これは、2025.02.27に「野山の植物観察会（福山・アサヒ観光ツアー）」で総領町と吉舎町を訪れた時に撮影した画像をもとに編集したものです。

　今年の春は思いのほか遅かったようで、セツブンソウは分散している七つの観察地のうち一か所だけが開花し始めでなんとか見ることが出来ましたが、ユキワリイチゲはあの斜面全体の中に数個が咲いているだけで蕾らしいものも見当たらず、場所を少し移動してのセリバオウレンも2、3株に数個の花を付けているだけという状態でした。残念と言う他ありません。特に、ユキワリイチゲは昨年も一昨年も不調だったようで心配です。

　観察地がこんな状態だと時間を持て余して、気持ちも沈んでしまいます。

　と、「こんな時、日朝先生ならどうされるかな」と思っていました。それから、今回の参加者は11名で、日曜班の参加者は10名だったと聞き、気持ちの沈み具合は益々です。おまけに、現地講師からは「日曜日は女性ばかりでしたが、今回は男性が一人いらっしゃる。絶滅危惧種ですね。」と言われ、我が年齢78にして笑っていいものやら悪いのやらと、気持ちはどん底まで沈んでしまいました。

　静養中の日朝先生の早い復帰と「野山の植物を楽しむ」の復興を心待ちにしているのです。