コトシタご飯記録
Part 4(2017年11月~12月)
<2017/11/1>
○昼
[昼食を摂取している]
[昨日のカボチャシチューにチーズをちょっと混ぜて、カボチャフォンデュにする]
[野菜はもう入ってるのでパンだけつけて食べるのだ]
[いただきます]
[串に薄切りバゲットを刺して、小鍋の中へ]
[上にあげれば、ほんのりオレンジ色の糸を引く]
[カボチャとチーズはどちらも濃厚だ。それを組み合わせたのだから、あっという間に口の中を支配されてしまう]
[言うなれば、粘り気をもった洪水である。その中から、色々なものが染み込んだパンとや野菜を味わうわけである]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜は白身魚のフライ。塩胡椒で下味をつけて、自作のタルタルソースで食べる]
[同じお皿にブロッコリーとプチトマトを添えて。けんちん汁もある]
[いただきます]
[フライにタルタルソースを塗ったくり、しんなりしないうちに箸でちぎって口へ]
[衣はほんのり薄めにしてある。パリパリの食感と、わずかな弾力をもってホロリと崩れる身を同時に楽しめる]
[最後はけんちん汁で温まる]
[ごちそうさま]
<2017/11/2>
○朝
[朝食を摂取している]
[白飯と鮭の切り身、それから味噌汁だ]
[つつがなく食べ終えた]
○昼
[昼食を摂取している]
[本日はお手製BLTサンド。パンも自ら焼いたものを使う]
[みずみずしいトマトとレタス、ベーコン(これだけはよそから買ってきた)を挟みこむ]
[コーンポタージュも添えて]
[いただきます]
[できてから時間がさほどたっておらず、ふわふわもふもふのパンを楽しむ]
[その内側の野菜は歯切れが大変良い。マスタードを塗ってあり、心地よい刺激もある]
[最後はポタージュで温まる]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜はコーンシュウマイを作ってみた。ひき肉と豆腐を混ぜたものを粘りがつくまでコネコネして、コーンの粒を植えて、皮を巻き、キャベツと一緒に蒸すのだ]
[添え物は卵スープ。モヤシとニラ、ニンジン、タマネギにブナシメジが入っている]
[いただきます]
[小皿に醤油をとって、辛子をといて、そこにシュウマイをつけて食べる。染み込んでくるかのような辛さが、プレーンな肉の味を引き立ててくれる]
[蒸されて柔らかいシュウマイの中で、コーンのつぶつぶ感が際立っている。少しの甘みもまた、良いアクセントだ]
[ごちそうさま]
<2017/11/3>
○昼
[昼食を摂取している]
[ちょっと日差しが強いので、木陰に巨大な葉っぱを立てて、手打ちのお蕎麦をすする]
[添え物としてきんぴらごぼう、ほうれん草のおひたしも用意した]
[いただきます]
[茹でたお蕎麦を取り出し、わさびを混ぜためんつゆにつけて、ネギをふりかけ、それから食べる]
[独特の香り、薄くも確かに感じられる味。そして何より、コシ。孝明少年はちょっと硬めの方が好きなので、茹で加減は調整している]
[どうせ日が沈めば寒くなるだろうし、夜は温かいものにしよう]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[からあげが話題なので、今日は鶏からあげである]
[今回は肉にカレー粉をまぶし、片栗粉で揚げる。下にレタスをしいて、トマト・ブロッコリーとともに盛り付ける]
[添え物はモヤシとキャベツ、ニンジンの蒸し野菜サラダだ]
[いただきます]
[何はなくとも唐揚げを口へ]
[片栗粉特有の、カリカリの外皮をまずは楽しむ。歯に力を入れていくと、カレー味まじりの肉汁が噴き出す]
[どこかスナック菓子を思わせる、俗っぽい食感と風味。だが濃密さは比ではない。強烈なカレー味が皮と肉とを媒介に、口腔を支配する―――]
[ごちそうさま]
<2017/11/4>
○昼
[昼食を摂取している]
[オープンオムレツを作ってみた]
[ジャガイモとトマト、ピーマン、タマネギ、程よいサイズに切って魚肉ソーセージを塩コショウで炒め、卵の中に混ぜる。でもって蒸し焼きに]
[最後はケチャップ塗ったくってできあがり]
[いただきます]
[お箸でちょっとずつちぎりながら食べる]
[具の分量が多めなので、卵はむしろつなぎの役割が大きい。様々な食感を、柔らかさと甘味で結び付けてくれる]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜はカキフライ。衣を程よい厚さにしてカラッと揚げる。タルタルソースも自作した]
[添え物は、青梗菜とニンジンとキャベツとモヤシ、それからエリンギの塩胡椒炒め]
[いただきます]
[カキフライをタルタルソースにつけて、衣がしんなりしてしまう前に口へ]
[ぷりっぷりに締まった身が、やはり素晴らしい。甘みもタルタルソースの中で確かに活きている]
[旬なのだから、今のうちに楽しまなくてはなるまい]
[ごちそうさま]
<2017/11/5>
○昼
[昼食を摂取している]
[今日はふんわりパンケーキ。砕いたナッツとすり潰したニンジンをまぜて]
[添え物はハッシュドポテト、ブロッコリー、プチトマト。ホテルの朝食スタイル]
[いただきます]
[パンケーキにハチミツと少しばかりのバターを塗ったくる。ナイフでちょっと切り取って口へ]
[ふんわりした中に、確かに感じられるナッツのかけら。コリコリと砕けていき、食べ心地に起伏をつける]
[ニンジンの優しい甘味も、静かに全体を支えている]
[ハッシュドポテトには塩を軽く振りかけ、ちょっとずつ切り取って食べる]
[芯までアツアツだ]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜は鍋焼きうどん]
[麺つゆの中にうどん、小ぶりなエビの天ぷら、しいたけ、ネギ、ウズラ卵、カニかまぼこ、小松菜、ニンジン、油揚げと投入]
[あっつくなるまで火にかけてできあがり。最後は軽く七味をふりかけておく]
[いただきます]
[鍋をとると猛烈な湯気が襲い掛かってくる]
[怯むことなく息で冷まして、うどんを口へ。それでもめちゃくちゃ熱い]
[だからこそ、あったまるわけだが……]
[エビの天ぷらの衣が、熱いめんつゆを吸って独特の食べ応えになる]
[しんなりとして、それでいて味と熱とが染みわたっている。これが心地よいのだ]
[ごちそうさま]
<2017/11/6>
○昼
[昼食を摂取している]
[自宅で作ったサンドイッチを、植生調査の途中に食べる]
[ラインナップはレタスとトマトのマヨネーズ和え、卵、塩胡椒味チキンカツの三種類だ]
[いただきます]
[レタストマトはシャキシャキのみずみずしさ。若干の脂っこさほしくなってしまうのは若さゆえか]
[濃厚な卵サンドを経て、とっておきのチキンカツへ。ソースがメジャーだが、あえて塩胡椒で味付けをした。これはこれで合うのだ。パンの甘みのなかで、立ち上るような刺激がある]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜はタコ、イカ、エビ、ニンジン、アスパラガス、タマネギのシーフード野菜炒めを作った。味付けは塩胡椒だ]
[添え物はトマトのポタージュ、お豆入り]
[いただきます]
[野菜炒めから食べる]
[タコ・イカ特有の弾力食感、噛めば噛むほど味が出る。エビはプリプリで歯を休ませてくれる。魚介類なのでやはり塩気が合う]
[野菜ももちろん負けてはいない。アスパラガスは柔らかくなりつつも、先端部の独特の噛みごたえがなくなってはいない。ちょっと力を入れれば、ホロリ、ハラハラと崩れてゆく]
[ごちそうさま]
<2017/11/7>
○朝
[朝食を摂取している]
[薄切りバゲットを軽く炙って、ジャムを塗って]
[スクランブルエッグ、ブロッコリー、トマトを添え物に]
[つつがなく食べ終えた]
○昼
[昼食を摂取している]
[今日は塩焼きそば。以前ショッピングモールで購入したスパムを使い、また昨日の残りのイカも入れてしまう。野菜は薄切り椎茸、ニンジン、モヤシ、キャベツ、タマネギに青梗菜]
[焦げ目がつかず、水分を程よく飛ばせるように炒めてやる]
[いただきます]
[この焼きそばは全体的にあっさり目の味付けである。そんな中であるから、元から強烈なスパムは、ステージの真ん中に躍り出るかぶき者のように、ますます調子づくのである]
[けして悪いものではない。大人しいだけでは、退屈なのだ。イカのかみごたえや味を吸ったシイタケなど、みるべきところはいくらでもある]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜は豆腐ハンバーグのキノコソース。みりんと酒、少しばかりのバターと胡椒でしたてた濃厚なソースを、マッシュルームやブナシメジと一緒にとろりと]
[添え物はコンソメ味の野菜スープ]
[いただきます]
[ハンバーグをひとかけら、マッシュルームと共にフォークに刺して、口へ]
[プリッ、っとしたマッシュルーム一枚を経て、前歯は柔らかな肉塊の中へ。豆腐混じりのそれは口の中でほどけ、甘くまろやかなソースの影響を速やかに拡げていくのだった]
[つなぎのタマネギや黒胡椒が、まどろむような味わいの中で弾ける]
[ごちそうさま]
<2017/11/8>
○昼
[昼食を摂取している]
[今日は余ったカレー粉を使ってカレーチャーハン]
[ニンジン、グリンピース、コーン、それから醤油で煮込んだ後にサイコロ状に切った豚肉を混ぜて]
[添え物はわかめスープだ]
[いただきます]
[木の匙で一口すくって、食べる]
[パラパラに炒めたご飯は、舌の上に乗ると早速香ばしさを発揮し始める]
[カレーの匂いと味でありながら、ふつうにカレーを作った時とは違うように思える。それは、これが比較的乾いた料理であるためだろうか]
[スープのおかげで体も温まった]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜はクラムチャウダーだ。アサリとブロック状にしたイカの切り身、ニンジン、タマネギ、ジャガイモを具とし、ミルクたっぷりのスープで煮込む]
[添え物は細く裂いた鶏ささみと、トマト・きゅうり・レタスのサラダ]
[いただきます]
[孝明少年はシチューと同様、ご飯をクラムチャウダーにつけて食べる]
[濃厚極まりないスープがご飯をコーティング。まろやかさと少しの塩気で食がすすむ]
[二種の魚介類、ともすればスープに溶けてしまいそうなほど柔らかな野菜たち。これで退屈になるわけがなかった]
[ごちそうさま]
<2017/11/9>
○朝
[朝食を摂取している]
[塩鮭を混ぜたおにぎりと、味噌汁]
[つつがなく食べ終えた]
○昼
[昼食を摂取している]
[今日はワンタンスープ。ほうれん草を生地に練りこんだグリーンワンタンと、モヤシ・白菜・ネギ・ニンジン・ニラを鶏ガラ出汁のスープに投入。ラー油をちろっと垂らしてできあがり]
[ご飯は卵とカニカマのチャーハン]
[いただきます]
