8 月
キレンゲショウマが咲く頃
2024.08.10
2019.08.10 2017.08.10 2009.08.02
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徳島県剣 山つ る ぎ さ ん
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これは、2024.08.10に剣山を訪れた時に撮影した画像や映像をもとに、2019.08.10、2017.08.10、2009.08.02のものも参考にしながら、「キレンゲショウマが咲く頃」として編集したものです。
これは、2024.08.10に剣山を訪れた時に撮影した画像や映像をもとに、2019.08.10、2017.08.10、2009.08.02のものも参考にしながら、「キレンゲショウマが咲く頃」として編集したものです。
偶然ですが、8月に4回訪れたなかで08.10が3回もあることになります。この頃になると「剣山のキレンゲショウマは咲いただろうか。」「鹿の食害になっていないかしら」などと思いをめぐらすことが、結果としてそのようになったのだと思います。
偶然ですが、8月に4回訪れたなかで08.10が3回もあることになります。この頃になると「剣山のキレンゲショウマは咲いただろうか。」「鹿の食害になっていないかしら」などと思いをめぐらすことが、結果としてそのようになったのだと思います。
今年は、08.10は土曜日でした。しかも3連休の初日にあたることもあってか、私のように車中泊（30余台）等して早朝から行動する者も多く、また8時始発の登山リフトも臨時的に早くから動き出したりしたものだから、8時頃になると「西島駅」から「刀掛けの松」をめざすあたりから、多くの登山者で賑（にぎ）わいをみせるほどになっていました。これだから、「刀掛けの松」から本道を外れて薄暗い林内を通って向かう「キレンゲショウマ群生地」の方向も、人間の笑顔と笑い声に満ちていて、ふだんとは違ってなんだか楽しくて仕方がないような気分で歩くことが出来ました。
今年は、08.10は土曜日でした。しかも3連休の初日にあたることもあってか、私のように車中泊（30余台）等して早朝から行動する者も多く、また8時始発の登山リフトも臨時的に早くから動き出したりしたものだから、8時頃になると「西島駅」から「刀掛けの松」をめざすあたりから、多くの登山者で賑（にぎ）わいをみせるほどになっていました。これだから、「刀掛けの松」から本道を外れて薄暗い林内を通って向かう「キレンゲショウマ群生地」の方向も、人間の笑顔と笑い声に満ちていて、ふだんとは違ってなんだか楽しくて仕方がないような気分で歩くことが出来ました。
今回、キレンゲショウマは、３、4分咲きといったところだったでしょうか。2019.08.10、2017.08.10の写真と比べてみても少し異なります。開花時期、盛期はその年によって微妙に変わるようです。だからでしょうか。何回でもその山その場に行ってみたくなるのでしょうかね。
今回、キレンゲショウマは、３、4分咲きといったところだったでしょうか。2019.08.10、2017.08.10の写真と比べてみても少し異なります。開花時期、盛期はその年によって微妙に変わるようです。だからでしょうか。何回でもその山その場に行ってみたくなるのでしょうかね。
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前日着の車中泊 5時10分起床 諸準備ＯＫ
前日着の車中泊 5時10分起床 諸準備ＯＫ
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登山口
登山口
剣山（見ノ越）登山口 （6時01分）
剣山（見ノ越）登山口 （6時01分）
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水場
水場
ノコギリソウ（鋸草） キク科 ノコギリソウ属
ノコギリソウ（鋸草） キク科 ノコギリソウ属
高さ50～100㎝。葉は掌状に中～深裂し、裂片には鋭い鋸歯がある。
花期は7-9月。頭花は密な散房花序をつくる。花は5～7個の舌状花で、長さ3.5～4.5㎜、先端は三つに浅く分かれる。ふつう、標高1000メートル以上の高地に分布する。写真は植栽されたものと思われる。
高さ50～100㎝。葉は掌状に中～深裂し、裂片には鋭い鋸歯がある。
花期は7-9月。頭花は密な散房花序をつくる。花は5～7個の舌状花で、長さ3.5～4.5㎜、先端は三つに浅く分かれる。ふつう、標高1000メートル以上の高地に分布する。写真は植栽されたものと思われる。
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イシヅチウスバアザミ（石鎚薄葉薊）
イシヅチウスバアザミ（石鎚薄葉薊）
キク科 アザミ属
未設定
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バライチゴ
バライチゴ
花期は6～7月。果実は集合果の核果。長さ1.5㎝の広楕円形で秋に赤く熟し、食べられる。 撮影 08.02-2009
花期は6～7月。果実は集合果の核果。長さ1.5㎝の広楕円形で秋に赤く熟し、食べられる。 撮影 08.02-2009
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キンロバイ
キンロバイ
北海道、本州、四国に分布。亜高山～高山帯の蛇紋岩地や石灰岩地の岩礫地に生育する。茎は高さ50～150㎝。茎は多く分枝し、樹皮は褐色になり薄くはがれる。葉は互生し、3小葉または5小葉の奇数羽状複葉になる。小葉は楕円～狭長楕円形で、全縁となる。
北海道、本州、四国に分布。亜高山～高山帯の蛇紋岩地や石灰岩地の岩礫地に生育する。茎は高さ50～150㎝。茎は多く分枝し、樹皮は褐色になり薄くはがれる。葉は互生し、3小葉または5小葉の奇数羽状複葉になる。小葉は楕円～狭長楕円形で、全縁となる。
花期は6～8月。分枝した各茎先、または葉腋に集散花序を付け、1～数個の花を付ける。花の径は2～2.5㎝。花柄があり白毛が生える。萼片は5個あり三角状卵形で、長さ5～7㎜、先端は鋭頭になって、外側は白い毛でおおわれる
花期は6～8月。分枝した各茎先、または葉腋に集散花序を付け、1～数個の花を付ける。花の径は2～2.5㎝。花柄があり白毛が生える。萼片は5個あり三角状卵形で、長さ5～7㎜、先端は鋭頭になって、外側は白い毛でおおわれる
キンロバイ（金露梅）
キンロバイ（金露梅）
バラ科 キンロバイ属
未設定
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ウラジロモミ（裏白樅） マツ科 モミ属
ウラジロモミ（裏白樅） マツ科 モミ属
モミよりも寒冷な気候を好み、福島県から四国までの温帯北部～亜高山帯下部に分布する。本州中部では、おおよそ高度1000mでモミと入れ替わり、800～1700mでシラビソと入れ替わる。大きいものでは樹高40m、径2mにも達する。葉の裏側が白い。モミに似るが、葉先はモミほど鋭く2裂しない。
モミよりも寒冷な気候を好み、福島県から四国までの温帯北部～亜高山帯下部に分布する。本州中部では、おおよそ高度1000mでモミと入れ替わり、800～1700mでシラビソと入れ替わる。大きいものでは樹高40m、径2mにも達する。葉の裏側が白い。モミに似るが、葉先はモミほど鋭く2裂しない。
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林内を歩く
林内を歩く
林内に入る。
林内に入る。
6時過ぎ。陽光が差し込んで枝先が美しい。
6時過ぎ。陽光が差し込んで枝先が美しい。
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テバコモミジガサ
テバコモミジガサ
