FM局 FMぱるるん(水戸コミュニティ放送株式会社)
★放送日 毎月第2、第4木曜日 12:00~12:15
★番組名 まちづくり情報館「ひたちなか」
2021年2月25日(木) 12時~12時15分 電話出演
【FMぱるるん・かこっちさん】
普段は出演者の方にスタジオに来ていただいていますが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本日も電話でお話を伺います。
さて、来週の3月6日(土)13:30から、ワークプラザ勝田の2階大会議室で、げんき-NETひたちなか事務局主催「げんきが出る講演会」が開催される予定となっておりますが、今日はなんと秋田県から、その講演会の講師の方にご出演していただきます。
それでは早速お呼びしたいと思います。
人星亭喜楽駄朗(じんせいていきらくだろう)さぁ~ん!こんにちは~
【喜楽駄朗さん】
はぁ~い!かこっちさん、こんにちは。秋田県男鹿半島原住民の人星亭喜楽駄朗でぇ~す。歳は1948年のビンテージものでぇ~す。
【FMぱるるん・かこっちさん】
はあい。1948年ビンテージものの喜楽駄朗さーん、今日はよろしくお願いします。
まずはじめに、みなさんも気になっていらっしゃると思います。芸名の「人星亭喜楽駄朗」という名前は、どういう理由から命名したのか教えてください。
【喜楽駄朗さん】
「一度の人生泣いたり悩んでもしようがない。人生を気楽に生きたいね。人生って気楽だろう」から人星亭喜楽駄朗となりました。今日はよろしくお願いします。
【FMぱるるん・かこっちさん】やっぱりそうなんですね~。素敵なお名前ですね~。
【喜楽駄朗さん】
ありがとうございます。それではまず自己紹介から始めたいと思います。実はわたくし、秋田県庁を定年退職して12年になりました。在職中は福祉事務所、児童相談所、子育て支援課等で仕事していましたので、基本的に福祉の人間です。そんな真面目なお堅い県職員が、57歳の時に、お笑い系人間に華麗(加齢)に変身しました。
【FMぱるるん・かこっちさん】
リスナーの皆さん!ここでの“カレイ”ですが、華やかな方の華麗ではなくて、年を重ねる方の加齢みたいですよ(笑)。
【喜楽駄朗さん】
かこっちさん、ご説明ありがとうございます。退職後は定職にもつかないで自遊人として好きなことをやっています。59歳までは人生のリハーサル、60歳からが人生劇場本番スタートという気持ちで毎日楽しく過ごしています。
【FMぱるるん・かこっちさん】
毎日楽しく…いいですね~。59歳までは、お堅い秋田県職員だった喜楽駄朗さんですが…なぜお笑いの世界に入られたのですか?
【喜楽駄朗さん】
はい。2006年に、秋田市で日本笑い学会東北支部主催の「笑学校イン秋田」が開催されました。「笑いの学校…おもしろそうだ、どんなことをするんだろう」と思って参加したところ、笑いのスペシャリストたちがお笑い演芸を披露してくれました。その中でも、東北支部長が一番面白かった。「支部長がこんなに面白いならこの団体はおもしろいにちがいないと思ってその場で入会したのがきっかけです。支部長との運命的な出会い、そして瞬間的な意思決定が自分の人生を大きく変えたのです。そして「笑い学会に入ったからには笑いを研究して地域の人々に笑いを提供しないといけない」と思い、図書館で笑いに関するあらゆる本を乱読。東京数泊で寄席三昧。そうすると人ってどうすれば笑うのかというパターンが見えてきて、そのパターンを頭に叩き込めばあとは応用です。おもしろいネタをいっぱいつくりました。
【FMぱるるん・かこっちさん】