[ワンタンスープを熱々のうちに]
[皮は分厚めにし、小籠包の要領でゼラチンに閉じ込めたスープを包んでおいてみた。これで、噛みごたえとスープとの絡みを両立できる]
[内も外もアッツアツ、暖まらないわけがない]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜は鶏のトマト煮。鶏肉はワインを加えて一度蒸し、濃厚トマトソースに刻みタマネギを忍ばせ、ついでにナス(大好き)も添えて。タバスコを少量加えておく]
[添え物はコールスローサラダ]
[いただきます]
[トマトソースに浸された鶏肉をフォークで突いて、口へ]
[濃厚なトマト味、静かにやってくる辛味。強烈な洗礼を受けながら、ふっくらとなった鶏肉を堪能する。噛めば噛むほど染み込む味わい]
[ナスもこのトマトソースにはよく合うのだ]
[ごちそうさま]
<2017/11/10>
○昼
[昼食を摂取している]
[明太子パスタを作る。携帯コンロで小鍋を温め、パスタを茹で上げる。皿に盛り付け、湯煎にかけた明太子ソースをぶっかけ、刻みネギをばらまく]
[添え物はレタス、トマト、タマネギ、クルトンにタマネギソースをかけたサラダだ]
[いただきます]
[パスタをフォークでクルクルとやって、口へ]
[包み込むようなまろやかさの中で、確かに感じられるツブツブ感、それと優しい辛味]
[振りまいたネギは、媚びきれなさの証となった]
[ごちそうさま]
<2017/11/11>
○昼
[昼食を摂取している]
[今日はキムチ雑炊を作った。辛めに作ったキムチと鶏ガラ出汁でスープを作り、溶き卵を投入。刻みネギをふりかける]
[いただきます]
[木の匙ですくって、口へ]
[ピリ辛かつアツアツで、寒い日にはピッタリの料理の一つである。キムチ汁が全体に広まって、他には何もいらない]
[と言いつつ卵を投入したのだが、これはまあ、邪魔をするものではないので良いのだ。より暖まれるようにもしてくれる]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜は揚げ餃子を作り、モヤシ・ニンジン・刻みしいたけ・タケノコ・ニラ・タマネギなんかといっしょにあんかけをぶっかけて一皿作ってしまう]
[ご飯は十穀米、味噌汁もある]
[いただきます]
[パリパリの揚げ餃子にとろとろのあんかけ。この正反対に思える組み合わせが、なぜだかメジャーになる。それに足るだけの美味しさがあるためだ]
[包み込むようなあんかけの中でさえ個性を発揮する揚げ餃子は、そのまま食べるといささか脂っこいことがあるのだ]
[緩衝を経た皮が歯を受けると、折れるというよりは曲がるように破け、肉汁を解き放ってくれる]
[ごちそうさま]
<2017/11/12>
○昼
[昼食を摂取している]
[アジフライを作ってみた。ひらいたアジに塩コショウで下味をつけて、カラッと揚げる]
[お供は手製のタルタルソース。クルトン入りのサラダも添えて]
[いただきます]
[アジフライは一尾を半分こにしたものである。食が細いのでこれが限界であった]
[タルタルソースを塗りこみ、口へ。クリーミィな塩気を経て衣を破り、ほろりと崩れる身を堪能する。この俗っぽさがたまらない]
[サラダはヘルシーめなタマネギドレッシングで味わった]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今日はせっかくだからと焼きビーフン。麺は少し前、時間のある時に手作りをした。小さく切った豚バラ肉、ニンジン、キャベツ、タマネギ、モヤシ、シイタケと一緒にザァーと炒め、ごま油で味をつける]
[添え物は、カボチャとナスのお浸し]
[いただきます]
[ビーフンは素麺に比べ、箸への絡みつきや、あるいは噛み応えにやや強かなものを感じる食物である]
[さりとて、焼きそばのような俗っぽさはない。どちらかといえば―――これは、孝明少年の作り方のせいでもあるが―――野菜が目立つ料理だ]
[つつがなく、食べ終える]
[ごちそうさま]
<2017/11/13>
○朝
[朝食を摂取している]
[白飯と明太子、味噌汁だ]
[つつがなく食べ終えた]
○昼
[昼食を摂取している]
[サクッと作ったカレーワンタンスープで、暖まる]
[皮にもスープにもカレー粉が含まれているから、ひりつくような辛味を思う存分堪能できるようになっている]
[つつがなく食べ終えた]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜は一人鍋。寒いので予定に入れてはいたが、水に濡れて冷えたのだから、ちょうどよかった]
[具はツミレ、豆腐、マイタケ、ネギ、ニンジン、白菜、春菊。ついでにうどんも投入]
[いただきます]
[タレは柚子ゴマダレ。お皿に取れば良い香りが感じられる]
[煮立ったツミレをタレにつけ、口へ。程よい弾力が歯を迎え、柔らかく潰れる内側へと、心地よく誘う]
[マイタケも熱の中で強かさを捨てきらず、グニリと噛みちぎられて、食べ応えをもたらす]
[うどんはさっとお湯に晒す程度に止める。硬いほうが好きだった]
[ごちそうさま]
<2017/11/14>
○朝
[朝食を摂取している]
[レタスとトマト、タマネギをマヨネーズで和えたものを挟んだサンドイッチ、それからコーンスープ、ニンジンジュース]
[つつがなく食べ終えた]
○昼
[昼食を摂取している]
[今日はお好み焼き。今回は甘辛く煮付けた鶏そぼろを中に入れる。生地にはもちろん山芋を使った]
[添え物として、ほうれん草と刻みニンジン、モヤシのおひたしも]
[いただきます]
[ソースとマヨネーズをお好み焼きに塗ったくり、お箸でちぎる]
[山芋による柔らかな生地の中から、そぼろの粒が飛び出してくる。それは正しくアクセントであるといえて、味の薄い中で活かされるものであった]
[甘辛そぼろは、どんな炭水化物にでも合わせてくれる]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜は白身魚のホイル焼き。塩胡椒で下味をつけ、しょうゆとバターをかけて包み焼き。プチトマト、シメジ、タマネギも添えて。仕上げにレモンをすこしまぶす]
[ほうれん草とモヤシの炒め物も添えて]
[いただきます]
[白身魚の身は柔らかい。箸でたやすくほぐれてくれる]
[口に入れば、プリリと崩れ、脂でまろやかになった塩辛さを晒す]
[周りの具材も忘れてはならない。この味付けに、焼けたプチトマトはよく合う。タマネギは魚の身と一緒につまめば、強かさで緩急をつけてくれる]
[ごちそうさま]
<2017/11/15>
○朝
[朝食を摂取している]
[あっっったかトマトスープと薄切りバゲットだ]
[つつがなく食べ終えた]
○昼
[昼食を摂取している]
[今日はツナ入りナポリタン。ケチャップの水分を飛ばす工程を挟むことで、ベチャつかないように作る。最後はチーズと少量のタバスコを振りかけて]
[添え物はコールスロー、自家製野菜ジュースである]
[いただきます]
[狙い通りに、麺はパラパラ。しっかり一筋ずつつまめるようになっている。ツナが麺の食感を単調にはせず、歯ごたえを増強する]
[実はソーセージも魚肉のものを使っている。柔らかくて食べやすく、こちらの方が孝明少年的には好みであった]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜はドライカレー。ひき肉と刻みニンジン、タマネギ、ピーマンを炒め、煮詰める。とろみが少しある方が好きなので、多少水分を残す。赤ワインとケチャップでまろやかに]
[添え物はトマトとレタス、キュウリに紫玉ねぎのサラダ]
[いただきます]
[ドライカレーをひとさじ口へ]
[甘みとも辛味ともつかぬ、口中に広がりゆくものがある。その中から、それぞれの味が現れてくるような気がする]
[ひき肉は固形物であるから、普通のカレーよりもやや分量が多いように感じさせる。柔なご飯とは良い対比になる]
[ごちそうさま]
<2017/11/16>
○昼
[昼食を摂取している]
[しょうゆ味の焼きおにぎりを作った。合わせて、しょうゆ味の焼きトウモロコシも作り、その粒を混ぜ込んである]
[添え物は、ニンジン、大根、カイワレ、ごぼうにネギの味噌汁、ナスのおひたし]
[いただきます]
[焼きおにぎりの一番美味しいところの一つは外側だが、焼きトウモロコシを混ぜ込んだことで内側もまた味わい深くなっている]
[最後までしょうゆ味が楽しめるし、食感の変化もあり続けるからだ]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[昨日のドライカレーの残りをグラタンっぽくアレンジ。マカロニ(ペンネ)と蒸してサイコロ状にに切ったジャガイモを混ぜ込み、チーズでとじて焼く]
[添え物はニンジンタマネギコーンにピーマンのコンソメ野菜スープ、ソーセージ入り]
[いただきます]
[チーズの蓋を破り、一通りの具とともにドライカレー・グラタンを口へ]
[力一杯熱された、濃厚なルーが舌の上で大暴れ。それをホクホクのお芋が鎮めにかかる]
[そんな中で味わうペンネは、コシのある食感も相まって非常にうまみが出る]
[ごちそうさま]
<2017/11/17>
○昼
[昼食を摂取している]
[皮付きフライドポテトに、ブロッコリーとプチトマト、タマネギに各色ピーマンのサラダを添えて。白身魚のフライも用意。ファストフードっぽい]
[主食は家で焼いてきた小ぶりなクロワッサン]
[いただきます]
[フライドポテトには塩を軽く振り、ケチャップの小皿につけて、その部分を食べてはまたつける]
[一人の食事でないと、こういう贅沢はできない。痛快さを味わい尽くす]
[野菜を経て、白身魚のフライへ。衣も身もあっさり崩れ、塩味を解き放つのがたまらない]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[牛レバーが手に入ったのでレバニラを作る。モヤシ、ニラ、ニンジンにパプリカを加え、オイスターソースで炒める]
[主食は海鮮チャーハン。昼間の白身魚の残りと、カニカマ、卵を加え、塩味で作る。紅ショウガもちょこっと乗せて]
[いただきます]
[レバーをモヤシとともに口へ]
[トロッとした旨味たっぷりのソースがお出迎え。モヤシのシャキシャキ感を味わったのち、レバーへ]
[他の部位とは異なる、強かだが柔らかなかみごたえ。味が、こんもりと広がっていくような感触]
[孝明少年にもはや赤い血は流れていないけど、葉緑素を作るにも鉄分は要るのだ]
[ごちそうさま]
<2017/11/18>
○昼
[昼食を摂取している]
[今日は坦々麺(汁あり)。丹精込めて打った麺を茹で、ラー油と芝麻醤、それから少しの唐辛子で味付けしたスープに投入。甘辛く煮付けた鶏そぼろの上にほうれん草、モヤシ、刻みニンジンを乗せ、ネギをたっぷり振りかけて]
[いただきます]
[スープに絡ませながら、麺と野菜とをいただく]
[辛い。それでいて、どこか優しい。ツンデレとは違う。あえて例えるなら父性か?]