同属のモミジガサに比べると全体がやや小型で弱々しく、葉の裏面の葉脈が隆起する。モミジガサに比べやや稀で、同種より標高の高いところに生育する。花期は8～10月。頭状花序は円錐状に斜上するか横向きに付き、すべて両性の筒状花からなり、頭花の花柄は長さ1～5㎜になる。
同属のモミジガサに比べると全体がやや小型で弱々しく、葉の裏面の葉脈が隆起する。モミジガサに比べやや稀で、同種より標高の高いところに生育する。花期は8～10月。頭状花序は円錐状に斜上するか横向きに付き、すべて両性の筒状花からなり、頭花の花柄は長さ1～5㎜になる。
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ハガクレツリフネ
ハガクレツリフネ
本州紀伊半島と四国、九州に分布。林内や谷筋などの湿った地に生育する。
本州紀伊半島と四国、九州に分布。林内や谷筋などの湿った地に生育する。
草丈は30～80㎝。茎には赤紫褐色の毛がまばらにある。
草丈は30～80㎝。茎には赤紫褐色の毛がまばらにある。
ハガクレツリフネ（葉隠釣船）
ハガクレツリフネ（葉隠釣船）
ツリフネソウ科 ツリフネソウ属
葉は互生。菱状楕円形で先は尖り、基部は円形。縁には鋸歯があり、葉の表面にも裏面にも葉脈に沿って白い縮れ毛が生える。花期は8～10月。花は葉の陰に隠れるように付く。淡紫色でツリフネソウよりいくらか色が薄いが、濃紫色の脈状の紋がある。また、距はゆるく巻き込む。花後にできる果実は蒴果。触れると弾け散り繁殖力旺盛である。（日本固有種）
葉は互生。菱状楕円形で先は尖り、基部は円形。縁には鋸歯があり、葉の表面にも裏面にも葉脈に沿って白い縮れ毛が生える。花期は8～10月。花は葉の陰に隠れるように付く。淡紫色でツリフネソウよりいくらか色が薄いが、濃紫色の脈状の紋がある。また、距はゆるく巻き込む。花後にできる果実は蒴果。触れると弾け散り繁殖力旺盛である。（日本固有種）
四国では皿が嶺、石鎚山等で多くの個体に出会った記憶がある。当地では個体数が少ないような気がする。
四国では皿が嶺、石鎚山等で多くの個体に出会った記憶がある。当地では個体数が少ないような気がする。
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林内を歩く
林内を歩く
東方を見る。柔らかく日差しが覗く。
東方を見る。柔らかく日差しが覗く。
この季節、林内に咲く花も少なく、空間を楽しむ。
この季節、林内に咲く花も少なく、空間を楽しむ。
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と、「なんじゃこりゃぁ」と驚く
と、「なんじゃこりゃぁ」と驚く
花は1㎝に満たないものでごく小さく、肉眼ではどんな形をしているのかもわかりにくいほどである。自分でもよく見つけたものだと感心したが、どう思い出しても初めての出会いのようで、また、図鑑等をなんとなく見るのは好きだがその記憶の中にもないようで、「厄介なものに出会ったものだ」と思ってしまった。
花は1㎝に満たないものでごく小さく、肉眼ではどんな形をしているのかもわかりにくいほどである。自分でもよく見つけたものだと感心したが、どう思い出しても初めての出会いのようで、また、図鑑等をなんとなく見るのは好きだがその記憶の中にもないようで、「厄介なものに出会ったものだ」と思ってしまった。
同定できず
どなたか、この植物の名前がわかる方がおられたら教えていただきたい。これにこだわっていると編集が進まない。同定できず
ミズタマソウ（水玉草）
ミズタマソウ（水玉草）
アカバナ科 ミズタマソウ属
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と、「なんじゃこりゃぁ」とまた驚く
と、「なんじゃこりゃぁ」とまた驚く
同定できず
同定できず
前出のものに似ているがさらに小型で、花は肉眼では確認できないくらい小さく、葉は心形、円形に近い。今まで出会った記憶はない。
前出のものに似ているがさらに小型で、花は肉眼では確認できないくらい小さく、葉は心形、円形に近い。今まで出会った記憶はない。
ミヤマタニタデ（深山谷蓼）
ミヤマタニタデ（深山谷蓼）
アカバナ科 ミズタマソウ属
追記-2024.09.06 「なんじゃこりゃぁ」と驚いていた、ふたつの植物の名前が分かりました。 「私の植物手帳」を見て下さっている、「野山の植物を楽しむ（日曜班）」の方から【・略・剣山の未同定の植物は解決しましたか？私はアカバナ科ミズタマソウ属の最初のはミズタマソウ、次のはミヤマタニタデだと思います。もう解決していたらごめんなさい。】のようにメールをいただきました。いやはや、解決どころか放置していました。申し訳ないことです。助かりました。早速、Internet等でいくつか検索し確認しました。今度9月11～15日頃、シコクブシ等をお目当てに同コースを歩くつもりですが、ミズタマソウやミヤマタニタデ等も見落とさないようにしたいものだと楽しみです。有難うございました。
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テバコモミジガサ Ⅱ
テバコモミジガサ Ⅱ
登山道の古木の根元に「いいように咲いてるね」と一枚。両性の筒状花からしべ（蕊）が覗いている。
登山道の古木の根元に「いいように咲いてるね」と一枚。両性の筒状花からしべ（蕊）が覗いている。
テバコモミジガサ Ⅱ
テバコモミジガサ Ⅱ
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ノリウツギのある風景
ノリウツギのある風景
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林内を歩く
林内を歩く
見の越から950m （7時07分） 西島駅まで400m
見の越から950m （7時07分） 西島駅まで400m
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ナガサキオトギリ
ナガサキオトギリ
四国、九州に分布。山間の湿地に生える。草丈20～30㎝。地下茎を横に伸ばしながら広がり、茎は基部から数本が叢生し、上部で多数に分枝する。葉は長楕円形で長さ2～4㎝、明点が目立ち、普通は縁にだけ黒点がある。質は薄く、裏面は帯白色で茎を抱かない。
四国、九州に分布。山間の湿地に生える。草丈20～30㎝。地下茎を横に伸ばしながら広がり、茎は基部から数本が叢生し、上部で多数に分枝する。葉は長楕円形で長さ2～4㎝、明点が目立ち、普通は縁にだけ黒点がある。質は薄く、裏面は帯白色で茎を抱かない。
花期は7～8月。上部の葉腋から枝を伸ばし、枝先に数個の黄色の5弁花を疎らに付ける。花は径1㎝で花弁には明線が多く、縁にだけ黒点が入る。萼片は広線形で5個付き、数個の黒点が入る。あまり黒点とか明点を意識することなく通り過ぎてしまう。
花期は7～8月。上部の葉腋から枝を伸ばし、枝先に数個の黄色の5弁花を疎らに付ける。花は径1㎝で花弁には明線が多く、縁にだけ黒点が入る。萼片は広線形で5個付き、数個の黒点が入る。あまり黒点とか明点を意識することなく通り過ぎてしまう。
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西島駅まであと200m（7時30分）
西島駅まであと200m（7時30分）
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山頂方向を見る（中央は、神社、山小屋あたり。山頂は右上）
山頂方向を見る（中央は、神社、山小屋あたり。山頂は右上）
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イヌトウバナ
イヌトウバナ
イヌトウバナ（犬塔花）
イヌトウバナ（犬塔花）
シソ科 トウバナ属
