ヤマボウシ（山法師　山帽子）

ミズキ科　ミズキ属

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イタドリ（虎杖）

タデ科　ソバカズラ属   

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直接、梓川左岸（川下に向かって左の岸）に出る。

川の上流に河童橋が小さく見える。

連なる穂高の山々は霧（ガス）に覆われて見えない。

川音をかすかに聞きながら、ゆっくり歩く。

登山者達にどんどん追い越される。

ヤマハハコ（山母子）

キク科　ヤマハハコ属   

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　茎の高さは30～70㎝。雌雄異株。花期は8～9月。茎の上部に白（淡黄）色の頭花を散房状に付ける。白いカサカサした花びら状のものは総苞片。

タニソバ　ヤマミゾソバ

　登山道が木道になっているやや湿った場所の一画に小群生していた。「花が小さいのでミゾソバではないだろうな。」と思いながら調べてみたら、タニソバ、ヤマミゾソバ（どちらもタデ科イヌタデ属）にたどり着いたが、どちらも花の付き方、葉の形等が似ていて同定出来ない。写真も悪すぎる。

　写真館で使うような写真機（写真左下）を備えて待機している方がいたので「何を撮るんですか」と尋ねてみた。

と「この先にガス（霧）が流れてきたら、その幻想的な風景を撮るんです。」と言われた。その待つという気持ちがすごいと思った。

アブラガヤ（油萱）

カヤツリグサ科　アブラガヤ属   

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　全国に分布し、日本固有種。低地から山地にかけての湿地に生育し、ごく普通に見られる。

アズマヤマアザミ（東山薊）

キク科　アザミ属

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　草丈は0.7～2m。側枝はあまり伸びない。葉は25～50㎝の楕円～長楕円形で羽状に浅～深裂する。頭花は総状に多数付く。

ガマズミ（莢蒾 ）

レンプクソウ科　ガマズミ属   

スイカズラ科　→　レンプクソウ科

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　花期は5～6月。果期は9～10月。核果で径6㎜の球形。赤く熟して美しい。食用にされたり、果実酒に利用される。

コミネカエデ（小峰楓）

ムクロジ科　カエデ属

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　葉は対生し、径が5～8㎝で掌状に5裂する。よく似たミネカエデがあるが、本種は上部の3裂片が特に大きく、裂片が尾状に伸びて、縁には重鋸歯があることで見分けられる。 

沢音を聞くのが好きで、立ち止まり聞き入ってしまう。

サラシナショウマ（晒菜升麻 ）

キンポウゲ科　サラシナショウマ属    

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　背丈は40～150㎝。花期は8～10月で、総状花序に多数の白い小花が咲く。花穂の長さは20～30㎝。花が少なくなるこの時期に存在感バッチリ。なぜか、ほっとして見てしまう。

ハンゴンソウ（反魂草）

キク科　キオン属

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　花期は7～9月。茎の頂部に径2㎝の黄色い頭花を散房状に多数付ける。頭花は同科・同属のキオンに似るが、キオンの葉は切れ込まないことで区別できる。当地にも生育するが、今回は確認出来なかった。

　この風景、上高地のこの辺りで何度か見かけるものだが、マツ科の植物でどれもよく似ていて分かりにくい。ウラジロモミ（モミ属）、シラビソ（モミ属）、コメツガ（ツガ属）のどれかだろうなと思う程度で同定は出来ない。調べて『ウラジロモミとシラビソの葉は長さ２㎝ほどだが、コメツガの葉は1.5㎝ほどと短い。』ことと見た感じから    コメツガではないように思われる。

　また調べて『ウラジロモミとシラビソは同じモミ属で似ているが、枝の部分に着目すると、樹皮に独特のしわがあるのがウラジロモミ、ないのがシラビソで、この点である程度の区別はできる。』とされるが、撮影していないのでどうにもならない。ウラジロモミの葉裏も撮影していないので、話にもならない。レベルが低すぎる。

ヤグルマソウ（矢車草）

ユキノシタ科　ヤグルマソウ属    

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　花期は6～7月。先端に円錐状の花序を付ける。その姿が豪華なので出会うと嬉しくなる花。写真は花後。「一枚撮っておくか」と、なんとなく撮影する。やはり春、初夏に、もう一度上高地に来てみたくなる。 

ダイコンソウ（大根草）

バラ科　ダイコンソウ属   

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　花期は6～7月。花は黄色で径1.5〜2㎝。雄しべと雌しべは多数ある。調べて、当地にはオオダイコンソウ、カラフトダイコンソウの記述も見られる。カラフトダイコンソウには以前出会った記憶がある。 

　全国。山地～低山のやや湿った薄暗い場所に生育。草丈は40～80㎝。葉は鋸歯があり、楕円～広披針形。花期は山地で 8月～、低地では9～10月。葉の下から細長い花序が伸び、その先に3～4㎝の横長で黄色い花が釣り下がるように咲く。花弁状の萼と唇形の花びらをもち、距は長く筒状になっている。

ローブの先は梓川左岸、河童橋方向。通行止め。

　ここを目的地にする人、ここから穂高、槍ヶ岳へ登山する人、下山してくる人。多くの人が交差する。

明神発　11時07分

折り返し　河童橋へ