2020年11月1日(日)午後2時から仙北市角館交流センターで生き方いいねセミナー・すぐ役立つ話し上手虎の巻を開催した。
ホワイトボード書き込み
1 あいさつ + アルファ 親しみが増す。
2 会話に相手の名前を多く入れる。
幼少時から親しんでいる名前を言われると人は嬉しいものである。
3 相手が話したくなるような質問をする。
4 テーマについて自分は知識ゼロでも会話は成り立つ。
相手はそのテーマについて話したいと思っているからどんどん質問する。
5 積極的リアクション・相槌
6 褒め言葉を多用する。
すごい、すばらしい、すてき、さすが、最高、かっこいい、いい仕事してますねえ、
さわやかですね、親切ですね、信頼しています、信じてます、上達しましたね
知りませんでした(初めて知りました)
好きです、センスがいい、洗練されたますね、尊敬します
7 オーム返し法
8 マイナスをプラスに変える言葉・リフレーミング。
頑固→意思が強い 友達少ない→一人の時間大切に生きている。
だらしない→おおらか 仕事遅い→仕事ていねい。
犬のうんちを踏んだ→運がついた
9 ポイントは3つです。箇条書き的な話し方を身につける。
10 沈黙は会話の休憩時間と思えばいい。沈黙を恐れることはない。
11 会話は言葉のやり取りだけではない。気持ちのやり取りでもある。
ホワイトボードと配布レジメに基づき話上手になる虎の巻をレクチュアした。
レジメ 生き方いいねセミナー・すぐ役立つ話し上手虎の巻
講師 人星亭一門会長・ユーモア話術コンサルタント 人星亭喜楽駄朗
電 話 090-5232-8009
メール xmwpn686@yahoo.co.jp
1 自分をくちべたと思っている人の気持ち。
1 何を話してよいかわからないから話せない。話材も少ない。
2 自分に自信がないのでいつも聞き役に回る。
3 人前で話すのはとにかく苦手、緊張しあがってしまう。
4 話そうとしても言葉が出てこない。自分の気持ちを適切な言葉にすることができない。
5 初対面で自分から話し出す勇気がない。
2 話し上手になるためには
1 他人に関心、興味を持つこと。
2 いろいろなことに興味を持ち知識の幅を広げる。
3 質問する力を身につける。(一般的に人は自分のことを話したがる)
4 自分が感じたことを言葉で伝える訓練をする。
5 いろいろな事に感動し、そして感謝するようにする。
感動すると心に深く入り込み忘れない。忘れないと話せる。
6 異業種交流会、セミナー、講座、ワークショップ、シンポジウム等に積極的に
参加すると幅広い教養が身につく。
7 自己開示することをおそれない。(どんな人なのかを知ると相手は安心して会話する)
8 スマイル笑顔を心がける。ニコニコしている人は相手に安心感を与える。
安心感をもつと会話が弾む。
9 前向き、建設的、楽しい話、明るい話題、笑える話等プラス思考を心がける。
3 具体的テクニック編
1 まずは雑談から
・スーパーでご近所さんと
あら、〇〇さんもお買い物 ええ、息子が友達を連れてくるというのであわててね。
急に言われると困っちゃうわね。 そうなのよ。じゃあ、お先に
・マンションエレベーター
お出かけですか。どちらまで 仲間と久しぶりに新宿で飲み会です。
それは楽しみですね。いってらっしゃい。 じゃあね。
あいさつ
朝の通勤時なら おはようございます。 日中なら こんにちは
初対面なら 初めまして 同じ会社なら お疲れ様です
取引先の人なら お久しぶりです 最強オールマイティワード あっどうも
あいさつだけ
おはようございます。 あっ、おはようございます。 顔見知り、見たことあるレベル
あいさつプラスαを添える
おはようございます。 あっ、おはようございます。
今日も寒いですね。 寒いです。最高気温10度ですよ。
よく知っている人、感じのいい人へランクアップ
雑談はどうでもいいことでいい。中身なくてもいいから誰とでも話せる。
「どちらへ」「ちょっとそこまで」 「儲かりまっか」「あきまへんな」
「暑くなりそうですね」 「毎日だと嫌になりますね」
相手との会話により同じ場所同じ時間を共有しその場をほんわかと心地よくすること。
内容はそのための方便。
2 初対面のテクニック
名刺交換では自分を印象付ける一言を添える。
私のキャッチフレーズはソクラテスの脳みそと綾小路きみまろの舌を持つ男です。
相手の名刺を見て印象を述べる。 肩書に注目する。
相手の名前をすぐ会話に入れること。名前は小さい時から言われ続けているので
耳に心地よいものである。
それを多用すると自分に好意をもっていると思われて親近感がでてくる。
3 相手が話したくなるように質問する。
会話で質問が浮かばない。なぜか。相手に関心興味がないからです。
クローズドクエスチョンは回答一つでおしまし。
オープンクエスチョンは相手が自由に話せる。
ツークエスチョンを意識する。
