8時07分　南登山口駐車場着

8時20分　登山開始

オオバギボウシ（大葉擬宝珠）

キジカクシ科　ギボウシ属　

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　山裾の草地の中に点々とあるものは、どれも小型で花の盛期も過ぎたものが多い。

ウツボグサ（靫草）

シソ科　ウツボグサ属　

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　花期は6～8月。3～8㎝の花穂に付けた花を下から順次咲かせる。当地点では進行が進んでいる。

ツリガネニンジン（釣鐘人参）

キキョウ科　ツリガネニンジン属　

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　同属で酷似のサイヨウシャジンがあって、中間的なものもあり、同地のものをそちらとする報告も多い。なお、花期は8～10月で、開花しているものは、見た範囲でこの株だけだった。

サルトリイバラ（猿捕り茨）

サルトリイバラ科　シオデ属　

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　全国に分布する。 山野や丘陵の林縁や林内などに自生し、日が当たりや水はけのよい場所を好む。近隣では柏餅の皮としてふつうに使われる。自身、ボテノハといって山に採りに行っていた記憶がある。

ウツボグサ　Ⅱ

ササユリ（笹百合）

ユリ科　ユリ属　

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　花期は5月～7月。淡紅色の花を咲かせる。稀に純白のものがあるとされるが、当地ではかなり多い。花被片の長さは10～15㎝で漏斗状に反り返る。葉や茎が笹に似ている。

9時41分頃

ヤマツツジ（山躑躅）

ツツジ科　ツツジ属　

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この株を含め数株だけが近くで咲き残っていた。

10時03分　山頂まで0.3㎞

10時38分　林間道経由南登山口方向へ下山

　しばらく草原や林縁を歩く。ここからは全行程下りの楽々コース。心臓の負担、バクバクはなし。しかし、膝痛、腰痛、筋肉痛に注意の、さらなるゆっくり下山。のんびり花行動。

　この時間、ユウスゲが全開。「♪♪ユウスゲは夜に咲く花、・・・♪♪」というイメージもなくなりそう。でも、これだけたくさんのユウスゲを見たのは初めてだったので嬉しい。

ママコナの仲間

ハマウツボ科　ママコナ属

　深入山には、ママコナ、ツシマママコナ、ミヤジマママコナの三種があるとされている。写真のものはまだ成熟してない状態で、同定のポイントになる苞の辺りも撮影されていないので同定出来ない。8月に観察の機会があったら落ち着いて撮影したい。

オオバヤシャブシ（大葉夜叉五倍子）

カバノキ科　ハンノキ属

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　福島～和歌山県までの太平洋岸が分布域だが、砂防用や緑化用に種子がまかれたりしたため、近年分布域を拡大し近隣でも見られる。酷似のヤシャブシがあり、区別が難しい。写真はそのつもりで撮っていないので、自信度【★☆☆☆☆】くらい。

リョウブ（令法）

リョウブ科　リョウブ属　

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　樹高は3～7m。➀樹皮は表面が縦長な形に剥げ落ちて、その後茶褐色で滑らかになり「サルスベリ」の木に似る。➁葉は長さ10cmの倒卵形～楕円形、縁には細かい鋸歯がある。表面にはつやがなく、無毛または微毛を生じる。➂枝先にらせん状に付くが、枝先にまとまる傾向が強い。花期は6～8月。当地点では開花前の蕾の状態。

ヤマハゼ（山櫨）

ウルシ科　ウルシ属　

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　ウルシ科もどれもよく似ていて出会うと躊躇するが、「小葉が卵状長楕円形で全縁、先がやや長く尖る」ことでヤマハゼと同定出来る。花期は5～6月。雌雄別株で、黄緑色の小さな花を円錐状に多数付ける。雌花序より雄花序のほうが花の数が多いことで区別できる。

コバノガマズミ（小葉の蒲染）

ガマズミ科　ガマズミ属

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　果実は核果。長さ5〜7㎜の卵球形で、9〜11月に暗赤色に熟す。核は長さ5〜7㎜。花期は4〜5月。

ヤマウルシ（山漆）

ウルシ科　ウルシ属　

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　葉は7～15の小葉からなる羽状複葉で、全体の長さは25～40㎝。両面に毛が多く、さわるとビロード感覚がある。よく似ているヤマハゼと比べると、小葉の形は丸くて数が多く、小葉の側脈の数が少ない点で区別できる。

クサレダマ（草連玉）

サクラソウ科　オカトラノオ属　

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　名はマメ科のレダマに似て草本であることによる。ふつう山地の水質地（鯉が窪等）に多い印象で、ここで出会うとは思わなかった。花期は7～8月。茎の先端または葉腋に円錐花序を付け、多数の花を付ける。

ヒヨドリバナ（鵯花）

キク科　ヒヨドリバナ属　

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　日本各地の林道脇、草原や渓流沿い等の日当たりの良い場所に自生するが、葉等形状の変異も大きく、また夏秋の季節や生育地を分けながらも酷似する品種が多くてなかなか同定は難しい。

コアジサイ（小紫陽花）

アジサイ科　アジサイ属　

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　前月（6/16）に来た頃が花の盛期だったので、その花色を楽しむことが出来だが、今は結実している。

ヨツバヒヨドリ（四葉鵯）

キク科　ヒヨドリバナ属

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　同属のヒヨドリバナと花の形はよく似ていて、葉は名の通り4枚の葉が輪生するが、 3枚だったり5枚だったりすることも多い。 葉の形は細長い楕円形である。

ノアザミ（白花品種）

　まれにあるとされるが、自身の出会った記憶では2回目のように思う。純白なのがとてもいい。

オオバギボウシ