カキドオシ（垣通し）

シソ科　カキドオシ属   

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　全国に分布。日当たりのよい適度に湿った土地に生育する。花期は4～5月。花はまだだが一年前にこの辺りで出会った記憶で同定した。

コハコベ（小繁縷）

ナデシコ科　ハコベ属   

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　花期は3～9月。枝先に集散花序を出して小さな花を次々と咲かせ、白色の花弁を5枚付ける。花径は6～7㎜。各花弁は基部近くまで深く2裂して、10枚のように見える。雄しべは1～7本、葯は黄色、花柱は3個 

ミヤマカタバミ（深山片喰）

カタバミ科　カタバミ属  

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　花期は3～4月。白い5弁花を咲かせる。花の径は3～4㎝で、白い花弁に紫色の筋がある。雄しべは10個、そのうち5個は短い。雌しべの柱頭は5裂する。写真は03.27。見た範囲では、今回この株でこの花だけが咲いていた。4月は楽しみ。 

セントウソウ（仙洞草　先頭草）

セリ科　セントウソウ属

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　草丈は10〜25㎝。葉は1〜3回3出羽状複葉で、紫色を帯びた長い柄があり、ほとんど根生する。小葉はさまざまな形がある。葉の間から伸びた細い花茎の先に複散形花序を出し、白色の小さな花を付ける。　

　コケ類は観察会でもあまり話題にならないし興味・関心も持てない。

　だからいつも、ちらっと見ては素通りをしてしまう。

　今回は色合いがきれいだったので、四枚も撮影してしまった。

　この4枚はすべて同種なのかどうかもよく分からない。図鑑ではスギゴケ科に似るが同定は出来ない。

ミヤマフユイチゴ（深山冬苺）

バラ科　キイチゴ属

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　かつて同一のものとされていたフユイチゴは、葉の先が丸く、葉の裏や萼に毛が多いことで区別する。 

チャルメルソウ（哨吶草）

ユキノシタ科　チャルメルソウ属   

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　花期は4～5月。花茎は高さ15〜30㎝。多数の花を付ける。花弁は羽状に3〜5裂し萼裂片は直立する。観察が楽しみ。

アオイスミレ（葵菫）

スミレ科　スミレ属

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　葉は幅2㎝の円心形で、托葉は広線形でふちに腺毛がある。花は白に近い淡紫色。花弁は長さ1〜1.3㎝。距は長さ3〜4.5㎜、でこぼこして、後部が太い。花は終わっているのかもしれない。 

ヤブコウジ（藪柑子）

サクラソウ科　ヤブコウジ属   

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　林内の木陰に自生。果実は赤い球形で、美しくよく目立つが、花は葉腋に付き小さいのであまり目立たない。花期は7～8月。そのつもりで探さないと見つからない。

ヤマヤブソテツ（山藪蘇鉄）

オシダ科　ヤブソテツ属   

未設定

　同属でよく似たオニヤブソテツは海岸近くに生え、葉は暗緑色で厚く光沢があり、ヤブソテツは低地の藪の中生え、羽片の先端まで鋸歯があり、ヤマヤブソテツは羽片が少なく淡黄緑色である。

イワガネゼンマイ（岩ヶ根薇）

ホウライシダ科　イワガネゼンマイ属   

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　全国。暖地に多い。葉柄の長さは40～70㎝、全体では1mになる大型。葉は羽状に分裂し、濃緑色で美しい。

チャルメルソウ　Ⅱ

カンスゲ　Ⅱ

スギ（杉）

ヒノキ科　スギ属   

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　常緑高木の針葉樹。大きなものは樹高40～60m、幹の径4～5mになる。樹皮は赤褐色から褐色、縦に細長く裂けて剥がれる。葉は先端が尖った鎌状の針形、長さ4～12㎜で無毛、枝に互生しらせん状に密生する。雌雄同株。花期は2～4月だが、雄球花（雄花）と雌球花（雌花）は前年の夏頃から形成され始める。雄球花は楕円形、長さ 5～8㎜、淡黄色、前年の枝先に穂状に密生する。花粉は前年の秋から形成され始める。

ヤマグルマ（山車）

ヤマグルマ科　ヤマグルマ属   

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　山形県以西。谷沿いの岩場や急傾斜地に生える、樹高10～20mの常緑高木。樹皮は灰褐色で平滑、縦長の皮目が多い。葉は単葉で長い葉柄をもって互生し、枝先に輪生状に集中する。葉身は厚みのある広倒卵形で長さ5～14㎝、表面は光沢があり、裏面は粉白色を帯びる。葉先は尾状に尖り、葉縁は上半分に波状鈍鋸歯がある。花期は5～6月。枝先に長さ8～12㎝の総状花序を出し、10～20個の黄緑色の花を咲かせる。花の径は1cmで、花弁も蕚もない。果実は袋果が集まった集合果。熟すと裂開し種子を多数出す。 

　3月末～4月初め頃まで葉が落ちない木として、受験生たちが縁起かつぎに用いるなどと、植物観察中に話題に上ることがる。「この小枝を持ち帰って花瓶にさしていたら、この葉も息子も（受験に）落ちてしまった。」と笑わせる人がいる。この姿、この時期にはよく目立って話題になることがあるが、新芽、新葉、蕾、花、それに果実などをじっくり観察することは少ない。花を見た記憶もない。葉が落ちた頃には何の木か分からなくなっていて、興味関心が薄れてしまうのだろうと思う。これが自身のレベル。笑い話を楽しんでいる場合ではない。

　ナメラ滝に着く手前の沢沿いでは個体数も多い。花は小さくて目立たないが、花期の7～8月にじっくり観察すると見られるかもしれない。

ヤブコウジ　Ⅱ

　写真はいずれも03.13に撮影したもの。03.27でも果実は残っていたが、赤の輝きは多少落ちていたように思う。

　樹皮は灰褐～茶褐色で、若木・成木とも滑らかで細かい皮目が多い。一年枝は細くて無毛。葉は互生。葉身は長さ4～9㎝の卵～楕円形で葉先は尖り、全縁で質は薄い。葉柄は赤みを帯びる。秋の紅葉は黄色に色づく。冬になっても枯れ葉が枝に残っていることが多い。枝や実にはクスノキ科に特有の芳香があるが、全体に油っぽい。花期は3～4月。雌雄異株。葉に先立って淡黄色の花が咲き、他にほとんど芽吹いていない林内でよく目立つ。花は3～5個が集まって付く散形花序をつくり、雄花・雌花とも花被片は6個。雄花に雄しべが9個、雌花に雌しべが1個付く。

バイカオウレン　Ⅲ

シロバナショウジョウバカマ　Ⅲ

奥の滝

ここより折り返し起点（終点）へ

冷泉汲み取り場

　起点（終点）に戻ったら冷泉をいただく。冷たくておいしいです。この水をペットボトルに入れて持ち帰り、沸かしてコーヒーやお茶として飲用し、炊飯用としても利用しています。ちなみに5㍑×20本、100㍑、100㎏。冷暗所に保管して、約1ヶ月くらい利用できます。