全国。山地の木陰に生える。茎は方形で下部は倒れて斜上し、長さは20〜50㎝。葉は長さ2～5㎝の狭卵形～卵形で 5〜20㎜の葉柄がある。やや薄くまばらに毛があって裏面には腺点が目立つ。まばらな花穂を作る。萼は長さ5㎜で開出する長白毛が多い。花期は8～10月。花冠は白色で淡紅紫色を帯び、長さ6〜7㎜。
全国。山地の木陰に生える。茎は方形で下部は倒れて斜上し、長さは20〜50㎝。葉は長さ2～5㎝の狭卵形～卵形で 5〜20㎜の葉柄がある。やや薄くまばらに毛があって裏面には腺点が目立つ。まばらな花穂を作る。萼は長さ5㎜で開出する長白毛が多い。花期は8～10月。花冠は白色で淡紅紫色を帯び、長さ6〜7㎜。
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西島駅
西島駅
西島駅着（7時39分）10分間の小休憩、行動食
西島駅着（7時39分）10分間の小休憩、行動食
次の休憩地「刀掛けの松」をめざす
次の休憩地「刀掛けの松」をめざす
071-剣山8月-0 ナンゴククガイソウ.mp4映像-a ナンゴククガイソウ
映像-a ナンゴククガイソウ
紀伊半島、四国、九州に分布。山地の日当たりのよい草地に生育する。草丈は80～130㎝。茎葉は輪生。長楕円状披針形～楕円状披針形、先はとがり縁に多くの鋸歯がある。基部は柄がないかごく短い柄がある。
紀伊半島、四国、九州に分布。山地の日当たりのよい草地に生育する。草丈は80～130㎝。茎葉は輪生。長楕円状披針形～楕円状披針形、先はとがり縁に多くの鋸歯がある。基部は柄がないかごく短い柄がある。
花期は7～8月。穂状の総状花序を出して、多くの花を密に付ける。花冠の長さは5～6㎜、筒状で先は浅く４裂する。花色は淡紫色。雄しべは2本、花柱は糸状で、ともに花冠の外に飛び出す。クガイソウとの相違は、花軸に毛がなく、葉の幅が広くて草丈がやや低いことで、一見区別がつかない。
花期は7～8月。穂状の総状花序を出して、多くの花を密に付ける。花冠の長さは5～6㎜、筒状で先は浅く４裂する。花色は淡紫色。雄しべは2本、花柱は糸状で、ともに花冠の外に飛び出す。クガイソウとの相違は、花軸に毛がなく、葉の幅が広くて草丈がやや低いことで、一見区別がつかない。
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タカネオトギリ
タカネオトギリ
四国の高山と九州の祖母山にだけ分布。草地に生育する。高さ10～30㎝。葉は細く、花が大きく蕊が長くよく目立つのが特徴。茎は密に叢生して直立、上部で分枝する。
四国の高山と九州の祖母山にだけ分布。草地に生育する。高さ10～30㎝。葉は細く、花が大きく蕊が長くよく目立つのが特徴。茎は密に叢生して直立、上部で分枝する。
花期は7～8月。花は茎の先に3～5個付き、黄色で径2㎝。花弁はゆがんだ長楕円形で、長さは１㎝。明線が入り、縁に黒点がすこしある。花柱は子房より長い。
花期は7～8月。花は茎の先に3～5個付き、黄色で径2㎝。花弁はゆがんだ長楕円形で、長さは１㎝。明線が入り、縁に黒点がすこしある。花柱は子房より長い。
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テンニンソウ
テンニンソウ
全国に分布。広葉樹林の斜面下部や谷沿い等の湿った場所に生育する。地下には木化した地下茎があり、谷沿いの開けた場所では大きな群落を形成することがある。草丈は50～100㎝で茎の断面は四角形。葉は対生し、長さ10～20㎝でほとんど無毛。花期は9～10月。茎の先端に花序を形成する。花冠は淡黄色で短く、4本のおしべと1本の雌しべが長く突出る。
全国に分布。広葉樹林の斜面下部や谷沿い等の湿った場所に生育する。地下には木化した地下茎があり、谷沿いの開けた場所では大きな群落を形成することがある。草丈は50～100㎝で茎の断面は四角形。葉は対生し、長さ10～20㎝でほとんど無毛。花期は9～10月。茎の先端に花序を形成する。花冠は淡黄色で短く、4本のおしべと1本の雌しべが長く突出る。
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イヨフウロ
イヨフウロ
茎は30～80㎝、直立する。茎葉は対生し、円～腎形。幅4～10㎝で、掌状に5～7中～深裂し、裂片は菱状卵形で、縁に不ぞろいな粗い鋸歯がある。花期は7～9月。花は紅紫色で径2.5～3㎝、漏斗状に平開し、茎先または枝先に2個ずつ付く。萼片は5個あり、長さ8～10㎜、先端は芒状にとがる。
茎は30～80㎝、直立する。茎葉は対生し、円～腎形。幅4～10㎝で、掌状に5～7中～深裂し、裂片は菱状卵形で、縁に不ぞろいな粗い鋸歯がある。花期は7～9月。花は紅紫色で径2.5～3㎝、漏斗状に平開し、茎先または枝先に2個ずつ付く。萼片は5個あり、長さ8～10㎜、先端は芒状にとがる。
花弁は5個あり、萼片より長く、倒卵形で先端は鈍形でときにやや波状になり、花弁基部の縁に白色の軟毛が生える。雄しべは10個あり、葯は青紫色から淡紅紫色になる。雌しべは1個で長さ8㎜。
花弁は5個あり、萼片より長く、倒卵形で先端は鈍形でときにやや波状になり、花弁基部の縁に白色の軟毛が生える。雄しべは10個あり、葯は青紫色から淡紅紫色になる。雌しべは1個で長さ8㎜。
別名「シコクフウロ」
別名「シコクフウロ」
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結構急登だったが、風は冷たく心地よい。なだらかな道に出て。「刀掛けの松」も近い。
結構急登だったが、風は冷たく心地よい。なだらかな道に出て。「刀掛けの松」も近い。
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刀掛の松
刀掛の松
「刀掛けの松」
「刀掛けの松」
刀掛けの松着 （8時08分）
刀掛けの松着 （8時08分）
ここからは、一旦左側「キレンゲショウマ群生地」方向に進む
ここからは、一旦左側「キレンゲショウマ群生地」方向に進む
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深い林内を一人で歩くことはことのほか苦手で、熊さんなど出てくるのではないかと思うと足がすくんでしまい、数10mほど進んだら折り返し戻ってしまう。生来のひょうときもん。
深い林内を一人で歩くことはことのほか苦手で、熊さんなど出てくるのではないかと思うと足がすくんでしまい、数10mほど進んだら折り返し戻ってしまう。生来のひょうときもん。
今回はキレンゲショウマの開花期と合致、3連休の初日ということもあってか、多くの登山者が行きかいなんだかうれしい。林内の風景と冷気をいっぱいに楽しむ。
今回はキレンゲショウマの開花期と合致、3連休の初日ということもあってか、多くの登山者が行きかいなんだかうれしい。林内の風景と冷気をいっぱいに楽しむ。
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カニコウモリ群生地を楽しむ
カニコウモリ群生地を楽しむ
本州東北～近畿地方、四国に分布。亜高山帯の針葉樹林の林床、林縁に自生する。群生することが多い。茎の高さは50～100㎝。葉は茎に3枚ほどが互生し、茎の下方の葉には長い柄が付く。葉は長さ6～10㎝の腎形で縁には粗い鋸歯があり、カニの甲羅に似る。花期は8～9月。茎の先に円錐花序状に白色の頭花を付ける。総苞は長さ8～9㎜の筒状で、総苞片は3個。頭花は3～5個の小花からなり、すべて両性の筒状花。小花の花冠は長さ8～8.5㎜で深く5裂し、花柱の先は2つに分かれ反り返る。
本州東北～近畿地方、四国に分布。亜高山帯の針葉樹林の林床、林縁に自生する。群生することが多い。茎の高さは50～100㎝。葉は茎に3枚ほどが互生し、茎の下方の葉には長い柄が付く。葉は長さ6～10㎝の腎形で縁には粗い鋸歯があり、カニの甲羅に似る。花期は8～9月。茎の先に円錐花序状に白色の頭花を付ける。総苞は長さ8～9㎜の筒状で、総苞片は3個。頭花は3～5個の小花からなり、すべて両性の筒状花。小花の花冠は長さ8～8.5㎜で深く5裂し、花柱の先は2つに分かれ反り返る。
