オオヤマフスマ（大山衾）

ナデシコ科　ノミノツヅリ属   

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　笹原の中から花だけが覗いているので同定しにくいが、花の形からオオヤマフスマと推定した。オオヤマフスマは広島県東部では道後山で見られる。

イブキトラノオ（伊吹虎の尾）

タデ科　イブキトラノオ属

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　花期は7～8月。今は目に付く個体は少なく、点々と散らばるように咲いている。花の盛期はこれからのよう。

　濃霧の中。ニッコウキスゲは、登山道（遊歩道）のどこにでもあるのではないと納得。しかし、花も少なく笹原の中を歩いているだけで、ちょっと気分は落ち込む。

　少し明るくなったと喜ぶ。濃霧が切れたというより、夜が明けた感じ。午前7時38分。遠方はまだまだ見通せない。

カラマツ（唐松　落葉松）

マツ科　カラマツ属

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　樹高は20～30mになるものだが、標高が高い場所では矮小な樹形となる。当地でも2～４、5mのものが点在している。

コバイケイソウ（小梅蕙草 ）

シュロソウ科　シュロソウ属

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　花期は6～8月とされるが、当地では6月初～中頃が盛期とされている。写真は花後。

ネバリノギラン（粘芒蘭 ）

キンコウカ科　ソクシンラン属

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　花茎に総状花序を付けやや多数の花を付ける。花には披針形の苞と短い花柄がある。花被は黄緑色で長さ6～8㎜の壺型になり、下部は合着し先端は6裂するが、確認することは難しい。

ヒカゲノカズラ（日陰鬘 ）

ヒカゲノカズラ科　ヒカゲノカズラ属    

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　シダ植物。夏に胞子を付ける（写真）。まず茎の所々から垂直に立ち上がる枝を出す。この茎は緑色で、表面には鱗片状になった葉が密着する。茎は高さ5～15㎝、先端近くで数回分枝し、その先端に胞子のう穂を付ける。 

　ここから八島ヶ原湿原方向に10分ほど歩いたが、濃霧はひどく花もないので憂鬱な気分に襲われる。と、その方向から来た人に様子を聞くと、「濃霧はいっそう濃く、視界数十ｍ。危険。花もなし。」と言われたので断念する。　8時02分　8時25分

小休憩をする気にもならなくて、そのまま山頂分岐にたどり着く。

8時31分。

　「これがシロツメクサか？」というのが最初の印象。全国各地に帰化し自生するが。➀ふつう平地から丘陵地の日当たりのよい野原や道端、畑の縁などで見られもので、② 頭状花序が小さく、③蝶形花の数があまりにも少なくて貧弱に感じることから、同定しにくい。しかし、④小葉は心形～は円形であり、➄上面に白っぽい斑紋があることから「シロツメクサだろう」と推定した。ヨーロッパ原産の帰化植物で、本来ならこんな所にまで進出しない方がいいように思える。

ハクサンフウロ（白山風露）

フウロソウ科　フウロソウ属    

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　東北～中部地方（伊吹山まで）に分布。高山の雪渓周辺の草地に生える。高さは30～80㎝。花期は7～8月。花は淡紅色だが、濃淡に差がある。花弁は5枚。 

ウマノアシガタ（馬の足形）

キンポウゲ科　キンポウゲ属   

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　全国に分布。ふつう日当たりの良い山野などに生える。草丈30～70㎝（高山のものは小型）。葉は根生葉が長い柄のある掌状に3～5裂した単葉で、葉身は円心形。花期は初夏。茎の上部の枝先に、花弁に光沢のある黄色い花をたくさん咲かせる。

イブキトラノオ　Ⅱ

セリ科　Ⅱ

　イブキボウフウに似るが同定出来ないもの。

タカトウダイ（高燈台）

トウダイグサ科　トウダイグサ属    

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　茎は立ち上がって高さ70㎝。茎の上部で枝分かれする。花期は6～8月。枝先の花は１つの花のように見えるが、１つの雌花といくつかの雄花からなっている。葉は細長く、長さ5～6㎝。

ハナイカリ（花錨）

リンドウ科　ハナイカリ属   

未設定

　茎は直立して高さは20～60㎝。花期は8～9月（写真は蕾のもの。以前の08.21-2022に掲載）。茎の先端および葉腋に集散花序を出す。

カラマツ　Ⅱ

バラ科　キイチゴ属

　平地で見るクマイチゴに似るが、同定出来ない。

ハナニガナ（花苦菜）

キク科　ニガナ属   

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　全国に分布。茎の高さは40～70㎝で、茎葉は茎を抱く。茎の上部で枝分かれし、多数の頭花を付ける。花期は5〜7月。頭花は舌状花だけで、ニガナの小花が5個であるのに対し、7～11個ほどある。シロバナニガナの花が黄色のものをいう。 

ヨツバヒヨドリ（四葉鵯）

キク科　ヒヨドリバナ属

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　低地～亜高山帯の草地や林縁などに生える。茎の高さは1～2m。花期は7～9月。茎頂の散房状花序に淡紅紫色または白色の頭花を密に付ける。頭花は5～6個の両性の筒状花からなり、花冠の先は浅く５裂する。雌しべ(花柱)は花冠の外側に飛び出し、先は２裂する。葉は3～4個が輪生し、長楕円形で柄がなく、鋭い鋸歯がある。