[濃厚な辛味の中、あらかじめ個性を与えた鶏そぼろが余計に大暴れ。絶え間ない波状攻撃を、かみごたえのある野菜と麺とで受け止める]
[しっかりあたたまった]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜は鶏肉ピカタ。鶏むね肉に塩コショウで下味をつけ、小麦粉をまぶし、卵を絡ませて炒めるとできあがり。お皿に盛ったらケチャップをかける]
[添え物は湯豆腐と、ニンジン・ダイコン・サトイモ・コンニャクの煮物]
[いただきます]
[ケチャップをよく塗ってからピカタを口へ]
[溶き卵のコートはから揚げなどのそれに比べてなめらかで、あっさりとしている。ケチャップの甘味の裏から、しみ込んだ塩辛さが湧き上がってくる]
[湯豆腐は暖まるために作った。おつゆに浸した豆腐にネギをかけて食べれば、ほっとする]
[ごちそうさま]
<2017/11/19>
○昼
[昼食を摂取している]
[プチサイズの手巻き寿司をいくらか作る。キュウリ、マグロ、卵、サーモン、少々変わり種で魚肉ソーセージとカニカマも]
[添え物はお吸い物を用意]
[いただきます]
[わさびを醤油に溶いて、お寿司をつけて口に放り込む]
[高さにして親指大くらいのものなので、食べやすい。ショッピングモールに行けばパック詰めのお総菜として売られているようなものだ]
[とはいえ、魚肉ソーセージなんかを使っているものは、なかなかなさそうではある]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜はブリ大根。酒と砂糖と醤油にみりんでダシを作り、煮ている最中に数回に分けて投入。お皿に盛ったら、カイワレと千切り生姜をのせて出来上がり]
[添え物はトン汁]
[いただきます]
[大根を掴む。ちょっと力めば両断してしまいそうなほどの柔らかさだ]
[ふうふう息を吹いてから口に入れ、舌で押し潰すようにして味わう。こうすると出汁と大根本来の味わいが大きく広がるのだった]
[続けてブリも。生姜と一緒に、少しちぎった身を口へ放り込む。なかなかの歯ごたえで、楽しませてくれる]
[ごちそうさま]
<2017/11/20>
○昼
[昼食を摂取している]
[今日はトマトリゾットを作った。米と具材ーーーニンニクや魚肉ソーセージ、ピーマン、ブロッコリーを炒め、潰したトマトと一緒に煮込む。粉チーズとパセリを振りかけ、ちょっとタバスコを垂らして]
[添え物はカットしたリンゴ]
[いただきます]
[あっついうちにリゾットを口へ]
[強烈な熱の後から、トマトのまろやかな優しさが感じられてくる。タバスコがちょくちょくつついてくるのが、また心地よい]
[魚肉ソーセージが程よくゆだって、硬すぎず柔すぎずといった感じになっているのが、またよろしいのだった]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜はカキのバター醤油炒め。ちょっと小麦粉と塩胡椒をまぶしてうすめの衣を形成。出来上がりには刻みネギをふりかける]
[添え物は、カレー風味の野菜スープ。主食は十穀米]
[いただきます]
[カキ炒めを口へ]
[うっすらした衣の出迎えを受け、熱でいくらか締まった感触を味わう]
[濃厚な風味のカキが、バターの脂でますますなめらかな味わいに。程よいしょっぱさも相まって、たまらない。甘みだって感じられる]
[カレースープはやっぱり温まる]
[ごちそうさま]
<2017/11/21>
○昼
[昼食を摂取している]
[今日はライスハンバーガー。しょうゆをかけつつ焼き固めたご飯で、枝豆入り豆腐ハンバーグの照り焼き、タマネギとニンジンの炒め物、刻みネギを挟む。分解してしまわぬよう、紙で包んで食べる]
[添え物はお味噌汁と熱いお茶]
[いただきます]
[しっかり紙を抑えつつ、ハンバーガーを口へ]
[程よい硬さにした焼きおにぎりのパンズは、少し力を入れて噛むだけでほぐれてしまう]
[ネギの刺激、味噌味の野菜炒めに迎えられ、ヘルシーながらもジューシィなパテを味わう]
[俗っぽくも優しい食事だ]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜は、昼に引き続いて作ったお豆腐ハンバーグでロールキャベツ。内側には柚子胡椒を仕込んでおく。ニンジンやブロッコリー、タマネギ、アスパラガスと一緒にコンソメスープで煮込む]
[添え物はタコ飯]
[いただきます]
[ロールキャベツをお箸で両断。柔らかくしたので割と難なく切れてくれる。湯気と柚子胡椒の香りがブワリ]
[キャベツの甘みとヘルシーな豆腐ハンバーグは、優しい味ではあるが、柚子胡椒が刺激を加えてくれる。若い孝明少年には、このくらいがちょうどいいというわけである]
[ごちそうさま]
<2017/11/22>
○朝
[朝食を摂取している]
[薄切りのバゲットにバターと明太子を塗って、軽く炙る。添え物として温かいコーンスープ、サラダも用意]
[つつがなく食べ終えた]
○昼
[昼食を摂取している]
[エビフライとイカリングを作る。塩で軽く下味をつけてから、薄めに衣をつけてカラッと揚げる]
[ナスとピーマンとニンジンの味噌炒めも添えて]
[いただきます]
[エビフライをなにもつけずにそーっと口へ。衣が薄いのでしつこくなく、味がいらない。エビのプリプリ感と、少しの塩味だけを楽しむ]
[イカリングも同様に。こちらはかみごたえが心地よい。口の中で輪をちぎり、その先端からちょっとずつかじっていく]
[野菜炒めは、味噌の濃厚な甘じょっぱさがよい]
[ナスは外側が堅く中は柔らか。変化が面白い]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜はカニ玉。シイタケと刻みネギ、細切れニンジンを混ぜた溶き卵を、形を整えつつ軽く焼く。そこにエノキ混じりのあんかけソースをとろーり。昼間のエビの残りも軽く炒めて、脇に添えておく]
[添え物はサヤエンドウとタケノコ、コンニャクにニンジンの煮物]
[いただきます]
[匙でカニ玉を一口]
[トロッとしたあんかけ、ふわっとした卵。まろやかに口中に広がっていく、濃厚な甘みがたまらない]
[シイタケも事前にみりんで煮付けておいたので、個性が殺されない。柔な卵の中で、こいつだけは噛めば噛むほど味を出す]
[ごちそうさま]
<2017/11/23>
○昼
[昼食を摂取している]
[今日はお好み焼き。新たな試みとして、生地に枝豆とむきエビを取り込む。後はいつも通りに]
[添え物は、ワカメ(異常性無し)とニラと人参、モヤシのスープ]
[いただきます]
[お好み焼きにソースとマヨネーズを塗ったくって、ちぎって口へ]
[生地のそこかしこに枝豆がある。それは、ちょっとした宝探しのようなものであった。長芋で柔らかくした生地の中で、コリッとした感触をもたらす枝豆は心地よい]
[むきエビも、入っているのがわかるかわからないくらいかの存在感で、静かに美味しさを支える]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜はマグロの漬け丼……だが、孝明少年は食が細いのでマグロとご飯はセットにはしない。醤油とみりん、日本酒に加えてわさびを少し混ぜてタレを作る。出来上がりには刻みネギを振りかけて]
[添え物は筑前煮]
[いただきます]
[ご飯とマグロをひとかけずつつまんで、口へ]
[甘み、しょっぱみ、辛味が同時に来る、この混沌感。こんなんでもマグロそのものの旨味はしっかりと感じられるから、考えてみればすごいものである]
[ご飯にもタレが染み込んで、うまい]
[ごちそうさま]
<2017/11/24>
○昼
[昼食を摂取している]
[今日はあったかおそば、天ぷら入り。プレーンなめんつゆに自ら打ったそばを盛り、刻みネギとエリンギ・ごぼう・ジャガイモの天ぷらを添えて]
[添え物はニンジンとほうれん草、大根の煮物]
[いただきます]
[そばはちょっと固めに茹でた。食べてる最中にのびるのも考慮してのことだった]
[天ぷらを熱いめんつゆに浸して食べる。熱のせいか、いつもより味が染み込んでいるような気にもなる]
[寒いので、しっかり暖まらなくてはならない]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜は蒸し野菜のサラダ。ニンジン、キャベツ、モヤシ、タマネギ、ジャガイモ、エリンギ、コーン混ぜ肉団子を蒸す。味付けとしてバーニャカウダソースを用意]
[主食は枝豆ご飯]
[いただきます]
[野菜はバーニャカウダに、肉団子は辛子を溶いた醤油で食べる]
[蒸した野菜はほっこり柔らか。それでいて、元々の印象も保てているのがこの料理のいいところ]
[多くの材料で作られたバーニャカウダソースは、混沌とした味。味をつけていない野菜に強い個性を加えてくれる]
[枝豆ご飯も香ばしいうまさ]
[ごちそうさま]
<2017/11/25>
○朝
[朝食を摂取している]
[白飯と焼き明太子、それからお味噌汁]
[つつがなく食べ終えた]
○昼
[昼食を摂取している]
[今日はフレンチ・トースト。薄切りバゲットに卵を絡めて程よく焼いて、少しのバターとはちみつを垂らして]
[スクランブルエッグ、プチトマト、ベビーリーフ、ブロッコリー、小さめのハッシュドポテトを添える]
[いただきます]
[バターとはちみつをよく染み込ませてから、フレンチトーストを口へ]
[まろやかな甘み、次いでふんわりとした食感。優しさと熱が口を支配する、この感覚は何物にも代えがたく]
[甘みを味わった後は、ハッシュドポテトに手をつける]