071-剣山8月-1 カニコウモリ.mp4映像-1 カニコウモリ
映像-1 カニコウモリ
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ナガサキとギリ Ⅱ
ナガサキとギリ Ⅱ
ナガサキオトギリ Ⅱ
ナガサキオトギリ Ⅱ
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ソバナ
ソバナ
ソバナ（岨菜）
ソバナ（岨菜）
キキョウ科 ツリガネニンジン属
本州、四国、九州に分布。山地の道沿いや林縁に生育する。茎は高さ0.5～1m。ときに上部で分枝する。ふつう無毛。葉は互生して長い柄があり、長さ5～10㎝の卵形又は広披針形で、やや薄くやわらか、縁には粗い鋸歯がある。上部の葉は小型で柄はない。花期は8～9月。花は茎頂にまばらな円錐花序に付き、垂れ下がる。淡青紫色で、長さ2～3㎝で先端が広がった鐘形。裂片はややそり返る。
本州、四国、九州に分布。山地の道沿いや林縁に生育する。茎は高さ0.5～1m。ときに上部で分枝する。ふつう無毛。葉は互生して長い柄があり、長さ5～10㎝の卵形又は広披針形で、やや薄くやわらか、縁には粗い鋸歯がある。上部の葉は小型で柄はない。花期は8～9月。花は茎頂にまばらな円錐花序に付き、垂れ下がる。淡青紫色で、長さ2～3㎝で先端が広がった鐘形。裂片はややそり返る。
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シコクブシ
シコクブシ
本州関東地方西部～近畿地方、四国に分布。やや高い山地の林内に生育する。草丈は1m。茎葉は互生する。切れ込みが深くほとんど３～５全裂する。裂片は披針～線状披針形の欠刻片に欠刻する。花期は9～10月。花径は長さ3～4㎝。花色は青紫色。カワチブシの変種とされる。当地点はテンニンソウに負けないほどの大群生地。9月が楽しみ。今回は、遠く数個が開花していたものを遠望したもの。花期前の咲き始め。とても新鮮で美しい。
本州関東地方西部～近畿地方、四国に分布。やや高い山地の林内に生育する。草丈は1m。茎葉は互生する。切れ込みが深くほとんど３～５全裂する。裂片は披針～線状披針形の欠刻片に欠刻する。花期は9～10月。花径は長さ3～4㎝。花色は青紫色。カワチブシの変種とされる。当地点はテンニンソウに負けないほどの大群生地。9月が楽しみ。今回は、遠く数個が開花していたものを遠望したもの。花期前の咲き始め。とても新鮮で美しい。
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キツリフネ
キツリフネ
キツリフネ（黄釣船）
キツリフネ（黄釣船）
ツリフネソウ科 ツリフネソウ属
全国。低山～山地にかけてのやや湿った薄暗い場所に自生する。草丈は40～80㎝。葉は楕円～広披針形。鋸歯がある。花期は山地では 8月、低地では9～10月。葉の下から細長い花序が伸び、その先に3～4㎝の横長で黄色い花が釣り下がるように咲く。花弁状の萼と唇形の花びらをもち、距が長く筒状になっている。後ろに伸びる距の先は巻かずに垂れる。
全国。低山～山地にかけてのやや湿った薄暗い場所に自生する。草丈は40～80㎝。葉は楕円～広披針形。鋸歯がある。花期は山地では 8月、低地では9～10月。葉の下から細長い花序が伸び、その先に3～4㎝の横長で黄色い花が釣り下がるように咲く。花弁状の萼と唇形の花びらをもち、距が長く筒状になっている。後ろに伸びる距の先は巻かずに垂れる。
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イヨフウロ Ⅱ
イヨフウロ Ⅱ
あっ、踏まないでよかった。足元のイヨフウロ。
あっ、踏まないでよかった。足元のイヨフウロ。
071-剣山8月-2 イヨフウロ.mp4映像-2 イヨフウロ
映像-2 イヨフウロ
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ギンバイソウ
ギンバイソウ
沢沿いの湿った斜面や、やや冷涼な場所を好む。高さ40～70㎝。茎は直立し毛があり、枝は出さない。葉は柄がついて茎に互生する。葉身は長さ10～20㎝の楕円～倒卵形で、基部がくさび形になり、先端は2つに深く裂け、裂片の先端は尾状に尖る。花期は7～8月。茎の先に散房花序を出し、10～20個の白い花を付ける。花は装飾花（中性花）と両性花がある。装飾花（中性花）は、萼片が3枚からなる。両性花は、萼片と花弁がそれぞれ5枚で、雄しべがたくさんあり、雌しべは1個からなる。
沢沿いの湿った斜面や、やや冷涼な場所を好む。高さ40～70㎝。茎は直立し毛があり、枝は出さない。葉は柄がついて茎に互生する。葉身は長さ10～20㎝の楕円～倒卵形で、基部がくさび形になり、先端は2つに深く裂け、裂片の先端は尾状に尖る。花期は7～8月。茎の先に散房花序を出し、10～20個の白い花を付ける。花は装飾花（中性花）と両性花がある。装飾花（中性花）は、萼片が3枚からなる。両性花は、萼片と花弁がそれぞれ5枚で、雄しべがたくさんあり、雌しべは1個からなる。
ギンバイソウ（銀梅草）
ギンバイソウ（銀梅草）
アジサイ科 アジサイ属
余談 写真のものは、花としては盛期を過ぎている。今年7/17に剣山登山をしたのに、この谷筋まで下らなかったことが悔やまれる。熊さんを怖がってる場合じゃない。
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ウド
ウド
全国に分布。山野の林縁、野原、谷間や半日陰の傾斜地などに自生する。草丈は1～1.5m。全体に粗い毛が生えていて、特有のよい香りがある。茎は中空の円柱形で太さ4～5㎝。緑色。生長すると大まかに分枝する。葉は長めの葉柄がついて茎の節ごとに互生し、2回羽状複葉で三角形で、全体の長さは1 mにも達する。小葉は卵形で細かい毛があり、縁には鋸歯がある。花期は8～9月。茎の上部に球状の大きな散形花序を多数付け、柄がある径3㎜の白もしくは薄緑色の小さな花を多数咲かせる。花弁は5枚。上部は両性花、下部は雄花となる。（遠方であるため確認できていない。）雄しべが5本、下位子房に5本の花柱がある。
全国に分布。山野の林縁、野原、谷間や半日陰の傾斜地などに自生する。草丈は1～1.5m。全体に粗い毛が生えていて、特有のよい香りがある。茎は中空の円柱形で太さ4～5㎝。緑色。生長すると大まかに分枝する。葉は長めの葉柄がついて茎の節ごとに互生し、2回羽状複葉で三角形で、全体の長さは1 mにも達する。小葉は卵形で細かい毛があり、縁には鋸歯がある。花期は8～9月。茎の上部に球状の大きな散形花序を多数付け、柄がある径3㎜の白もしくは薄緑色の小さな花を多数咲かせる。花弁は5枚。上部は両性花、下部は雄花となる。（遠方であるため確認できていない。）雄しべが5本、下位子房に5本の花柱がある。
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サラシナショウマ
サラシナショウマ
葉
葉
草丈は40～150㎝で、茎は直立する。
草丈は40～150㎝で、茎は直立する。
サラシナショウマ（晒菜升麻）
サラシナショウマ（晒菜升麻）
キンポウゲ科 サラシナショウマ属
葉は互生、長い柄があり、2～3回3出の羽状複葉、小葉は3～8㎝の先が尖った卵～楕円形、さらに2～3裂して、葉縁には目立つ不揃いの鋭い鋸歯がある。葉には悪臭がある。花期は8～10月。総状花序に長さ5～ 10㎝の花柄を出して、多数の白い小花が咲く。花穂の長さは20～30㎝で、ひとつひとつの花が細かいため白いブラシのように見える。花には両性花と雄花がある。花は花弁と萼片は早く落ち、長い雄しべが残って目立つ。花穂には特有の香りがある。