「笑い学会」っていうのがあるんですね~。楽しそうですね~。
その笑い学会に入会後、お笑いを研究して面白いネタをいっぱい作ってきたという喜楽駄朗さんですが、普段はどんな活動をされているのですか。
【喜楽駄朗さん】
はい。いろいろありますが、初めの頃は仲間を集めて病院ホールでの「笑学校イン秋田赤十字病院」などを26回開催しました。病院でのお笑い演芸なので物珍しくマスコミから何回も取材されましたね~。
また、「生き方いいねセミナー」という市民向け無料セミナーは、すぐ役立つ話し上手虎の巻、すぐ役立つ笑わせるコツ、すぐ役立つプラス思考法などのタイトルで数多く開催しています。
「なまはげ寄席」という手作り落語会では、私と同じ男鹿市船越出身の落語家、三遊亭たん丈さん
(2020年3月21日真打昇進 三遊亭丈助と改名)を応援するため、秋田県内各地で21回開催。タイトルは「なまはげ寄席 三遊亭たん丈・人星亭喜楽駄朗二人会」です。
そして、秋田県在住の弟子たちを集めて、人星亭一門演芸発表大会を26回開催しました。
【FMぱるるん・かこっちさん】
喜楽駄朗さんは、お弟子さんもいらっしゃるんですよね~。
【喜楽駄朗さん】
はい。後ほどそのエピソードはお話ししますが、人星亭一門演芸発表大会は、弟子たちに発表の場を与えるためと演芸のレベルアップを図るために開催しています。2018年12月、第20回の大会には東京の弟子も出演し、板橋区のグリーンカレッジホールで開催。念願の東京進出を果たすことができました。
そのほか、日本笑い学会大会では10年連続、笑いに関する研究論文を発表し、これが私の講演の幅を広げております。人星亭喜楽駄朗ライブショーは新宿、渋谷、横浜市、さいたま市でなど10市で開催しました。ライブショーに参加して弟子入りする人が多かったです。
【FMぱるるん・かこっちさん】
東京進出も果たしているなんてすごいじゃないですか~。そして、先ほどもチラッとお話しされていましたが、お弟子さんがいっぱいいるそうですね。
【喜楽駄朗さん】
そうなんです。弟子入りは簡単です。「弟子にしてください」「いいですよ」これだけです。入会金無し年会費無し師匠の肩を揉まなくてもいい。ネタをネットで学ぶだけなので弟子は増えましたね。今では全国に53人となりました。私から弟子たちに連絡することは何もないです。弟子の自主性を尊重します。
【FMぱるるん・かこっちさん】
なんだか楽しそうな師弟関係でいいですね~
そして、全国各地で講演会も開催しているとお聞きしました。茨城県内でも講演されたそうですね。
【喜楽駄朗さん】
はい。講演会のタイトルは、「笑いは健康と幸せへのかけ橋」、「すぐ役立つ心の健康法」、「笑いの基本定石ベスト5」、「笑いは内臓のジョギング」など、多数あります。
講演会は、秋田県を飛び越えて東北六県、それも飛び越えて北海道、首都圏等でも開催しています。2006年にお笑い活動を展開して以来これまで1,000回以上講演してきました。【FMぱるるん・かこっちさん】1,000回以上!すごいですね~。
ありがとうございます。茨城県では2016年4月22日、かすみがうら市社会福祉協議会主催のボランティア連絡協議会で講演したことがあります。翌日は土浦駅付近から水陸両用バス霞ケ浦ダックツアーに参加したことが思い出に残っています。
【FMぱるるん・かこっちさん】
茨城県もいい所ですよ~(^^)そして、来月3月6日(土)13:30~、ひたちなか市でも、げんき-NETひたちなか事務局主催の「げんきが出る講演会」が開催されるんですよね。ちょっとだけどういう内容なのか教えてもらえますか?
