といいます。100の位を見て,その番号から,課題に関係のある番号を探しましょう。もっとくわしく知りたい人は「NDC」をインターネットなどで調べてみましょう。
3 やってみよう
本を読むときは,「もくじ」や「さくいん」を使いましょう。「もくじ」はどんな内容がどんな順番で書かれているか,「さくいん」はどんな言葉が何ページにのっているかを表しています。もくじは本の最初に,さくいんは本の最後にあることが多いです。
ポイント
1 教科書や資料集でも調べられる
教科書や資料集は,みなさんの年れいに合わせて,とても分かりやすく書かれている本です。まずは教科書を「もくじ」や「さくいん」を使ってじっくり読んでみることも大切です。
2 本の最後に注目
本の一番最後には,「作者」や「本が書かれた年」などがのっています。そこの部分を奥付(おくづけ)といいます。調べたことをそのまま自分の発表で使うとき(引用)や参考にしたときは,作者や本の名前も必ず伝えましょう。調べた本の一覧表(参考文献リスト)を作っておくと便利です。
3 市町村の図書館に行ってみよう 🤝
みなさんが住んでいる市町村にも図書館があると思います。学校の図書室よりも,もっとたくさんの本があります。本を無料で借りることができるので,たくさん利用しましょう。
4 知りたかったことを短くメモしよう
本に書いてあることを全部書き写すと,時間がかかります。筆者の言いたいことをかんたんにまとめてメモしましょう。
1 日本十進分類法(NDC)について
図書室に日本十進分類法(NDC)の一覧表を掲示している学校もあると思います。児童生徒の実態に応じて使わせていくことで,自ら目的に合った書籍を探せるように指導しましょう。
2 著作権について
児童生徒は著作権に関する知識が十分ではありません。情報を収集する学習活動を行う前には,著作権の指導を行うことも重要です。
宮城県総合教育センター令和3年度長期研修専門研究情報教育グループが開発した,情報モラル育成パッケージ「#60秒情報モラル」の参考動画(YouTube) B02 撮影すればメモいらず