葉は互生、長い柄があり、2～3回3出の羽状複葉、小葉は3～8㎝の先が尖った卵～楕円形、さらに2～3裂して、葉縁には目立つ不揃いの鋭い鋸歯がある。葉には悪臭がある。花期は8～10月。総状花序に長さ5～ 10㎝の花柄を出して、多数の白い小花が咲く。花穂の長さは20～30㎝で、ひとつひとつの花が細かいため白いブラシのように見える。花には両性花と雄花がある。花は花弁と萼片は早く落ち、長い雄しべが残って目立つ。花穂には特有の香りがある。
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ツルギハナウド
ツルギハナウド
四国の剣山、石鎚山 東赤石山に分布。高所の谷間の岩場に生育する。高さは50～80㎝。茎は直立し、中空でまばらに分枝する。葉は互生して３出複葉で、小葉は卵～広卵形。縁に鋸歯があり、表面には軟らかい毛が生える。葉柄は鞘となって茎を抱く。花期6～8月。茎の頂に傘を広げたように白い小さな花が集まって開く。花序の外側の１花弁が大きい。ハナウドに似るが、全体がやや小さく、小葉も丸みを帯びてやや小さく毛が少ないのが特徴とされている。
四国の剣山、石鎚山 東赤石山に分布。高所の谷間の岩場に生育する。高さは50～80㎝。茎は直立し、中空でまばらに分枝する。葉は互生して３出複葉で、小葉は卵～広卵形。縁に鋸歯があり、表面には軟らかい毛が生える。葉柄は鞘となって茎を抱く。花期6～8月。茎の頂に傘を広げたように白い小さな花が集まって開く。花序の外側の１花弁が大きい。ハナウドに似るが、全体がやや小さく、小葉も丸みを帯びてやや小さく毛が少ないのが特徴とされている。
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オタカラコウ
オタカラコウ
本州の福島県以西、四国、九州に分布。山地～亜高山帯にかけての湿った草地、湿原に生育する。花茎の高さは1～2m。根出葉はフキに似て長い葉柄があり、心円形で径40～60㎝になり、葉の縁は鋸歯状になる。茎に付く葉の葉柄は茎を抱く。
本州の福島県以西、四国、九州に分布。山地～亜高山帯にかけての湿った草地、湿原に生育する。花茎の高さは1～2m。根出葉はフキに似て長い葉柄があり、心円形で径40～60㎝になり、葉の縁は鋸歯状になる。茎に付く葉の葉柄は茎を抱く。
花期は7～10月。茎の上部に黄色い頭花を総状に付ける。総状花序の下から上へ開花していく。当地のものは林内にあるためか、全体的に細身で貧弱に感じる。また、全体がメタカラコウに似るが、メタカラコウの頭花の舌状花は3個程で、全体的に小さい。
花期は7～10月。茎の上部に黄色い頭花を総状に付ける。総状花序の下から上へ開花していく。当地のものは林内にあるためか、全体的に細身で貧弱に感じる。また、全体がメタカラコウに似るが、メタカラコウの頭花の舌状花は3個程で、全体的に小さい。
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キレンゲショウマ 14選
キレンゲショウマ 14選
紀伊半島、四国、九州の深山に分布。湿った岩上や岩礫地に まれに生える。茎は高さ0.8～1.2mで無毛。 葉は対生し、長さ幅とも10～20㎝。円心形で先がとがり 基部は心形。縁は掌状に浅裂し裂片は三角形で先が尖 り、表裏ともに伏毛がある。葉柄は下部では長いが上部 では短くなる。
紀伊半島、四国、九州の深山に分布。湿った岩上や岩礫地に まれに生える。茎は高さ0.8～1.2mで無毛。 葉は対生し、長さ幅とも10～20㎝。円心形で先がとがり 基部は心形。縁は掌状に浅裂し裂片は三角形で先が尖 り、表裏ともに伏毛がある。葉柄は下部では長いが上部 では短くなる。
花期は7～8月。茎上部の包の腋から円錐形の 集散花序を出し、3個ずつ黄色の釣鐘形の花を開く。萼は半球形で先に浅い三角形の５歯がある｡ 花弁は5枚、 長楕円形で先がやや尖り長さ2～3㎝、肉厚で基部は螺旋 状に並ぶ。 雄しべは15本。花柱は3～4本で角状、長 さは2㎝。
花期は7～8月。茎上部の包の腋から円錐形の 集散花序を出し、3個ずつ黄色の釣鐘形の花を開く。萼は半球形で先に浅い三角形の５歯がある｡ 花弁は5枚、 長楕円形で先がやや尖り長さ2～3㎝、肉厚で基部は螺旋 状に並ぶ。 雄しべは15本。花柱は3～4本で角状、長 さは2㎝。
071-剣山8月-3 キレンゲショウマ.mp4映像-3 キレンゲショウマ
映像-3 キレンゲショウマ
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巨岩。（9時02分）今回はここらで折り返し。刀掛けの松に戻る。
巨岩。（9時02分）今回はここらで折り返し。刀掛けの松に戻る。
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再び「刀掛けの松」
再び「刀掛けの松」
着（9時33分） 小休憩・行動食 （9時42分）発
着（9時33分） 小休憩・行動食 （9時42分）発
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山小屋、山頂方向に進む
山小屋、山頂方向に進む
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イブキトラノオ
イブキトラノオ
イブキトラノオ（伊吹虎の尾）
イブキトラノオ（伊吹虎の尾）
タデ科 イブキトラノオ属
全国に分布。高山帯の日当たりのよい草地に群生する。（当地では2ヶ所で出会ったが、群生に出会ったことはない。）葉身は長さ20㎝の比較的大きな根出葉があり、葉柄があって、翼になる。茎に付く葉は無柄で細長く小さい。 花茎は30～100㎝以上にまで伸び、先端に長さ6㎝前後の白色か淡紅色の花穂を付ける。花期は7〜9月。
全国に分布。高山帯の日当たりのよい草地に群生する。（当地では2ヶ所で出会ったが、群生に出会ったことはない。）葉身は長さ20㎝の比較的大きな根出葉があり、葉柄があって、翼になる。茎に付く葉は無柄で細長く小さい。 花茎は30～100㎝以上にまで伸び、先端に長さ6㎝前後の白色か淡紅色の花穂を付ける。花期は7〜9月。
071-剣山8月-4 イブキトラノオ.mp4映像-4 イブキトラノオ
映像-4 イブキトラノオ
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イヨフウロ Ⅲ
イヨフウロ Ⅲ
イヨフウロ Ⅲ
イヨフウロ Ⅲ
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タカネオトギリ Ⅱ
タカネオトギリ Ⅱ
タカネオトギリ Ⅱ
タカネオトギリ Ⅱ
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コナスビ
コナスビ
コナスビ（小茄子）
コナスビ（小茄子）
サクラソウ科 オカトラノオ属
全国に分布。低地〜山地や草原にふつう。茎は地をはう。葉は対生、長さ5〜10㎜の柄があり、葉身は長さ10〜25㎜の広卵形で先は短くとがり、基部は円形で、葉肉内にやや透明な腺点がある。花期は5～6月。葉腋に1花を付ける。花冠は黄色で5裂し、径6〜7㎜、裂片は広卵形。蒴果は球形でまばらに長毛が生え、径4〜5㎜。 撮影2017.08.10
全国に分布。低地〜山地や草原にふつう。茎は地をはう。葉は対生、長さ5〜10㎜の柄があり、葉身は長さ10〜25㎜の広卵形で先は短くとがり、基部は円形で、葉肉内にやや透明な腺点がある。花期は5～6月。葉腋に1花を付ける。花冠は黄色で5裂し、径6〜7㎜、裂片は広卵形。蒴果は球形でまばらに長毛が生え、径4〜5㎜。 撮影2017.08.10
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ナナカマド
ナナカマド
「何の花でしょう。」と遠望してみたらナナカマドの紅葉でした。もうどこかに秋を感じたのでしょうかね。
「何の花でしょう。」と遠望してみたらナナカマドの紅葉でした。もうどこかに秋を感じたのでしょうかね。
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シコクブシ Ⅱ
