島根県出雲市
立久恵峡と反辺イズモコバイモ自生地
野山の植物観察会2025.03.13
個人花行動2025.03.21
立久恵峡と反辺イズモコバイモ自生地
(自然観察指導員・森林セラピーガイド等)
イワヒバ科 イワヒバ属
未
雄花の花序
ガリア科 アオキ属
アオキ科 → ガリア科
花期は3~5月。雌雄異株。花房が大きいものが雄株、小さいものが雌株である。花は褐色を帯びた紫色で、枝先の円錐花序に穂のように小花を多数付ける。雄花の花序は長さ8~20㎝、雌花の花序は長さ2~5㎝で、赤褐色の4弁花が咲く。雄花は淡黄色の葯をもつ4個の雄しべがあり、雌花は緑色の花柱が1個ある。秋、雌株に楕円形の小指大ほどの果実が赤く熟し、12月~翌年5月頃まで付いている。果実は核果で、15~20㎜の楕円形である。
ユキノシタ科 ユキノシタ属
山地の林内。湿って苔むしているような岩場や崖等に自生する。葉は常緑で一年中青々とし、葉脈に沿って白い模様が入る。株元から赤い走出枝(匍匐枝)を出し、その先に子株をつくりながら増える。花期は5~6月。株の中心から高さ20~50㎝の茎を立ち上げ、多数の白い花を咲かせる。花びらは5枚で、上3枚が小さく模様があり、下2枚が大きい。
ウコギ科 キヅタ属
常緑の蔓性木本。茎から多数の不定根という細かいブラシのようなヒゲ根を出して、他の樹木や岩、石垣等を這う。葉は厚く革質で、長さ1.5~5㎝の(ずいぶん長い)葉柄をもって茎に互生する。葉の形は、若枝のものは卵円形又は菱形状卵形で葉先が3~5裂するが、古い枝の葉は菱形状卵形又は卵状披針形で先が尖り葉先は裂けない。葉身は長さ3~7㎝。花期は10~11月。茎の先に1~数個の散状花序を出して、小花を多数付ける。花は5弁花で黄緑色、花弁の長さは3㎜で、雄しべは5本付く。果期は翌年の4月頃。黒く熟した径6~7㎜の球形をした果実を付ける。
茎は細くて長く、樹木や岩上など着生し這い回り、まばらに葉を付ける。葉は栄養葉と胞子葉がある。栄養葉は着生生活に適応して水分を多く蓄えており、肉厚で丸い。長さは1~2㎝。葉柄は数㎜で細い。胞子葉は長さ6㎝程のへら型で栄養葉より細くてより長い。裏面の主脈の左右の先端側に一面に付く胞子のう群は見ておきたいといつも思う。シダ植物である。
スミレ科 スミレ属
未
シソ科 オドリコソウ属
ベンケイソウ科 マンネングサ属
今回撮影したのは、開花していた数個のうちこの2枚だけ。花期は2月末~4月上旬。しかし、分布域や生育地の環境によって異なり、またその年々の気候に大きく左右されるので、情報をよくよく確かめてから行動した方がいいようです。
2025.03.21
2025.03.21
移動 昼食
今日(2025.03.13)一番のお目当てはイズモコバイモだったのですが、遅い春の影響で開花しているものは数個だけだったので、とても残念でした。
202503.21
2025.03.21