[サクサク感とホクホク感が一度に味わえてお得である]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜はカニカマとタマネギ、しいたけにモヤシを入れたニラ玉スープ、それからプチ三食丼。紅ショウガももちろんかけてある]
[いただきます]
[暖まりたいので、スープから。鶏ガラ出汁のスープは、ラー油をちょっと垂らすと刺激が出てよろしい]
[アツアツの卵で舌を火傷しないよう、息を吹きかけてから食べ始める]
[モヤシと一緒につまんで食べると、食感がいい感じになる。フワフワの後のシャキシャキ感である]
[ごちそうさま]
<2017/11/26>
○昼
[昼食を摂取している]
[今日はピリ辛ペペロンチーノ。オリーブオイル、それから唐辛子とコンソメでパスタに味をつける。炒めたガーリックと黒胡椒も撒いてできあがり]
[添え物はシーザーサラダ]
[いただきます]
[パスタをフォークでくるくる巻いて口へ]
[辛味が早速燃え上がる。口中に広がる心地よい熱感。頃合いを見て、水で中和をする]
[パスタはちょっと硬めに茹でてある。これがお気に入りなのだ]
[一息ついて、シーザーサラダで口を休める]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜はおでん。大根、ウズラ卵、しらたきやこんにゃく、人参、タコ足、つみれの他に手作りのきりたんぽを投入する。味付けは鶏ガラ出汁]
[添え物として、ほうれん草の胡麻和え小鉢を用意]
[いただきます]
[きりたんぽから。程よくお湯を吸い、固形物ながらもホロホロと崩れる不思議な食感になっている]
[そのままでもうまいが、ちょっと練り辛子につけると刺激もあっていい感じだ]
[だが、一番のお楽しみは大根である。煮込みすぎても崩れてしまうし、時間が短すぎると硬くなる。お汁のしっかり染み込んだあの感触を味わうには、繊細な調節が求められるのだ]
[ごちそうさま]
<2017/11/27>
○昼
[昼食を摂取している]
[昨日のきりたんぽの残りを砕いてジャガイモ、タマネギと混ぜ合わせ、ライスコロッケとして作り直す]
[添え物はコールスローサラダ、カットトマト]
[いただきます]
[ライスコロッケは塩だけちょっと振って食べる]
[ジャガイモだけのコロッケに比べ、強かな独特の食感がある。ホクホクしてはいるのだが、ちょっと緩急がついている、というか]
[食べ応えは確実に増している]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[唐揚げ分が不足してきたので、今夜は鶏の唐揚げである。以前葛粉を使った唐揚げを食べさせてもらってえらく感動したので、自分でもそれを作ってみた]
[添え物はネギと大根、豆腐にニンジンの味噌汁。主食は炊き込みご飯]
[いただきます]
[期待を込めながら唐揚げを口へ]
[……サクサク、これである。この驚異的なまでの心地よさが、葛粉で唐揚げを作ることだと、あの日孝明少年は思い知っていた]
[味付けはあえて、シンプルに塩胡椒だけで。しつこすぎず、かつ飽きさせない。夢中になれる唐揚げ体験がそこにある]
[ごちそうさま]
<2017/11/28>
○昼
[(諸事情によりちょっと早めに)昼食を摂取している]
[今日は野菜雑炊。キャベツや甘く煮たシイタケ、ニンジン、モヤシ、ネギを具材にし、刻み生姜と卵を入れて鶏そぼろもばらまく。鶏ガラ出汁のスープにラー油で刺激をつけてできあがり]
[いただきます]
[昨日はマシだった寒さが蘇ったからこその、このメニュー]
[できたての熱とラー油の辛味で口の中が速やかに温まっていく]
[柔らかい野菜とご飯がとても食べやすい。ある程度食べ進めると、刻み生姜がいい感じに主張をしてくるようになる]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[お豆腐が安かったので湯豆腐を作る。その他のオカズとしては、大根とニンジン、サヤエンドウの煮物、それから余ってた唐揚げ]
[ご飯は雑穀米。ごま塩をかけて味わう]
[いただきます]
[湯豆腐なんかやったのはやっぱり寒いから。お皿にすくって、温めておいたネギとめんつゆのタレをかけて]
[ぷるりと揺れながら湯気を立てる豆腐をひとかけ口へ。あまりの熱さに、ハフハフとなってしまう。とはいえこれくらいがちょうどいい]
[優しい味と食感の豆腐に、刺激の強いネギはよく合う。風邪にも効くーーーヒトの身体をもたぬ孝明少年は、風邪なんかひかないのだが]
[ごちそうさま]
<2017/11/29>
○昼
[昼食を摂取している]
[第2回言の葉フェスタの準備も兼ねて、今日は焼きそば。ソース味にして、モヤシとニンジン、ピーマンにタマネギを投入。加えてタコ足と刻んだ魚肉ソーセージも入れてみる。最後は紅生姜をかけてできあがり]
[いただきます]
[麺はよくほぐれていて、水分も落としたのでベタつきはしない。勘は鈍りはしなかったようだ]
[野菜以外の具材としては豚肉がメジャーなのだろうが、タコ足にするとまた違った歯ごたえがある]
[とはいえ堅いのが苦手な人もいるだろうし、オプションの一つにでもしておくか、とも考えてみる]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[いい肉の日、ということで一人焼肉。孝明少年が個人的に好きな豚トロ、牛タンを小さな円形の鉄板でちょっとずつ焼く。他にはピーマンやタマネギ、ニンジン、モヤシ、マッシュルームも]
[これらに、自家製塩ゴマダレで味をつけられる]
[いただきます]
[焼けた具材をお皿にとって、タレを小さじで垂らしてゆき]
[まずは豚トロから。強かな身とプリッとした脂身のギャップが面白い。刻みネギももちろんかけておいた]
[牛タンは薄くて食べやすいが、歯ごたえがあり、決して印象は薄くない。塩味ともよく合う]
[ごちそうさま]
<2017/11/30>
○昼
[昼食を摂取している]
[自ら肉まんを手作りする。具はひき肉以外にオカラでかさまししてヘルシーな作りにしてある。さらぬ皮にはニンジンを混ぜ込んでオレンジ肉まんにした]
[添え物はモヤシ中心の野菜のあんかけ炒め]
[いただきます]
[噛み付いて皮を破るや否や、吹き出す熱気と鶏ガラ味のついた汁]
[夢中になりそうで、しかしゆっくりと食べ進める。脂分が少なくてあっさりしているので、なかなか食べやすい]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜は麻婆春雨。豚ひき肉と細かく刻んだナスを炒め、ごま油とラー油、豆板醤で春雨と一緒に煮込む。刻み生姜も少量加えておき、出来上がりにはネギもふりかける]
[添え物はニンジンとゴボウ、大根にブナシメジの味噌汁]
[いただきます]
[麻婆春雨をお箸で口へ]
[様々な種類の辛味が同時に襲い掛かり、痛快である。口を焼くような豆板醤とラー油、その裏から突き刺すような生姜とネギ]
[そんな中でも、春雨のつるりとしたのどごしはあくまで爽やかだ]
[ごちそうさま]
<2017/12/1>
○昼
[昼食を摂取している]
[通常のソーセージの代わりに、魚肉ソーセージを使用したホットドッグを作る。刻みキャベツを敷き、ケチャップとマスタードで味をつけるのはいつも通り]
[添え物は小さく切った野菜をたっぷりぶちこんだジャガイモポタージュ]
[いただきます]
[ホットドッグを口へ]
[通常のソーセージと違ってとても柔らかく、食べやすい。あの独特のポリッ、ポリッという食感が無くなるのは寂しいかもしれないが、それは人に依るだろう]
[食べきった後はスープであったまる]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜は白菜とコーン、タマネギにエノキダケとブロッコリーのクリームスープ。ミルクでまろやかさを出し、ベーコンもちょっと入れてある]
[添え物はプチトマトとレタスに、あっさり薄揚げの皮付きフライドポテト]
[いただきます]
[スープをすくって、口へ]
[油で薄く包み込まれたかのような塩味が、速やかに口中に広まる]
[ついで具の野菜に歯を入れれば、うまみと思える汁が、吹き出す吹き出す]
[もれなく暖まれるスープだった]
[ごちそうさま]
<2017/12/2>
○昼
[昼食を摂取している]
[拠点で作ってきたおにぎりを取り出す。五目炊き込み御飯をそのままパリッとした海苔で巻いたものだ]
[添え物として、携帯コンロを駆使して味噌汁を作る。ネギと油揚げ、ワカメが入ってる]
[いただきます]
[小さな折りたたみイスに座り、高原の美しい景色を眺めながらおにぎりを一口]
[持ってくる途中でおにぎりは冷めてしまっているが、味の濃厚さと具の多彩さのお陰で、まずいとは思わない]
[甘辛いタレをしみこませた鶏肉が美味い]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜はひとりチーズフォンデュ。具はブロッコリー、ニンジン、ジャガイモ、カリフラワー、薄切りバゲット。ちょっとだけタバスコを混ぜることで辛みをつける]
[添え物はレタスとタマネギ、トマトのサラダに梅のドレッシングをかけて]
[いただきます]
[具をフォークに刺して、くるくるとチーズに絡めてお皿に取る]
[一度蒸したジャガイモのホクホク感が半端ではない。辛味を得たチーズも相まって文句なしに暖まれる]
[パンは少しだけ炙って、強かにする。こうするほうが好きだった]
[ごちそうさま]
<2017/12/3>
○昼
[昼食を摂取している]