シコクブシ Ⅱ
イシヅチウスバアザミ Ⅱ
イシヅチウスバアザミ Ⅱ
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トゲアザミ
トゲアザミ
ノアザミの変種で，四国の高山に分布する。全体に毛が多く，総苞片の刺が斜上する 。草丈は20～40㎝。茎は太くて直立し、毛が密に生える。茎葉は互生し、羽状に裂け、縁に鋭い剣があり、茎を抱く。花期は5～8月。枝先に径4㎝の紅紫色の頭花が1～2個上向きに咲く。 頭花は筒状花の集まりで、総苞片に棘がある。蕾は栗のイガのように丸くて棘がある。冠毛のある痩果が実る（写真）。
ノアザミの変種で，四国の高山に分布する。全体に毛が多く，総苞片の刺が斜上する 。草丈は20～40㎝。茎は太くて直立し、毛が密に生える。茎葉は互生し、羽状に裂け、縁に鋭い剣があり、茎を抱く。花期は5～8月。枝先に径4㎝の紅紫色の頭花が1～2個上向きに咲く。 頭花は筒状花の集まりで、総苞片に棘がある。蕾は栗のイガのように丸くて棘がある。冠毛のある痩果が実る（写真）。
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ヒナノウスツボ
ヒナノウスツボ
高さは40～100㎝になり、上部は分枝する。葉は対生し、葉質は薄く、葉身は長さ6～11㎝の卵状長楕円～卵形。葉の先端はとがり、基部はやや浅い心形になることが多い。縁にはとがった重鋸歯がある。花期は7～9月。茎の先に円錐花序を付け、まばらに多くの花を付ける。花柄は細く、萼は鐘形で、萼裂片は5つに深く裂ける。花冠は長さ6～9㎜で暗赤紫色。壺形で先は唇形になり、上唇はやや大きく2裂し、下唇は3裂し、下唇の中央裂片は反り返る。雄蕊は4個あって花冠下唇側に付き、その上にへら状の仮雄しべが1個ある。雌しべは1個で花柱は花外に伸び出す。
高さは40～100㎝になり、上部は分枝する。葉は対生し、葉質は薄く、葉身は長さ6～11㎝の卵状長楕円～卵形。葉の先端はとがり、基部はやや浅い心形になることが多い。縁にはとがった重鋸歯がある。花期は7～9月。茎の先に円錐花序を付け、まばらに多くの花を付ける。花柄は細く、萼は鐘形で、萼裂片は5つに深く裂ける。花冠は長さ6～9㎜で暗赤紫色。壺形で先は唇形になり、上唇はやや大きく2裂し、下唇は3裂し、下唇の中央裂片は反り返る。雄蕊は4個あって花冠下唇側に付き、その上にへら状の仮雄しべが1個ある。雌しべは1個で花柱は花外に伸び出す。
ヒナノウスツボ（雛の臼壺）
ヒナノウスツボ（雛の臼壺）
ゴマノハグサ科 ゴマノハグサ属
写真➀は2017.08.10（同好の会）に撮影。10枚ほど撮ったがどれもピンボケでショック。それではと2年後、写真➁は2019.08.10に撮影。拡大し過ぎて、なんのことかわかりにくい。撮影しにくい個体と思う。
写真➀は2017.08.10（同好の会）に撮影。10枚ほど撮ったがどれもピンボケでショック。それではと2年後、写真➁は2019.08.10に撮影。拡大し過ぎて、なんのことかわかりにくい。撮影しにくい個体と思う。
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イワアカバナ
イワアカバナ
全国に分布。冷温帯～亜寒帯の湿地に生育する。草丈は数十㎝。花期は7～8月。淡紅色～白色の花を咲かせる。柱頭は棍棒状、球状になっている。撮影08.02-2009
全国に分布。冷温帯～亜寒帯の湿地に生育する。草丈は数十㎝。花期は7～8月。淡紅色～白色の花を咲かせる。柱頭は棍棒状、球状になっている。撮影08.02-2009
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山小屋着
山小屋着
山小屋着（10時19分） 大休憩 （10時46分）発 山頂へ
山小屋着（10時19分） 大休憩 （10時46分）発 山頂へ
この子がいつも迎えてくれます。座っている場所はいつも違います。
この子がいつも迎えてくれます。座っている場所はいつも違います。
今日はこのベンチに座って遠くを見ていました。
今日はこのベンチに座って遠くを見ていました。
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山小屋周辺の植物
山小屋周辺の植物
オタカラコウ Ⅱ
オタカラコウ Ⅱ
ノリウツギ Ⅱ
ノリウツギ Ⅱ
キレンゲショウマ Ⅱ
キレンゲショウマ Ⅱ
ツルギハナウド Ⅱ
ツルギハナウド Ⅱ
イヨフウロ Ⅳ
イヨフウロ Ⅳ
ナンゴククガイソウ Ⅱ
ナンゴククガイソウ Ⅱ
メタカラコウ（雌宝香）
メタカラコウ（雌宝香）
キク科 メタカラコウ属
撮影 2009..08.02
本州、四国、九州に分布。山地や深山のやや湿った草地、林縁に生育する。花茎の高さは60～100㎝。根出葉はフキに似て長い葉柄があり、三角状心形で20～40㎝になり、葉の縁は鋸歯状になる。茎に付く葉の葉柄は茎を抱く。花期は6～9月。茎の上部に黄色い頭花を総状に付ける。総状花序の下から上へ開花していく。
本州、四国、九州に分布。山地や深山のやや湿った草地、林縁に生育する。花茎の高さは60～100㎝。根出葉はフキに似て長い葉柄があり、三角状心形で20～40㎝になり、葉の縁は鋸歯状になる。茎に付く葉の葉柄は茎を抱く。花期は6～9月。茎の上部に黄色い頭花を総状に付ける。総状花序の下から上へ開花していく。
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ヤマアジサイ
ヤマアジサイ
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ナガバイラクサ
ナガバイラクサ
本州の中部地方以西の太平洋側、四国、九州に分布し、深山の林内や渓流沿いの林内の湿った場所に生育する。基本種としてホソバイラクサがあり、まれに見られる。比べで全体がやせて細く、刺毛が少ない。茎は直立し、高さは60～100㎝になり、まばらに刺毛と細毛が生える。葉は対生し、葉身は長さ5～8㎝の狭披針形または線状披針形で、先端は尾状に鋭くとがり、基部は円形または浅い心形となり、縁はややそろった細鋸歯がある。葉質は薄く、両面に毛が少数散生し、3本の葉脈が縦に走る。花期は7～8月。雌雄同株。葉腋から穂状花序を出し、上方には雄花序、下方には雌花序が出る。植物体は乾燥すると暗色に変色する。
本州の中部地方以西の太平洋側、四国、九州に分布し、深山の林内や渓流沿いの林内の湿った場所に生育する。基本種としてホソバイラクサがあり、まれに見られる。比べで全体がやせて細く、刺毛が少ない。茎は直立し、高さは60～100㎝になり、まばらに刺毛と細毛が生える。葉は対生し、葉身は長さ5～8㎝の狭披針形または線状披針形で、先端は尾状に鋭くとがり、基部は円形または浅い心形となり、縁はややそろった細鋸歯がある。葉質は薄く、両面に毛が少数散生し、3本の葉脈が縦に走る。花期は7～8月。雌雄同株。葉腋から穂状花序を出し、上方には雄花序、下方には雌花序が出る。植物体は乾燥すると暗色に変色する。
ナガバイラクサ（長葉刺草）
ナガバイラクサ（長葉刺草）
イラクサ科 イラクサ属
撮影 2017.08.10
撮影 2017.08.10
これは「野山の植物を楽しむ（同好の会）」で剣山を訪れた時に、講師に教えていただいて撮影していたもの。個体数は少ないもののようで、個人花行動ではなかなか見つけにくいし、出会ったとしても同定しにくい。
これは「野山の植物を楽しむ（同好の会）」で剣山を訪れた時に、講師に教えていただいて撮影していたもの。個体数は少ないもののようで、個人花行動ではなかなか見つけにくいし、出会ったとしても同定しにくい。
071-剣山8月-5 ナガバイラクサ.mp4映像-5 ナガバイラクサ
映像-5 ナガバイラクサ
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朝食兼昼食
朝食兼昼食