【喜楽駄朗さん】
はい。それではちょっとだけお話しします。
新型コロナウイルス感染防止のため自粛ムードが漂っていて、みなさんストレスが溜まっています。ストレス解消のためにも最初から最後まで笑わせたいと思っています。レジメにとらわれないで自由にアドリブ交えて話します。「レジメに書いてあることも話すかもしれないよ」という程度のレジメです。
内容は、「笑う力は生きる力」、「人生を楽しもう」、「プラス思考」、「夫婦仲良く」、「幸せはすぐそばに」などです。
【FMぱるるん・かこっちさん】
みなさん本当に、自粛ムードのなかストレスが溜まっていると思います。喜楽駄朗さんのお話でいっぱい笑って、少しでも解消できるといいですね。それではここで、リスナーのみなさんにひとことお願いします。
【喜楽駄朗さん】
古稀過ぎた高齢者ですが、前期高齢者ではなくて元気高齢者だと思っています。
3月6日「げんきが出る講演会」はおもしろいですよ。
笑い過ぎてお腹の皮がよじれたりアゴが外れたりしても責任もてないです。自己責任でお願いしますね。
【FMぱるるん・かこっちさん】
(笑)自己責任ですね!わかりました~。それでは準備運動として、ここでネタを披露していただきましょう♪喜楽駄朗さんお願いします!
【喜楽駄朗さん】
① 秋田のおもしろいおばちゃんタマさんがデパートで2階に上がろうと
エスカレーターに乗った。しばらくしたら目の前の男性の腰にピタっとしがみついた。男性びっくり「何やってんのおばあちゃん」その時店内放送が流れていた「エスカレーターにお乗りの際はしっかりとベルトにおつかまりください」
タマさん背が低いでしょう、階段一段下でしょう。ちょうど目の前に男性の
ベルトがあったのです。
② 先日ご機嫌伺いに行ったらタマさんビーマンを口にくわえて料理して
いた。ボケたのかなあと心配になりました。
「何しているの、ピーマンなんか口にくわえて」
「だってここさ書いてあるんだもの」「なんて書いてあるの」
「ピーマンをくわえてからフライパンで炒めてください。」
ピーマンをフライパンにくわえろって書いてある。口にくわえてどうするのよ。
チンジャオロースのレシピにちゃんと書いてあります。
③80歳のタマさん突然水泳教室に通い始めた。家族が驚いてたずねた。
「タマさん何で今頃になって水泳の練習しているの」
「だって私カナヅチでしょう。三途の川渡る時溺れるといけないから水泳練習しているのよ」長男の嫁さんあわててコーチにお願いに行ったそうです。
「コーチ、タマさんに水泳は教えてもいいけどターンだけは教えないでね」
【FMぱるるん・かこっちさん】
(笑)ありがとうございます。
ではここで、喜楽駄朗さんのキャッチフレーズを教えてください。
【喜楽駄朗さん】
「ソクラテスの脳みそと綾小路きみまろの舌を持つ男」です。
自慢げに言うと、人生哲学者がお笑い芸人に成りすましておふざけで笑わせているのです。その笑いの背後には高邁な人生哲学が隠されているのですよ。
【FMぱるるん・かこっちさん】
おー。喜楽駄朗さんは実は人生哲学者なんですね。そんな喜楽駄朗さんのことをもっと知りたいって思った方のために、最後にお知らせがあるそうですよ。
【喜楽駄朗さん】
はい。ブログやフェイスブックをほぼ毎日配信しています。
ブログは、人星亭喜楽駄朗オフィシャルブログパートⅢに投稿しています。
フェイスブックは私の生活の一部となっています。毎日投稿しています。私のフェイスブックやブログを見ればどこで何をやっているのか手に取るようにわかりますので、一度覗いてみてください。
また昨年、ユーチューブデビューもしました。「大笑い喜楽駄朗チャンネル」というタイトルで、初めての投稿が2020年1月28日。1年間で89本のお笑い系動画を投稿しました。
【FMぱるるん・かこっちさん】
ユーチューブデビューも果たしたんですね。私も一度観てみたいです!
それでは、名残惜しいですけれど、喜楽駄朗さん、本日は秋田県からのご出演ありがとうございました。これからも頑張ってくださいね。
【喜楽駄朗さん】
かこっちさん、こちらこそ楽しいひと時をありがとうございました(^^)/