[今日はサンドイッチを用意してきた。トマトとレタスを挟み、マヨネーズで和えたもの、ハムと卵を挟んだもの、それからデザート用にキウイとオレンジを少量の生クリームと挟んだものを用意]
[添え物は、ニンジンのポタージュ]
[いただきます]
[サンドイッチのサイズは小さめ。孝明少年は小食なので。二~三口くらいで食べ終えてしまう手軽さ]
[トマトのみずみずしさと、卵の濃厚な味がお気に入り]
[デザートサンドはフルーツと生クリームの甘味が相乗をして、舌を突き抜けるような快感がある]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜はクリームシチュー。ミルクをたっぷり使ったまろやかなルウを用意。ブロッコリー、ニンジン、ジャガイモ、タマネギ、鶏肉をじっくりコトコト煮込んで柔らかくした]
[いただきます]
[孝明少年は、ご飯はシチューに浸して食べる派だった。カレーとはまた違った味わいがあるのだ]
[口に入れてちょっと力を込めれば崩れ落ち、霧散するかのように広がるジャガイモ。熱とホクホク感にすっかり支配されてしまう]
[ある程度の歯ごたえを保ったブロッコリーと鶏肉もまた良い]
[ごちそうさま]
<2017/12/4>
○昼
[昼食を摂取している]
[今日はお豆腐のステーキ。切ったお豆腐にみりん醤油で味をつけ、片栗粉で衣をまとわせ、刻みネギを振りかけてできあがり]
[野菜雑炊も作った。鶏ガラ味で、ラー油で刺激を足してある]
[いただきます]
[お豆腐ステーキは箸で簡単に切れる。ちょっとつまんで口へ]
[ほろりとした衣、焼いたことで固まった外側、豆腐本来のふんわり感が保たれた内側。変化する食感が面白い料理だ]
[野菜雑炊も冷めないうちに頂いてしまう]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜は和風。かつおダシで作るイワシのつみれ汁と、エビとさつまいもとピーマンとエリンギの天ぷらを作る。抹茶塩ももちろん用意]
[いただきます]
[つみれ汁から。灰色つみれをつまんで口へ]
[弾力と柔らかさを併せ持った独特の食感。細かいものが含まれているのもわかり、それがまた面白かったりする。それでいて、食べやすい料理だった]
[天ぷらは抹茶塩で味わうが、せっかくなのでちょっとだけつみれ汁で湿らせてみたりもする]
[ごちそうさま]
<2017/12/5>
○昼
[昼食を摂取している]
[今日はおうどん。みりんと醤油とかつおダシで作っためんつゆに、みずから打ったうどんを茹でて投入。収納亜空間に放り込んでおいた昨日の天ぷらの残りを乗せて、刻み葱と七味を振りかけて出来上がり]
[いただきます]
[温かいめんつゆに天ぷらを浸して食べるのは、やはり心地よいものがある]
[衣がふやけ、しかしなお歯ごたえを捨て切ることはなく、濃厚な味をまとってくれる]
[サツマイモのなんか、本来の甘みと相まって、最高である]
[もちろんうどんの方もしっかり味わう。コシは良好なようだった]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜はブリとネギの照り焼き。コショウもふりかけて、甘辛い味付けにした]
[添え物はしいたけと豆腐、ニンジンにカイワレのお吸い物、それから雑穀米]
[いただきます]
[照り焼きから食べる]
[ネギの一筋縄ではいかない歯ごたえを楽しんでから、本命のブリに移る]
[固さと弾力を併せ持った感触。それは自然と歯に力を込めさせて、元々のうまみと染み込んだタレを深く味わわせてくれるのだ]
[お吸い物で体も温まる]
[ごちそうさま]
<2017/12/6>
○朝
[朝食を摂取している]
[今朝は白飯と卵焼き、味噌汁]
[恙なく食べ終えた]
○昼
[昼食を摂取している]
[今日は五目焼きそば。塩胡椒で味をつけた麺に、炒めた白菜やニンジン、タマネギ、モヤシ、エビにキクラゲを投下。あんかけぶっかけて出来上がり]
[添え物はわかめスープ]
[いただきます]
[香ばしい味付けになった麺が、とろりとしたあんかけの内側にある。濃厚でありながら退屈させない味わいになった]
[キクラゲは一番好きな具なので、取っておく。シャッキリとした白菜やモヤシ、エビの弾力を楽しんでから、最後にそのコリコリ感を味わう。心地よい]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜はハヤシライス。ルウは今回も既製品を使うことになったが、ご飯にスクランブルエッグを盛って、ケチャップもかけることにした。刻みパセリを軽く振りかけて、できあがり]
[添え物はレタスとカットトマト、タマネギにモヤシのサラダ]
[いただきます]
[ハヤシライスは、卵とルウをちょっとずつ混ぜ合わせながら食べ進める]
[卵のおかげで、ただでさえまろやかなルウがますます濃い味になる。甘みの中から上品な味がやってくる、そんな感じ。大変心地よい味わいだ]
[ごちそうさま]
<2017/12/7>
○昼
[少し遅いが昼食を摂取している]
[今日はサンドイッチにプチトマト、ハッシュドポテトにブロッコリーという組み合わせ]
[午後も忙しくなるので、さっさと食べ終えた]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜はチキンカレー。バターを使い、とろみの少ないちょっと変わったルウを作る。鶏肉はヨーグルト漬けにしておく。野菜はブロッコリーや焼いたプチトマト、刻みタマネギにジャガイモを使用]
[添え物はコールスロー]
[いただきます]
[ルウはご飯と別な器に入れておき、そこから木のお匙でちょっとずつかけながら食べる]
[ヨーグルトとバターのおかげで、普通のカレーとはまた違ったまろやかさ。唐辛子のパウダーをちょっと混ぜてあるのだが、お陰でどこか優しい辛味になっている]
[味がしっかりと染み込んだ鶏肉も素晴らしい]
[ごちそうさま]
<2017/12/8>
○昼
[昼食を摂取している]
[昨日のチキンカレーのルウが余ったのでこれでパスタを作ってみる。普通に茹でてからルウをかけて、炒めたブナシメジを追加投入、ついでに刻みパセリとニンニクを撒いてできあがり]
[添え物はコンソメ味の野菜スープ]
[いただきます]
[言ってしまえば手抜き料理なのだが、同じ炭水化物なので合わないことはなかった]
[パセリの爽やかさ、ニンニクのコクも良く合っている。キノコはパスタだったらなるべく入れるようにしているものだった]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜は、拠点で作っていた豚の角煮。醤油と砂糖で作ったタレに、大根やウズラ卵と一緒に豚肉をよく漬け込む。盛り付け時には、茹でたブロッコリーと生姜も添えて]
[添え物はニンジンとしいたけ、サヤエンドウの煮物]
[いただきます]
[角煮から箸をつける]
[どうせ少ししか食べられないので、あえて脂身のしっかりくっついてる部分を煮込んだ]
[この、辛うじて形を保っていたものが口の中に入ると崩壊し、一気にふわっと広がって行く感覚が、もうたまらないのである]
[もちろんそれ以外の部分も十分ウマいのだが]
[ごちそうさま]
<2017/12/9>
○朝
[朝食を摂取している]
[自ら焼いた小ぶりのクロワッサンと、野菜の入ったクリームスープ]
[恙なく食べ終えた]
○昼
[昼食を摂取している]
[豆乳と塩のスープでラーメンを作った。麺は手打ちである。キャベツやタコ足、サヤエンドウ、モヤシ、椎茸やニンジンがたっぷり乗っており、その分量は明らかに麺に匹敵するほどである]
[……と書くと多そうだが、全体の分量はお椀一杯くらいである。孝明少年は小食なので、このくらいでちょうど良かった]
[いただきます]
[スープを吸いつつある野菜たちを、ふやけてしまわぬうちに味わう]
[キャベツと椎茸は弾力をもっていて、噛んで味を染み出させる体験をさせてくれる。濃厚なスープでこれをやるのは心地よい]
[それ以外では歯切れのいい食感のタコが好きだ]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜はトマトクリーム・リゾット。シメジと細かく切ったベーコン、ガーリックをご飯と一緒に煮詰め、潰したトマトとホワイトソース、チーズを混ぜる]
[出来上がりには、少量のタバスコと刻みパセリを混ぜて]
[添え物は炒めた野菜とキノコのサラダ]
[いただきます]
[酸味と辛みとまろやかさがひとつになると、とても心地よいハーモニーを奏でるのだ]
[ほどほどにふやけたご飯にソースが絡みついて、食が進む。キノコの旨味も支えてくれる]
[ごちそうさま]
<2017/12/10>
○昼
[昼食を摂取している]
[醤油味で作り、薄くバターを塗った焼きおにぎりをサクッとつくる]
[ネギと豆腐、ニンジンに油揚げの味噌汁と、大根にトマトとレタスのサラダを添えて]
[いただきます]
[焼きおにぎりの外側は、やや固め。それでも疲れないのは、バターのまろやかさがあるからだった]
[内側に至れば、ふんわりとした食感と熱を楽しめる]
[味噌汁で体も暖まる]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜はサーモン丼。漬けにはせず、わさび醤油を直接ぶっかけて食べる。ネギと胡麻も振りかけて]
[添え物は、豆腐とカイワレにモヤシのお吸い物、それからニンジン・ダイコン・ブナシメジの煮物]
[いただきます]
[醤油がご飯にしみ込んだところで、サーモンの切り身ごと箸でつかんで口へ]
