「これは何でしょうかね。」と思っていたが、7月に来てみて驚いた。キレンゲショウマだった。もちろん、植えられたものと思われる。群生地では8月中頃が花の盛期と言われている。

　アブラナ科も難しすぎる。花や葉、果実の形で区別したりするが、いつもすっきりとはしない。登山中に出会ったシコクハタザオ、ミヤマハタザオとは少し異なるように思う。

イシヅチウスバアザミ（石槌薄葉薊）

キク科　アザミ属

未設定

　ウスバアザミの変種で四国の深山（木陰）に生える。葉の刺が長いのが特徴。茎は直立して60～130㎝。茎葉は互生し、長楕円形で羽状に中裂し、長く鋭い棘がある。花期７～８月。

ミョウガ（茗荷）

ショウガ科　ショウガ属   

未設定

　草丈は40～100㎝。葉は茎の両側に3～4枚ずつ互生して、長さ20～30㎝の細長い楕円形で先端は尖っている。全体の姿形は、ショウガに似る。地上部に見える葉を伴った茎状のものは偽茎である。花は淡黄色の一日花で、株元の地面近くに長さ10㎝のタケノコ状の蕾を付ける。

6時17分。ひんやりとした空気が心地よい。

目覚めた林内に陽光が差し込む。

シシウド（猪独活）

セリ科　シシウド属   

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　草丈は1～2m。花期は8～9月。初秋の高原に秋の訪れを感じさせる植物のひとつである。花序は大きく散開し見ごたえ充分。楽しみ。

テバコモミジガサ（手箱紅葉傘）

キク科　コウモリソウ属

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　同属のモミジガサに似て、全体がやや小型で弱々しい感じがする。葉の裏面の葉脈が隆起する。モミジガサに比べてやや希少。（うっかりするとモミジガサの貧弱な奴と思って通り過ぎてしまう）花期は8～10月。

バライチゴ（薔薇苺）

バラ科　キイチゴ属   

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　茎は直立し、高さ20～45㎝。カギ状の棘がまばらにある。葉は奇数羽状複葉、小葉は2-3対あり、長さ3～8㎝ の披針形で先は尖り、縁には重鋸歯があり、質は薄い。花期は6～7月。長い花柄の先に下向きに径4㎝の白い花を散房状に付ける。花弁は5個、萼片は先が尾状にのびる。

ヤマハコベ（山繁縷）

ナデシコ科　ハコベ属   

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　本州の岐阜、岡山・広島・山口、四国の香川・徳島・愛媛県に分布。山地の林内や林縁に生育。 花期は5～6月。上部の葉腋または茎先に長さ2～4㎝の細い花柄を付け、白色の花を1個付ける。花の径は1.5㎝、花数は少ない。萼片は5個。花弁は5個、萼片より長く、先端は深く2裂するので10弁のように見える。

クルマムグラ（車葎）

アカネ科　ヤエムグラ属   

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　高さは20～50㎝。4稜がある。葉はふつう6個が輪生し、各輪が隔たって茎に付く。これらの輪生する葉は、対生する本来の2個の葉と、4個の葉と同形の托葉からなる。花期は6～7月。茎先の上部に集散花序を出し、10数個の花を付ける。

ウワバミソウ（蟒蛇草）

イラクサ科　ウワバミソウ属   

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　花期は4～8月。雌雄異株。葉の付け根に緑白色から淡黄色の小さな花が集まって咲く。雄株の雄花は、長い花柄がついて立ち上がって咲く4弁花で、雌株の雌花は花序の柄が短く（又は無柄）、葉腋にかたまって3弁花を球状に咲かせる。（写真は雄株） 

ツボスミレ（坪菫）

スミレ科　スミレ属   

参考　☜      

　山地のやや湿った草地や林内にふつうに見られる。高さは5〜20cm。茎はやわらかく、倒れやすい。葉は幅2〜3.5cmの扁心形で、裏面は紫色を帯びる。托葉は披針形でほぼ全縁。花は白色で、やや小さく、唇弁の紫色のすじが目立つ。花弁は長さ0.8〜1cm。上弁と側弁にはすこし突起毛がある。踞は長さ2〜3mmと短く、球形に近い。花期は4〜5月。  

イシヅチウスバアザミ　Ⅱ

7時05分。時速1㎞にみたない超低速歩行。

←登山口から950m　　標高　1600m　　西島駅まで400m→

　これはウマノアシガタかな？。ふつう山野や土手等に生育する。こんな所まで進出してきたのか。

　神社の登山口で見たものと同種。

　ジシバリ？、ハナニガナ？と色々思うが分からない。やっぱり少々疲れ気味？。

　オッ、これはバラ科だ。キンロバイ、ギンロバイ？・・・。そんなことを思いながら西島駅へ。

ウラジロモミ　Ⅱ　幼木

登山開始

ミヤマクマザサのある風景　Ⅱ

「刀掛の松」方向に進む

この景色の中で花を見るのはいいだろうなと思う。

ヒメレンゲ（姫蓮華）

ベンケイソウ科　マンネングサ属   

参考　☜

　湿った岩上に生える。葉は互生し上部では広線形で長さ5〜20㎜、幅2〜3㎜。花期は5～6月。集散状の花序を頂生し、黄色の5弁花を付ける。花弁は長さ4.5〜6㎜。雄しべ10個は2列に並び、長さ4〜5㎜。裂開寸前の葯は橙赤色。子房の基部には乳白色の蜜腺がある。萼は花弁より短い。花後走出枝をだし、先端にロゼットをつけて越冬する。

バイケイソウ（梅蕙草 ）

シュロソウ科　シュロソウ属   

参考　☜

　草丈は0.6～1.5m。茎は緑色、中空で直立する。葉は長さ15～30㎝、幅10～20㎝の広楕円～長楕円形で、その先が尖る。下部の葉は、基部がさや状になって茎を抱く。花期はは6～8月。径1.5～2㎝の緑白色の花を房状に多数付け円錐花序となる。6枚の花被片は長さ1～1.5㎝の細卵形でその先尖り、雄しべはその半分程の長さ。

枝折神社

9時25分着　　小休憩　　9時31分発

シコクブシ　Ⅱ

ヒメレンゲ　Ⅱ

　写真➀➁は06.08-2024に、➂は06.19-2024に、ほぼ同地点で撮影したもの。花期は6～7月なので、次回も楽しめるかもしれない。登山する元気が残っていればの話です。

イシタテクサタチバナ　Ⅱ

ナンゴクミネカエデ　Ⅱ

コミヤマカタバミ　Ⅱ

標高の高い位置で咲き残っていたのが嬉しい。