うどん 700円
うどん 700円
キツネ（トッピング） 150円
キツネ（トッピング） 150円
椎茸（トッピング） 150円
椎茸（トッピング） 150円
ゆで卵 200円
ゆで卵 200円
サイダー 300円
サイダー 300円
美味しくいただいて山頂へ向かう
美味しくいただいて山頂へ向かう
ご馳走さまでした
ご馳走さまでした
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剣山山頂 標高1955m
剣山山頂 標高1955m
着（11時05分） （11時15分）発
着（11時05分） （11時15分）発
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次郎圾方向を見る
次郎圾方向を見る
山頂から次郎圾が見えると嬉しくなる。
山頂から次郎圾が見えると嬉しくなる。
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下山
下山
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写真正面、「大劔神社」方向に進む。
写真正面、「大劔神社」方向に進む。
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コメツガ
コメツガ
名は、葉が米粒のようだからとされている。学名は「様々な葉」という意味であり、葉の大きさが不揃いであることに由来する。
名は、葉が米粒のようだからとされている。学名は「様々な葉」という意味であり、葉の大きさが不揃いであることに由来する。
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しばらく、林内を下る
しばらく、林内を下る
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クロヅル
クロヅル
撮影 2017.08.10
撮影 2017.08.10
幹の径は15㎜になり、地表や他の植物を這いときに高木に巻き付這い上がる。今年枝は黄褐色または赤褐色、前年枝は濃紫褐色で、より古い枝はしだいに灰色になる。樹皮の古いものは暗赤色で、太くなると縦に裂けてくる。葉は葉柄をもって茎に互生し、年枝ごとに4～10枚生える。葉は長さ5～15㎝の卵～楕円形で、葉先は急鋭頭、基部は浅心形からくさび形、縁は鈍鋸歯になる。両面とも無毛。
幹の径は15㎜になり、地表や他の植物を這いときに高木に巻き付這い上がる。今年枝は黄褐色または赤褐色、前年枝は濃紫褐色で、より古い枝はしだいに灰色になる。樹皮の古いものは暗赤色で、太くなると縦に裂けてくる。葉は葉柄をもって茎に互生し、年枝ごとに4～10枚生える。葉は長さ5～15㎝の卵～楕円形で、葉先は急鋭頭、基部は浅心形からくさび形、縁は鈍鋸歯になる。両面とも無毛。
クロヅル（黒蔓）
クロヅル（黒蔓）
ニシキギ科 クロヅル属
るる
花期は7～8月。枝先に円錐花序を付ける。花は径6㎜で緑白色。果実は幅、長さとも12～18㎜の翼果で淡緑色から淡緑紅色を帯びる。
花期は7～8月。枝先に円錐花序を付ける。花は径6㎜で緑白色。果実は幅、長さとも12～18㎜の翼果で淡緑色から淡緑紅色を帯びる。
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イヨフウロ Ⅴ
イヨフウロ Ⅴ
イヨフウロ Ⅴ
イヨフウロ Ⅴ
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タカネオトギリ Ⅲ
タカネオトギリ Ⅲ
タカネオトギリ Ⅲ
タカネオトギリ Ⅲ
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トゲアザミ Ⅱ
トゲアザミ Ⅱ
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御 塔 石
御 塔 石
今年7月18日に当地を訪れていて、今回楽しみにしていたのは「イブキトラノオとミヤマウイキョウはどうなっているかな」ということだったが、到着してびっくりしてしまった。イブキトラノオは跡形もなく消えていて、ミヤマウイキョウは花を終えて枯れたようになっていた。今年の猛暑はここにも影響を与えているようだ。
今年7月18日に当地を訪れていて、今回楽しみにしていたのは「イブキトラノオとミヤマウイキョウはどうなっているかな」ということだったが、到着してびっくりしてしまった。イブキトラノオは跡形もなく消えていて、ミヤマウイキョウは花を終えて枯れたようになっていた。今年の猛暑はここにも影響を与えているようだ。
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ミヤマウイキョウ
ミヤマウイキョウ
この写真は、2017.08.10に同好の会「野山の植物を楽しむ」で訪れた時に撮影していたもの。次の写真は今回2024.08.10に撮影したもの。前と後（左と右）二枚の写真には、ちょうど7年の隔（へだ）たりがある、同一箇所、同一株ということになる。ふつう人が近づかない所でよかったと思う。
この写真は、2017.08.10に同好の会「野山の植物を楽しむ」で訪れた時に撮影していたもの。次の写真は今回2024.08.10に撮影したもの。前と後（左と右）二枚の写真には、ちょうど7年の隔（へだ）たりがある、同一箇所、同一株ということになる。ふつう人が近づかない所でよかったと思う。
071-剣山8月-5 ミヤマウイキョウ.mp4映像-6 ミヤマウイキョウ
映像-6 ミヤマウイキョウ
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大劔神社から御神水へ 往復
大劔神社から御神水へ 往復
（11時36） 往復 （11時49分）
（11時36） 往復 （11時49分）
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イヨフウロ Ⅵ
イヨフウロ Ⅵ
イヨフウロ Ⅵ
イヨフウロ Ⅵ
イヨフウロは、多少の濃淡差はあるにしても淡紅色とされるが、白花のものもまれにある。
イヨフウロは、多少の濃淡差はあるにしても淡紅色とされるが、白花のものもまれにある。
これを白花品種とするかは分からない。 撮影 2017.08.10
これを白花品種とするかは分からない。 撮影 2017.08.10
イヨフウロ Ⅶ
イヨフウロ Ⅶ
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イシヅチウスバアザミ Ⅲ
イシヅチウスバアザミ Ⅲ
イヌトウバナ Ⅱ
イヌトウバナ Ⅱ
メタカラコウ
メタカラコウ
花と葉の形からメタカラコウと推定できる。
花と葉の形からメタカラコウと推定できる。
ミツバテンナンショウ
ミツバテンナンショウ
テンナンショウ属であることは分かる。草丈が30㎝ほどであることや、残っている3小葉の形から、ミツバテンナンショウではないかと推定できる。
テンナンショウ属であることは分かる。草丈が30㎝ほどであることや、残っている3小葉の形から、ミツバテンナンショウではないかと推定できる。
ミヤマタニソバ Ⅱ
ミヤマタニソバ Ⅱ
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御神水
御神水
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ツルギハナウド Ⅲ
ツルギハナウド Ⅲ
ツルギハナウド Ⅲ
ツルギハナウド Ⅲ
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大劔神社から西島駅へ
大劔神社から西島駅へ
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ミゾホオズキ Ⅱ
ミゾホオズキ Ⅱ