[孝明少年はこのサーモンという奴が、マグロ以上に大好きである。とろりとした味わいがたまらないのだ]
[しかもわさびのおかげで、こってりしすぎず、適度な刺激を保っているのだから、食も進む]
[少し食べたらお吸い物で暖まり、一息ついて、また丼へ]
[ごちそうさま]
<2017/12/11>
○昼
[昼食を摂取している]
[家で焼いたクロワッサンと、薄くカットしたリンゴ何切れかと、レタスとトマトのサラダを用意した]
[野菜ジュースも添えてある。とてもヘルシーだ]
[いただきます]
[クロワッサンを口へ]
[今朝焼けたばかりなので、冷めてしまってはいてもパリパリ感は損なわれていない。中はふんわりとしている]
[リンゴの爽やかな味もパンには合う]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜は餃子である。プレーンと、小さく切ったエビの身を入れたものと、チーズ入りの三種類を焼く]
[添え物は、ニラと卵とニンジン、タマネギにモヤシのスープ、鶏ガラ出汁]
[いただきます]
[エビ餃子から。小皿に醤油とラー油を入れて、つけてから食べる]
[柔らかい肉の合間から飛び出す、プリップリのエビ。この食感上のアクセントが、たまらなく心地よいものに感じられるのだ]
[チーズ入りもウマイ。こってりしたのも、たまにはいいものだ]
[ごちそうさま]
<2017/12/12>
○昼
[さて昼食を摂取している]
[ホワイトソースを駆使してクリームコロッケを作る。中に細切れニンジンとマカロニを混ぜた。同じお皿にキャベツの千切りとプチトマトを添える]
[トマトチリスープも作った。こちらはタマネギとブロッコリー、とちょっとだけベーコンが入っている]
[いただきます]
[コロッケは熱々サクサクの内に食べる]
[強烈な熱を持って襲いかかるクリーム。舌が火傷しかねないほどだ。けれどそれを堪えれば、なんとも言えないまろやかな甘みに包まれる]
[ニンジンとマカロニが、その中から刺激してくる。まるで地に埋もれた鉱石のように。心地よかった]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[舞茸、モヤシ、ピーマンに鶏肉を醤油と柚子胡椒で和えた炒め物を作った]
[添え物はニンジン、大根にカイワレと豆腐のお吸い物。ご飯は炊き込みご飯に]
[いただきます]
[炒め物から]
[プリプリ食感が魅力の舞茸は、そのまま食べても気持ちいいけれど、刺激たっぷりの柚子胡椒を加えることでさらに心地よい味わいになる]
[鶏肉は、もちろん皮のついたところを狙って食べる]
[お吸い物と炊き込みご飯は薄めの味つけ。ゆっくり暖まれる]
[ごちそうさま]
<2017/12/13>
○昼
[昼食を摂取している]
[今日は鶏そぼろチャーハン。ご飯の味付けは少し醤油と胡椒をかける程度のあっさり目にして、甘辛く煮付けた鶏そぼろを味のメインに据える。卵とネギも混ぜてある]
[添え物は、モヤシ入りわかめスープ、きんぴらごぼう]
[いただきます]
[わかめスープで暖まったのち、チャーハンに口をつける。主張が少なく、しかし全く味がついていないわけでもないご飯は食べやすい]
[その中のそぼろを、舌が追い求める。それは、本の続きが気になって、時間を忘れて読み続けてしまう感覚に似ている]
[卵の甘みもナイス]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜はカルボナーラ。ソースは牛乳とチーズを使った濃厚なもの。パスタの量が少ないので、卵は一つ丸ごとは使わず、余った分はサラダに流用する。パンチェッタは用意できなかったのでベーコンで代用]
[添え物はレタスとブロッコリー、タマネギにトマトの卵和えサラダ]
[いただきます]
[くるくるとフォークでパスタを巻いて、口へ]
[ほんのり固めに茹でたパスタと、濃厚ソースが強烈な味わい。食べ応えは十分であった]
[コショウのおかげでしつこくなりすぎてもいない]
[ごちそうさま]
<2017/12/14>
○昼
[昼食を摂取している]
[中央をくぼませたパンに、チーズとトウモロコシとツナをぶちこんで焼く。仕上げに刻みパセリをふりかけ、パン屋さんでよく売ってるようなコーンパンができあがった]
[添え物は、ニンジンとトマト、セロリにタマネギ、ブナシメジのスープ]
[いただきます]
[コーンパンから食べ始める]
[俗っぽくも温かみがある、という感じの味わい。外側は焦げそうになる寸前で、アツアツパリパリ、中はふっくら。フィリングは濃厚な味わいだが、コーンの粒が個性を殺されることもなくて]
[誰が発明したのかは知らないが、お気に入りのパンの一種である]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜は中華。二色シュウマイ(エビとひき肉)と八宝菜を作った。せいろを開けると湯気がブワッと襲いかかる]
[いただきます]
[まずはシュウマイから。醤油に辛子をといて、それにつけて食べる。これを見越してシュウマイそのものの味は薄めに]
[したたかな肉シュウマイと、プリップリ柔らかなエビシュウマイ。交互に食べれば飽きがこない]
[八宝菜はキクラゲとタケノコとウズラ卵がお目当て。とはいえ他の具もちゃんと用意してあるし、それらも美味しい。ぜんぶ揃っての八宝菜である]
[ごちそうさま]
<2017/12/15>
○昼
[昼食を摂取している]
[ハーブ入りソーセージを使い、ホットドッグを作った。キャベツの下にはマスタードを塗り、携帯コンロで全体をしっかり焼く]
[添え物は枝豆ポタージュ、細切れニンジン・タマネギ・ジャガイモ入り]
[いただきます]
[手軽に食べれて、暖まれるメニューである]
[まろやかなポタージュは身も心も安らかにしてくれる]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜はチキン・カチャトーラ。塩胡椒とハーブで下味をつけた鶏むね肉を、パプリカや赤ピーマン、ブロッコリー、タマネギと一緒にトマトで煮込む。仕上げには刻みパセリと少量のタバスコをふりかけて]
[いただきます]
[真っ赤なソースの中から、鶏肉をつまみ出して口へ]
[舌を迎えるのは、濃厚な甘み混じりの酸味。噛めば肉汁と下味がそこに加わる。複雑な重なり合いが、飽きさせない]
[皮の部分だけ口の中で分離して、じっくり味わう]
[ご飯を漬けて食べても美味い]
[ごちそうさまでした]
<2017/12/16>
○昼
[昼食を摂取している]
[今日は醤油ラーメン。手打ちの麺と茹でた鳥ささみ肉、ほうれん草、モヤシ、メンマを濃厚醤油スープにぶちこみ、刻みネギと胡椒をふりかける]
[添え物は、ニンジンとキャベツ、しいたけの煮物]
[いただきます]
[ラーメンから]
[縮れたコシのある麺だ。しつこくなく、しかし刺激がそれなりにあるスープとともに、強かな食べ応えをもたらす]
[味が染み込んだ鳥ささみ、シャキシャキのモヤシやネギも美味い]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜はイカとエビのフライに、ブロッコリーとプチトマト、千切りキャベツを添えて]
[けんちん汁も用意し、ご飯は炊き込みご飯である]
[いただきます]
[海産物のフライは塩で食べると、孝明少年は決めていた]
[シンプルな塩気は、海のものには合う。香ばしくできた衣を経て、弾力としたたかさを持ったエビやイカの身が、快感を覚えさすのだった]
[フライの後は、汁であたたまる]
[潰れて広がる里芋が、口中に熱と旨味を行き渡らせるような気がした]
[ごちそうさま]
<2017/12/17>
○昼
[昼食を摂取している]
[卵焼きを作る。中には、甘辛く煮た鳥そぼろとネギを詰めて、卵自体にはあまり味はつけない]
[添え物はネギと豆腐の味噌汁、ニンジンとレンコンにコンニャクの煮物]
[ご飯は、ワカメご飯。珍しく品数が多めだが、一つ一つの量は少ない]
[いただきます]
[卵焼きから。鳥そぼろは、それだけで白飯を食べきれるほどの力があるので、卵でワンクッションおくことは、正解であった]
[かすかな甘みと塩味の中から現れ、小さな歯ごたえとエキスを残して、それらは去っていく]
[ワカメご飯は、食べているとなんだか懐かしい気持ちになる]
[ごちそうさま]
○夕
[さて夕食を摂取している]
[今夜は一人鍋。スープは辛味噌味。そこにモヤシ、キャベツ、エリンギ、ネギ、ニンジン、鶏肉、タラを入れていく]
[煮立ってきた。いただきます]
[スープの味自体が濃いので、それ以外にはなにもいらない]
[熱くて辛いが、それゆえに食が進むし温まる。モヤシやキャベツはふやけすぎないうちにあげる]
[逆に肉類はしっかり火を通して。弾力がありながらも脆いタラと、しっかり噛ませてくれる鶏とで緩急がついている]
[最後にお雑炊で〆。そのため、具材はわざと少なめにしておいた]
[ごちそうさま]
<2017/12/18>
○昼
[昼食を摂取している]
[海鮮チヂミを小さめに作る。ニラとタマネギ、イカ、それから少量の餅を混ぜておく。ラー油と醤油を小皿にとって、それに漬けて食べる]
[添え物は、ワンタンと刻みニンジン、ネギとモヤシのスープ]
[いただきます]
[餅入りのチヂミは粘りがある。いつもよりも小さめに作ったが、食べ応えは十分だ]
[イカやニラなど、必要な歯ごたえもそのままである]