「○○さんはファッションセンスがいいですねえ」 「いやあ、それほどでも」
「どこかで勉強されたのですか」「若い頃、、、、」 自分の得意分野は話したくなる。
「県職員がなぜ笑い学会に入ったんですか」「アルヴェで日本笑い学会東北支部長
と出会ったら素晴らしい人だった」
「どんな勉強すると人星亭さんみたいになれるんですか」
◎ 話させる積極的リアクション
なるほど 確かにそうですね。 同意
すごくわかります ですよねえ 共感
え~信じられない マジですか 驚き
すごい、すごい さすがですね 賞賛
で、どうなりましたか それから 促し
話を否定しない、ネガティブな言葉を使わないこと。
笑顔は「話を聞いているのが楽しい」というサイン
◎ 質問の基本として現在過去未来
現在(現状) 今どうなっているのか
過去(背景・原因) 何でそうなったのか
未来(影響) これからどうなるのか
この3つの質問により自分がよく知らない話難しい話でも理解が深まり
相手主導で話を続けていくことができる。
4 褒め言葉を多用する。人は誰もが「褒められたい症候群」
すごい、すばらしい、すてき、さすが、最高、かっこいい、いい仕事してるねえ。
夫が蛍光灯交換したら「すごい」 夫が玄関前の雪寄せしたら「すばらしい」
メモした食料を夫が間違いなくスーパーから買ってきたら「さすが」
5 オウム返し法 相手の話の中のキーワードを拾ってそれをリピートする。
最近、運動不足解消のために朝のジョギングを始めたんです。 へえ、ジョギングですか。
鏡を見たら自分のお腹に愕然としてね。やばい、これはメタボだって
メタボね、気になりますよね。 だから毎朝5キロ走るようにしたんです え、毎朝5キロも、すごいです。私には無理だな。
慣れると意外に平気ですよ。今では走らないと物足りなくて。
ところであなたの健康法はなんですか。
オウム返しするだけで「話をよく聞いてくれる感じのいい人」となります。
※メタボ:メタボリックシンドロームとは内臓脂肪が増え生活習慣病や血管の病気
になりやすくなっている状態
オウム返し法 その2
「今日は暑いですねえ」 「本当に暑いです。○○さんはどんな暑さ対策していますか」
「熱中症こわいから水分補給しっかりやってるよ」 「水分補給は大切ですね。
私も常にペットボトルを持参です」 「熱中症で救急車で運ばれた人今日は
50人だったよ」 「救急隊員も大変ですね。新型コロナもあるしね」
異業種交流会などで初対面の人と何を話したかはさほど重要ではない。
初対面の人と何分間コミュニケーションしたかが重要です。それにより親密度が深まる。
6 プラス思考的な話し方を心がける。
友達と会う約束だったが土砂降りの雨で傘がない。ずぶぬれになった状態で友達に開口一番
「下着まで濡れて気持ち悪いなあ」 苦り切った表情
「もやもやした気分を流してくれて心晴れ晴れ爽快だなあ」 わっはっは
失恋した。
「また彼女にふられたの。男として魅力がないってことだよ」 ますます落ち込む
「また新しい恋ができるじゃないか」 心が軽くなる。
7 わかりやすい話し方「ポイントは三つです」と箇条書き的に話す。
物事を要約して話すと「有能な人」という印象を与える。
男鹿市船越の人星亭家の自慢は三つです。
そばの林でタケノコ、ワラビ、ナツメ、タラの芽が採れること。
野生のキジと接近遭遇ができる。
1,200㎡の敷地内にユーチューブ動画発信用のスタジオがある。
私はこの意見に賛成です。理由は三つあります。 一つ、二つ、三つ。
8 具体的に話すこと。
会社に入って間もない頃課長に聞かれた。「仕事はどうですか」
「ボチボチです」「それなりにこなしています」
「デスクワークは慣れましたが、営業には悪銭苦闘しています」
具体的に言ってくれると上司も支援策を考えてくれる。
9 相手の心を開くキラーフレーズ 「ね」 で相手中心の会話にできる
反対されないだろう話題を「ね」をつけていうことで共感してもらえる。
「今日の会議は長くなりそうですね」 「社長の朝礼、力が入っていましたね」
「うまくいく秘訣があるんでしょうね」 「大変だったんでしょうね。」
「ご苦労がおありだったんでしょうね」
ねをつけて質問すると相手は答えやすくなる。
語尾を変えるだけで柔らかく温かくなる。
いらっしゃい いらっしゃいませ。 やりましょう やりましょうよ。
10 事実と感情を分け事実のみを話そう
やる気が出ました 明日からは1時間早く出社するようにします。
やばいなあ 今、聞いたことは初耳です。詳しく教えてください。
11 座を盛り上げるには自分の失敗談、不幸談を話すといい。自慢話はだめ。
12 外見大切 人は見た目9割。ファッション、清潔感、元気、行動的。
13 なぜ会話するのか。
良好な人間関係を持つために会話する。相手に好かれたいと思ったらこちらから話しかけること。
こちらが相手を好きになればその跳ね返りとして相手も自分を好いてくれる。