アルプス平（高山植物園）　7時30分。

小休憩後観察開始　7時40分

クリンソウ（九輪草）

サクラソウ科　サクラソウ属　

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　花が大きく美しいので栽培（販売）もされるが、やはり山間地の湿潤な草地（志賀高原など）で出会った時の方が感激する。写真右下に見えるのはウツボグサ。花の紫色が濃く美しい。

ヤマホタルブクロ（山蛍袋）

キキョウ科　ホタルブクロ属  

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　ホタルブクロの変種で、関東、中部、近畿地方に分布する。ヤマホタルブクロは萼のつけ根が丸く膨らんでいるのに対して、ホタルブクロの方はその部分がめくれて、反り返っていることで見分ける。

キリンソウ（麒麟草）

ベンケイソウ科　キリンソウ属   

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　鮮やかな黄色の花が茎の先端でまばらに咲く。花びらと萼片は５枚あり、両性花だが、花弁よりやや短い１０本の雄しべが目立つ。

ナメルギボウシ（滑る擬宝珠）

ユリ科　ギボウシ属

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　オオバギボウシの変種で、「葉の裏面の脈上が平らで滑る」ことによるが、ひとつひとつ確認するのは大変な作業。当地では、すべてがナメルギボウシだとされている。

オニアザミ（鬼薊）

キク科　アザミ属　

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オヤマボクチ（雄山火口）

キク科　ヤマボクチ属

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ヨツバヒヨドリ（四葉鵯）

キク科　ヒヨドリバナ属　

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オオカメノキ（大亀の木）

レンプクソウ科　ガマズミ属　

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オオコメツツジ（大米躑躅）

ツツジ科　ツツジ属　

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　本州の山形～滋賀県の主に日本海側に分布。低山～亜高山帯の尾根筋や湿原のふちなどに生える落葉低木。葉は互生し、長さ1.5～4.5㎝。３本の脈が目立ち、両面とふちに毛がある。短い葉柄があって枝先に集まって付く。花期は6～8月。枝先に散形状に開き、花冠は径5～8㎜。株によって先が４裂のものと５裂のものがある。雄しべは前者４本、後者が５本。コメツツジの変種。

マルバマンサク（丸葉満作）

マンサク科　マンサク属

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　北海道西南部、本州鳥取県以北の日本海側に分布。尾根や斜面等乾いた所に生育する。太平洋側で見られるマンサクの変種。葉はマンサクに似ているが小さく先が半円形をしている。花期は3～4月。花弁は1～1.5㎝の紐状で４枚あり、捻じれる。色は黄色で個体差があり、花弁の付け根に赤味があるものもある。

タテヤマウツボグサ

オヤマボクチ

バラ科　キイチゴ属

　バラ科キイチゴ属ということは推定できるが、名前が頭に浮かばない。近隣の栂池自然園や八方尾根でも出会っていないような気がする。

ハナニガナ（花苦菜）

キク科　ニガナ属

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　日本全国に分布。茎の高さは40～70㎝。茎葉は茎を抱く。茎の上部で枝分かれし、多数の頭花を付ける。花期は5～7月。頭花は舌状花だけで構成されており、ニガナの小花が5個であるのに対し、7～11個ほどある。花が白色のシロバナニガナ（白花苦菜）がある。

オトギリソウ

リョウブ（令法）

リョウブ科　リョウブ属　

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イワナシ（岩梨）

ツツジ科　イワナシ属　

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　北海道、本州の日本海側に分布。山地～亜高山帯の林縁に生育する。茎は地上を這って広がり、長さ10～25㎝になる。葉は短い柄をもって茎に互生し、やや革質になる。長さは4～10㎝の卵形で先端は尖り、縁には褐色の粗い毛が生じる。花期は5～6月。枝の先端に総状花序に付き、3～8個の淡紅色の花を付ける。萼は深く5裂し、長さ1㎝の鐘形の花冠を付ける。花冠は先端が5裂し広がる。雄しべは10本ある。果実は緑色から赤褐色の果皮に包まれ、径1㎝の扁球形の蒴果となり、梨のような甘味があり食用になる。

イワカガミ（岩鏡）

イワウメ科　イワカガミ属　

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　全国に分布。山地～高山帯の草地や岩場に生育する。茎の先に葉が束生する。葉は円形で、厚く光沢があり、長さ3～6㎝の円形で、縁には鋸歯があり、基部は心形となる。長い葉柄がある。葉の基部の側脈は1か所に集まる。花期は4～7月。高さ10～20㎝の花茎を伸ばし、先端に3～10個の花を総状花序に付ける。花は淡紅色。萼片は5個で、裂片は長楕円形。花冠は径1～1.5㎝になり、漏斗状で5裂し、裂片の縁はさらに裂ける。雄しべは5個と短い仮雄しべ5個がある。雌しべは1個。果実は径3～4㎜になる球形の蒴果となる。

トリアシショウマ

オオカメノキ

一ノ背　髪

10時40分

　ちょうど中間点。まだ遠い小遠見山方向にガス（霧）がかかっている。

二ノ背　髪

11時05分

ガス（霧）発生。視界2、30mだけど、観察に支障なし。

トリアシショウマ

ヤマハハコ