写真➀は2017.08.10（7年前）に、②➂はなんと2009.08.02（15年前）に、④➄⑥は今回撮影したもの。この辺りはミゾホオズキの群生地で、それが変わらないことが嬉しい。
写真➀は2017.08.10（7年前）に、②➂はなんと2009.08.02（15年前）に、④➄⑥は今回撮影したもの。この辺りはミゾホオズキの群生地で、それが変わらないことが嬉しい。
しかし、今年は、どんな影響によるものかは分からないが、まだ蕾のものや全開しきっていないものが多いような気がする。
しかし、今年は、どんな影響によるものかは分からないが、まだ蕾のものや全開しきっていないものが多いような気がする。
ミゾホオズキ Ⅱ
ミゾホオズキ Ⅱ
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ナガサキオトギリ Ⅲ
ナガサキオトギリ Ⅲ
タカネオトギリに比べてかなりな小型。
タカネオトギリに比べてかなりな小型。
ナガサキオトギリ Ⅲ
ナガサキオトギリ Ⅲ
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トゲアザミ Ⅲ
トゲアザミ Ⅲ
登山者が「何を撮っているの」と言ったので、「トゲアザミの赤ちゃん」と言ってしまった。➀草丈は20㎝ほど、②葉の裂も目立たずやわらかで、③紅紫色の頭花も小さくかわいい。花期は5～8月。やっぱり遅くに生まれた（発芽した）のかなと思ったりしている。多年草なので、来年はこの株からもっとしっかりした芽を出すのかもしれない。
登山者が「何を撮っているの」と言ったので、「トゲアザミの赤ちゃん」と言ってしまった。➀草丈は20㎝ほど、②葉の裂も目立たずやわらかで、③紅紫色の頭花も小さくかわいい。花期は5～8月。やっぱり遅くに生まれた（発芽した）のかなと思ったりしている。多年草なので、来年はこの株からもっとしっかりした芽を出すのかもしれない。
071-剣山8月-6 ハナニガナ.mp4映像-7 ハナニガナ
映像-7 ハナニガナ
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ニガナ
ニガナ
全国。日当たりのよい所にふつう。茎は直立して高さ20〜50㎝になる。根生葉は長い柄があり、葉身は長さ3〜10㎝の広披針〜倒卵状長楕円形。茎葉はやや短くて柄はなく、基部はまるくはりだして茎を抱く。
全国。日当たりのよい所にふつう。茎は直立して高さ20〜50㎝になる。根生葉は長い柄があり、葉身は長さ3〜10㎝の広披針〜倒卵状長楕円形。茎葉はやや短くて柄はなく、基部はまるくはりだして茎を抱く。
花期は5～7月。枝先に径1.5㎝の黄色の頭花を付ける。舌状花はふつう5個でまれに6～7個。総苞は長さ7〜9㎜の円筒形。外片は非常に小さく、鱗片状になっている。痩果は長さ3〜3.5㎜の紡錘形。
花期は5～7月。枝先に径1.5㎝の黄色の頭花を付ける。舌状花はふつう5個でまれに6～7個。総苞は長さ7〜9㎜の円筒形。外片は非常に小さく、鱗片状になっている。痩果は長さ3〜3.5㎜の紡錘形。
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テンニンソウ Ⅱ
テンニンソウ Ⅱ
下山中。谷筋の両法面に、開花前のテンニンソウがびっしりと生えていて圧巻。
下山中。谷筋の両法面に、開花前のテンニンソウがびっしりと生えていて圧巻。
テンニンソウ Ⅱ
テンニンソウ Ⅱ
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ナンゴクミネカエデ
ナンゴクミネカエデ
本州、四国、九州に分布。山地に生育。樹高は5m。樹皮は灰褐色で滑らか。縦縞の模様がある。葉は対生して3～7㎝で掌状に深く5～7裂する。裂片は尾状の尖鋭頭で真中の一片が特に長い。花期は5～6月。長さ2～5㎝の総状花序を出し、花径は8～10㎜の赤みを帯びた花を10個前後付ける。
本州、四国、九州に分布。山地に生育。樹高は5m。樹皮は灰褐色で滑らか。縦縞の模様がある。葉は対生して3～7㎝で掌状に深く5～7裂する。裂片は尾状の尖鋭頭で真中の一片が特に長い。花期は5～6月。長さ2～5㎝の総状花序を出し、花径は8～10㎜の赤みを帯びた花を10個前後付ける。
ナンゴクミネカエデ（南国峰楓）
ナンゴクミネカエデ（南国峰楓）
ムクロジ科 カエデ属
未設定
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この辺りまで来ると「ロープウエイ（西島駅）まではあとわずかだ」という安堵感と「しかし、疲れたー。」という疲労感が交差する。気持ちはもうダラダラ。
この辺りまで来ると「ロープウエイ（西島駅）まではあとわずかだ」という安堵感と「しかし、疲れたー。」という疲労感が交差する。気持ちはもうダラダラ。
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イヌトウバナ Ⅲ
イヌトウバナ Ⅲ
イヌトウバナ Ⅲ
イヌトウバナ Ⅲ
写真➂④➄は 2009.08.02
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カニコウモリ Ⅱ
カニコウモリ Ⅱ
15年たっても同じ所に同じように群生していることが嬉しい。
15年たっても同じ所に同じように群生していることが嬉しい。
カニコウモリ Ⅱ
カニコウモリ Ⅱ
写真➂④➄は 2009.08.02
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西島駅
西島駅
西島駅着（12時28分） すぐにリフトに乗る
西島駅着（12時28分） すぐにリフトに乗る
071-剣山8月-8 リフトで下山 ユウスゲ他 .mp4❀ ❀
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映像-8 リフトで下山
映像-8 リフトで下山
剣山（見ノ越）登山口着（12時45分）
剣山（見ノ越）登山口着（12時45分）
お し ま い
お し ま い
トリカブト属の対比
トリカブト属の対比
ただ今作業中
シコクブシ（四国附子）
シコクブシ（四国附子）
四国に特産する。（関東地方以西に分布するカワチブシの変種 ）
やや高い山地の林下に生育する。比較的群生する。
茎は無毛
葉は互生。、切れ込みが深くほとんど３～5全裂し、裂片はさらに裂ける。裂片は披針形～線状披針形の欠刻片に欠刻する。
花柄は無毛で、花は淡紫色。
葉はほぼ３全裂する。 葉の裂片が細かく切れ込む
花柄が無毛。花は淡い色。紫色が目立つ。
タンナトリカブト（丹那鳥兜）
タンナトリカブト（丹那鳥兜）
全体に毛深い。草原に高々と茎を伸ばす。茎には屈毛がある。
茎葉は深く3裂しさらに中裂する。（裂片の基部は小葉柄状で小葉に３全裂する。） 葉の基部にも毛が目立つ。
花柄に屈毛が生えるのが特徴。
ガク片も毛が多い。しべ（蕊）の上方、奥に花弁が見える。
花は頂部から咲き下方に咲き下りる。
花柄に屈毛が密集し
サンヨウブシ（山陽附子）
サンヨウブシ（山陽附子）
茎は垂れるようになる。
葉が５～７中裂し、花柄は無毛とある。茎葉の切れ込みには変化があるようで、この山では３中裂のように見えるものが多い。
葉質は膜質から草質、中部の茎葉の葉身は腎円形で、長さ4～21㎝、幅8～22㎝、ときに径30㎝になるものもあり、掌状に5-7浅裂から中裂し、裂片は羽状に欠刻するか粗い鋸歯縁になる。欠刻片または鋸歯は卵形から披針形になり、幅5～10㎜になる。葉の両面ともに無毛で、まれに裏面の基部に屈毛が生え、裏面の葉脈が隆起する。中部の茎葉の葉柄は長さ3～10㎝になり、無毛。
分布は『・・本州の関東地方の群馬県から中国地方の島根県、広島県までと、四国の高知県・・』とするものと『徳島県 剣山』を含めるものがある。
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