北海道、本州、四国、九州(屋久島)に広く分布。山地の比較的日当たりがよくない場所に生育する。通年地下茎の形で成育し、7~8月の花期のみ花茎を地上に伸ばし、花を咲かせる。 花茎の高さは10~25㎝であり、鱗片状の葉を持つが目立たないので、地表から唐突に花序だけが生えた姿に見える。花は淡紅色をしており、唇弁は袋状になっていて、先端は距のようになって前方に突き出している。1週間程度で黒くしおれる。腐生植物であり、光合成を行わず、菌根を形成し、共生により栄養を得ている。腐生植物のラン科は数多いが、多くは黒っぽい褐色、あるいは白っぽいものであり、このように華やかな色のものは珍しい。別の意味でツチアケビがある。名は、花の形を烏帽子をかぶった鍾馗の姿に見立てたことによる。(Wikipedia)などより要約引用
近縁種に、キバナノショウキラン、シナノショウキランがある疫病除け・魔除け 。