[ワンタンスープには胡椒を少し混ぜてから食べる。ワンタンから吹き出すのは、スープと肉汁の混じったものだ。奥深く、濃厚な味である]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜は焼きししゃも(もちろん子持ち)、かぼちゃとさつまいもの甘煮、青梗菜とタマネギ、マッシュルームにニンジンの塩コショウ炒めの三品]
[飲み物は暖かいマテ茶]
[いただきます]
[ししゃもから]
[お箸で摘んで、尻尾の方から食べていく。パリッと香ばしい尻尾、ボリューミィな卵、硬く、柔らかくもある余韻を残す頭。残さず食べきる]
[マテ茶で一息ついてから、甘煮を味わう]
[これら野菜の甘みは濃厚極まりないが、不思議としつこさは感じられず、満足感がただ残る。孝明少年はどんな菓子よりもこの甘みが好きだった]
[ごちそうさま]
<2017/12/19>
○昼
[昼食を摂取している]
[元気と食欲がいまいち足りないので、今日は蕎麦にする。温かいめんつゆを使ったかけそばである。刻みネギもふりかけて]
[添え物は、刻みニンジンとほうれん草とキノコのおひたし、それと昨日のカボチャとサツマイモの甘煮の残り]
[いただきます]
[そばがのびないうちに食べてしまう。ふやけるとコシが失われるので、早め早めが肝心だ]
[めんつゆは薄味で、そこそこの温度。そばの味が殺されず、食べやすい]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜は久しぶりに、プレーンな麻婆豆腐を作ってみた。刻みネギをふりかけ、味付けは山椒のみ]
[添え物として、ナスとピーマンの甘辛炒め、卵とキクラゲとタマネギのスープを作る]
[いただきます]
[木匙ですくったご飯を麻婆豆腐に浸して、それから口へ]
[塩味が静かに染み込んだひき肉と、ピリリとくる山椒。これだけでもご飯を食べきるには十分すぎるほどだ]
[だけど他のおかずもちゃんと食べる]
[甘辛く炒めたナスはとても香ばしい。元々の甘みも相まり、もう一つ、もう一つと食がすすむーーー]
[孝明少年は少食だから、そんなに用意してもいないが]
[ごちそうさま]
<2017/12/20>
○昼
[昼食を摂取している]
[今日は鶏肉の生姜炒め。醤油や砂糖で下味をつけてから、ピーマン、白菜、ニンジンにエリンギと一緒に炒める]
[添え物はネギと豆腐と油揚げの味噌汁]
[いただきます]
[炒め物と一緒に、白飯を食べる]
[生姜のさわやかな辛味を、甘さとしょっぱさが支える、そんな感覚。肉なので、噛めば噛むほど旨味がそこに加わっていく]
[割と歯ごたえのある具材を揃えたためか、ボリューミィである]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜はミートソース・グラタン。ホワイトソースとジャガイモを下敷きに、ミートソースとペンネをもって、チーズで閉じる。最後は刻みパセリを振りかけてできあがり]
[添え物は、レタスとプチトマトとタマネギのサラダ]
[いただきます]
[濃厚、また濃厚。ホワイトソースとミートソースとが混ざり合い、なんともいえない深遠さをもたらす]
[よく焼けたペンネの、端っこの方のカリカリ感が心地よい]
[ジャガイモは一度蒸してある。ホクホク感は、寒さに負けない気持ちを作ってくれる]
[ごちそうさま]
<2017/12/21>
○昼
[昼食を摂取している]
[植生調査の途上で食べることになるので、サンドイッチを用意した。コーンとツナ、レタスとトマトと炙りハムの二種]
[デザートとしてイチゴとみかんの入ったヨーグルトもある]
[いただきます]
[サンドイッチは手軽にほいほいと食べていくものだが、それでも満足できるように作れたのは、ツナとハムがあるからだ。タンパク質にしみ込んだ塩味が、食べ進めさせる]
[栄養が物足りないと思ってしまうから、朝のように野菜ジュースを足してある]
[デザートはちょっとずつ、小さなスプーンで味わう]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜はカキフライ。真牡蠣なのでちょっと小さめだが、孝明少年にとってはちょうどいいサイズである。手製のタルタルソースを、少し温めてからかける]
[添え物はツナとタマネギ、レタスに刻みニンジンのサラダ]
[いただきます]
[カキフライを口へ]
[きちんと水分を取り、粉をまぶして揚げたので、衣の付き具合が心地よい。タルタルソースと共に、俗っぽくも美味い]
[カキはとろけるようにクリーミィ。衣がまだ残る口の中に、癒しのように流れ込んで、広まっていくのだった]
[ごちそうさま]
<2017/12/22>
○朝
[朝食を摂取している]
[今日はお茶漬け。塩味を付けたお茶にご飯を投入、あられと海苔を撒く]
[添え物に味噌汁も用意]
[恙なく食べ終えた]
○昼
[昼食を摂取している]
[今日のお昼はカボチャ饅頭。生地は黄色くなっているし、あんの部分もカボチャがたっぷり。事前に塩で蒸したので、甘みが強くなっている]
[添え物はほうれん草と卵、モヤシのスープ、それときんぴらごぼう]
[いただきます]
[口を開けて饅頭をひょい、っと]
[分厚く、なめらかで、中はふんわりとした生地。それを過ぎれば強烈なカボチャの香りと味が襲い掛かる。甘みは圧倒的で、しかししつこさは感じない。冷えきった世の中において、ここだけは温もりを感じさせてくれる、そんな風に思わせる]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[冬至ということで、今夜はほうとうである。麺は自ら打ったもの。たっぷりとカボチャを入れて、ニンジン、白菜、しいたけ、油揚げ、長ネギ、里芋も入れて。最後はちょっと七味をふりかけてできあがり]
[いただきます]
[平べったいほうとう麺は、心地よく噛み切れる。お箸を突っ込めば自然と他の野菜も一緒に取れてしまうから、味もまた混ざり合う]
[カボチャの甘みとまろやかさが全体を支配して、その調和の中から個性が発散されているようだ。里芋の柔らかみを感じ取れば、心は温まる]
[ごちそうさま]
<2017/12/23>
○朝
[朝食を摂取している]
[白飯とししゃも、それから茄子の入った味噌汁。あたたかい緑茶も添えて]
[恙なく食べ終えた]
○昼
[昼食を摂取している]
[今日はパンケーキ。今回は、生地に潰したバナナを混ぜてみた。砕いたナッツもあわせて混ぜておく]
[添え物は、コーンスープ。それからプチトマト、レタス、タマネギ、刻みニンジンにキュウリのサラダに、胡麻のドレッシングをかけて]
[いただきます]
[バナナ交じりのパンケーキは粘り気が強い。ナッツの歯ごたえも相まって、見かけよりも多めに食べているような感じがする]
[とはいえ、もちろん量自体は変わらないから、小食な孝明少年でも安心である]
[スープで体も暖まった]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜はキノコハンバーグ。いつも通り、ひき肉に加えて豆腐を混ぜることでかさ増しをしている。しょうゆと砂糖、みりんと酒で作ったソースと、シメジやエノキ、シイタケといったキノコをたっぷりかける]
[添え物はネギとお豆腐、ニンジンとコンニャク、大根と里芋の煮物]
[いただきます]
[ハンバーグをお箸で切り落とし、口へ。まろやかに広がる、優しい味のソースである]
[刺激が欲しければ、胡椒なり七味なりをかけてもよい]
[柔らかいハンバーグは食べやすい。キノコはソースを吸い、噛めば複雑化した旨味を吐き出してくれる]
[ごちそうさま]
<2017/12/24>
○朝
[朝食を摂取している]
[クリスマスイブの朝。夕ご飯以外は、いつも通りに]
[小さなパンにハムとレタスとトマト、チーズを挟み込んで焼き、野菜スープと一緒に味わう]
[つつがなく食べ終えた]
○昼
[昼食を摂取している]
[もち米を使って五目御飯を炊き、おにぎりにする。ニンジン、ゴボウ、ブナシメジ、油揚げ、鶏肉を混ぜ、しょうゆで味付けをした]
[添え物はニラとネギとはんぺんの澄まし汁]
[いただきます]
[もっちりとしたおにぎりである。噛み応えがあり、素材の味も十分に楽しめる]
[ブナシメジが大きさもあり、特に目立つ。もちもちの中で、ぷりっと千切れるキノコはなかなか心地よいものがある]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[クリスマスイブということで、フライドチキンを作る。塩コショウ、生姜とニンニクで鶏肉に下味をつけ、七味を少しまぶして、片栗粉と小麦粉の両方を使って衣を作る]
[添え物は、レタスと紫タマネギ、プチトマトとブロッコリーのサラダ、コーンポタージュ]
[いただきます]
[フライドチキンにメープルシロップを塗って、口へ]
[旨味の凝縮と衣のボリュームを併せ持った揚げ具合。メープルの甘み、七味の辛み、下味のすべてがほぼ同時にやってくるから、まったくもって退屈しない]
[から揚げに近いものなので、こだわってしまう]
[ごちそうさま]
<2017/12/25>
○朝
[朝食を摂取している]
[チキンをサラダに流用し、パンと一緒に食べる]
[恙なく食べ終えた]
○昼
[昼食を摂取している]
[揚げ春巻きを作った。春雨、ニンジン、キクラゲ、エビにゴボウを包む。なかなか豪華な感じがする。同じお皿にレタスを盛って、その上に乗せる]
[添え物はトマトとジャガイモのポタージュ、刻みタマネギ入り]
[いただきます]
[春巻きを端からちょっとずつ食べていく]
[端っこの、皮が分厚くなっているあたりがウマい。パリパリと砕け、お皿の上にぽろぽろ破片が落ちる。それも残さずお箸でつまんで食べる]
