セリ科 エゾノシシウド属
ミズキ科 ミズキ属
白花なので雄花と思われる。
最初から砂礫地、岩礫地で滑りやすく歩きにくい。そして、心臓破りの急登。
生育環境としても厳し過ぎるのか、コマクサの個多数も少ない。
イワハタザオとするものもあって、区別がしにくい。
写真は雄株の雄花。雄しべが多数でふっくらとして見える。
バラ科 ヤマブキショウマ属
全国に分布。湿り気のある山地の道沿いの沢や斜面、林縁、草地、岩場等に生育する。根茎は太く分枝する。株立ちするものが多く、茎に多少毛があり、高さは30~100㎝になる。葉は茎の上に数個互生し、2回3出複葉で、小葉は長さ3~10㎝になる卵円形で、先は尾状に細長く尖り、縁に欠刻と鋸歯がある。側脈が明瞭で、斜めに平行して11~15本あり、葉縁まで届く。花期は6~8月。雌雄異株。茎先に枝分かれした円錐状の複総状花序を付け、花序の長さは10~30㎝になり、黄白色の小さな花を多数付ける。花は径2.5㎜ 、萼は歯状に5裂、花弁はへら形で5個、雄花の雄しべは花弁より長く、多数ある。雌花に子房が3個あり直立するが、果時には逆をむく。果実は袋果で、やや革質で光沢がある。