2つのテーマをじくとして せいりしてかんがえることができる
2つのテーマを軸として,整理して考えることができる
1 座標のテーマを決める
課題について,関係のあるテーマを決めます。「一人でできる←→グループでできる」「すぐにできる←→準備に時間がかかる」などのように,それぞれ関係のあるテーマを2つ決めます。
2 座標に記入する
例えば,「まちをきれいにするためにできること」が課題であれば,「一人でできて,すぐにできること」「一人でもグループでもできること」というように,考え付くものから記入します。記入する位置を考えましょう。
3 気付いたことを考える
書いたことをもとに内容を整理することで,気付いたこと,もっと調べてみたいことなどを考えます。「残りの期間でできそうなことは何か」「一人で解決できる問題なのかな」など,ふせんがはられている場所から考えましょう。
ポイント
1 座標軸のテーマは様々
「できること←→できないこと」「1年生←→6年生」など,座標軸は様々なテーマを設定することができます。関係のないテーマでも,考えることに役立つ場合は座標軸を活用できますが,グループで使う場合には,みんなが分かるようなテーマを設定しましょう。また,テーマを上下の軸,左右の軸のどちらにするかまようかもしれませんが,「考えやすい」「意見が出しやすい」という視点でテーマと軸を決めましょう。
2 意見の位置で考える 🤝
座標軸は,意見の位置がとても大切です。意見の位置が決めにくい場合には,友達に聞いたり,グループで話合いをしたりしながら位置を決めましょう。その活動を通して,考えがまとまることがあります。
3 友達と一緒に編集 🤝
Google Workspaceの他のアプリと同様に,Jamboardでも共同編集を行うことができます。画面右上の「共有」ボタンを選び,「ユーザーやグループを追加」したり,「リンクをコピー」したりして,友達と一緒に,話し合いながら同時に編集することができます。
1 座標軸について
ポイントで述べたように,位置関係を見ることを通して考えを整理する思考ツールです。基本的には複数の児童生徒が,全員の意見を軸に沿って表します。意見の位置によるバランス等を通して,課題や考えを焦点化することができます。
2 タブレット端末上での座標軸について
普段活用しているデジタル教材によっては,アプリの中にテンプレートが入っていて,すぐに使える場合もあります。矢印を一から作成せずに,思考ツールを活用することができます。
3 テンプレートについて
Google Jamboard用のテンプレートがあります。ご活用ください。