[目玉はコリッコリのキクラゲだが、春雨もまた気持ちよい食べ応えだ]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜はエビチリである。片栗粉で衣を作り、濃厚な手作りケチャップと豆板醤で炒める。最後は刻み生姜とネギをふりかけて、レタスと一緒に盛り付けて完成だ]
[添え物は、卵と刻みシイタケのとろみのあるスープと、トマトとキュウリと紫タマネギのサラダ]
[いただきます]
[エビチリから。強い辛みと共にケチャップの甘味が来るから、楽しく刺激を味わえる料理だ。その感触は、ある意味で、恐ろしい怪物と、安全なゲームの世界で戦うのにも似ている]
[エビの弾力、噛み応えも語らないわけにはいかない。もはや、歯に反応して弾け飛ぶとすら言えてしまうほどだ]
[ごちそうさま]
<2017/12/26>
○朝
[朝食を摂取している]
[簡単にお茶漬けを作った。アラレと海苔だけかけて、塩味をつけてできあがり]
[お吸い物も用意する]
[恙なく食べ終えた]
○昼
[昼食を摂取している]
[あったか大学芋を作る。サツマイモを切って、蒸して、薄く揚げて、みりんと砂糖で作ったタレでコーティング。テカテカになった]
[キュウリとワカメとタコ足のサラダ、プチトマトの小鉢も添えて]
[いただきます]
[大学芋を口へ]
[薄くつるりとした衣が弾けて、ホクホクの芋に歯が至れば、寒さを忘れるほどの温かみに包まれる。複雑になった甘味は、舌を夢中にさせてしまうのだった]
[サラダはあっさりめに塩気をつけてある。ワカメとタコには、これがいい。どんどんつまんでいき、食べ終えてしまう]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今日はレンコン餅。擦ったレンコンを片栗粉と混ぜ、しょうゆやみりん、酒で味をつける。里芋もちょっと混ぜておく]
[レタスや、ほうれん草と人参の炒め物と一緒にお皿に盛りつけて。お吸い物もついでに用意して、足しにする]
[いただきます]
[レンコン餅を口へ]
[里芋のおかげで、ふんわりとした口当たりに。サイズを小さめにしたので、食べやすい。レンコンは形を失っても、その味わいは静かに生き続けていた]
[ごちそうさま]
<2017/12/27>
○朝
[朝食を摂取している]
[自ら焼いたあんパンと、塩味の野菜スープを用意。ニンジンとキャベツ、タマネギが入っている]
[恙なく食べ終えた]
○昼
[昼食を摂取している]
[辛く味付けされたソーセージ、ピーマン、タマネギ、ツナ、ブナシメジを、潰したトマトで和えて炒めたものを、ガーリックライスの上にかける]
[余った分は普通にサラダとして食べる]
[いただきます]
[ほんのり塩味のきいたガーリックライスは、そのまま食べてもおいしいが]
[濃厚トマトソースによってその良さを大幅に引き立てられるのである。俗っぽいが食が進んでしまう]
[まあいつも通り、大した量は食べない孝明少年なのである]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜は手巻き寿司。具はマグロ、サーモン、イカ、キュウリ、卵をちょっとずつ、食べきれる範囲で用意した]
[添え物は、豆腐とカイワレのお吸い物、ニンジンと大根に高野豆腐の煮物、の二種類となっております]
[いただきます]
[お海苔に酢飯を載せて、具を撒いて、わさび醤油につけて味わう]
[やっぱサーモンが一番な孝明少年ではあるが、マグロも味わい深い]
[イカも侮れない。噛み応えがありながら、口から消えて行く時はとろりと消える]
[なお余ったイカは全て揚げた。明日消費される予定だ]
[ごちそうさま]
<2017/12/28>
○朝
[朝食を摂取している]
[小ぶりなクリームパン―――もちろん自分で焼いた―――と、レタスとトマトに紫タマネギのサラダ(梅ドレッシング付き)、それから昨日用意したイカリング]
[恙なく食べ終えた]
○昼
[昼食を摂取している]
[ちくわを一口サイズに切り、内側にチーズを塗って、アスパラガスとかニンジンとかふかし芋とかセロリとかを入れて、しょうゆを塗って、鉄網の上で焼く。できあがりにはつまようじを刺して食べやすく]
[昨日の煮物の残りも用意。主食は小さな俵型おにぎり、塩味]
[いただきます]
[焦げ目のついたチーズちくわを口へ]
[火傷しそうにアッツアツ、外皮もだいぶ堅くなっている。だが、パリパリという感じにはならない。面白い感触である]
[最後まで歯ごたえたっぷりなアスパラガスちくわも良いが、ニンジンや芋も優しい歯ごたえで悪くはない]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜は酢豚。醤油と日本酒で良く漬け込んだ豚を、甘酢あんと胡麻でコーティング、片栗粉で衣をつける。パプリカ、ピーマン、ニンジンにたまねぎも一緒に揚げ、火を通したパイナップルを添えてできあがり]
[いただきます]
[酢豚にパイナップルは賛否両論あるようだが、孝明少年は割と好きな方である]
[すっぱさと甘味というのはやはり相性はいい。料理全体を覆ったとろみもあり、優しいものを感じさせる味だ]
[ごちそうさま]
<2017/12/29>
○朝
[朝食を摂取している]
[今朝は白飯、味噌汁、鮭の切り身(ミニ)のお手軽3品]
[恙なく食べ終えた]
○昼
[昼食を摂取している]
[今日はあったかかけうどん。小さ目の油揚げ、ほうれん草、ニンジン、ネギ、それから薄く味付けした鶏もも肉を投入。仕上げには天かすと七味を振りかける]
[いただきます]
[湯気を立てるどんぶり(小さ目)。冷めないうちに、うどんに口をつける]
[アツアツのうどんである。あったまらざるを得ない。みりん醤油のお汁の、やさしい甘味が口中に広がる。自ら打ったコシの強いうどんを精一杯に噛んで、楽しむ]
[油揚げにはお汁がしみ込んで、一層濃厚になった感がある]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[焼き鳥を自分用に作る。もちろん味は知っているが、たまにはゆっくり食べてみたい]
[モモ、レバーはタレにつけ、一方皮とネギマは塩味に]
[加えて、野菜の煮物も作っておいた]
[いただきます]
[一番好きなのは皮。から揚げにしろなんにしろ鶏は皮が一番好きだった。柔らかいスナック、と捉えるのがしっくりくる。つぶつぶの表面の合間に溶け込んだ塩、心地よい歯ごたえを楽しむ]
[つぎはレバー。噛んで屈服させると、ほっこりと崩れていく感覚があって、それがいい]
[ごちそうさま]
<2017/12/30>
○朝
[朝食を摂取している]
[今日もまた白飯と味噌汁である。おかずは明太子。ピリ辛はいい]
[恙なく食べ終えた]
○昼
[昼食を摂取している]
[言の葉フェスタの料理のお試し第二弾、たこ焼きである。天かすと紅しょうがを入れて焼き上げた物に加え、油で薄く揚げたバリエーション版を作る]
[野菜は簡単にサラダを作って]
[いただきます]
[薄揚げたこ焼きを口へ]
[舌に乗せたとたんに、油感がすさまじい。背徳感を覚えてしまうほどだ。そのままふやけることがなく、香ばしい歯ごたえを持っている。味そのものにも奥行きが出ている感じがする]
[これでマヨネーズなんざ塗ってしまったらもう大変である。でも、大変だとわかるのも、実際にやってみたからだ]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[今夜はオープンオムレツである。塩とミルクで味付けした卵の中に、ジャガイモやタマネギ、ほうれん草、ピーマン、切ったソーセージ、マッシュルームなどを投入し、形を整えながら焼く]
[仕上げにはケチャップを塗ったくり、胡椒を振りかけて]
[いただきます]
[ナイフとフォークでちょっとずつ切って食べる]
[卵のふわふわさと、芋のホクホク感を併せ持つ、そんな食感が面白い。口の中で広がっていくものが、確かにある]
[ごちそうさま]
<2017/12/31>
○朝
[朝食を摂取している]
[今年最後の朝食はフレンチトーストと相成った。食パンは1枚消費しきらない。残った分は揚げておやつにする。カロリーが高いが、余計な分は排出できる体なので心配はいらない]
[お野菜はサラダで]
[恙なく食べ終えた]
○昼
[昼食を摂取している]
[今年最後の唐揚げを作ることにした。肉の筋をしっかり除き、酒と醤油で作ったタレにしっかりと漬け込み、胡椒をふりかける。揚げる際には葛粉を使い、肉に水分を与えておいた上で二度揚げである]
[お野菜はカボチャメインのサラダで]
[いただきます]
[から揚げを口へ]
[基本に忠実に、できる限りのことをしたから揚げ。衣だけほしくなるレベルのカリカリ感。熱とジューシーさも、噛めば噛むほど全体からあふれ出すようである]
[来年もから揚げに関してだけは全力でこだわっていきたい。いや、他もだが]
[ごちそうさま]
○夕
[夕食を摂取している]
[少し早めの年越しそば。この日の為に、また自らそばを打った]
[添え物は天ぷらだ。エビ・タマネギ・ジャガイモ・茄子・エリンギ・ピーマンと揃えてある(もちろん、個々のサイズは小さめ)]
[いただきます]
[そばつゆにわさびを溶かし、ネギをふりかけて、おそばを浸して]
[芳醇な香り、そして心地よいコシ。いつ食べるにしても、そばはいいものだ]
[入れた分のおそばを食べ終えたら、天ぷらを浸す。茄子にはしっかりとつゆをしみこませて。どの具にも、めんつゆの味は合う]
[今年一年―――フォリウムに来てからで言えば半年強だが―――いろんなものを作ってきた]
[ごちそうさま]