2020年12月13日鹿角市文化の杜交流館・コモッセで開催した 「生き方いいねセミナー・すぐ役立つ笑わせるコツ」の紹介です。
笑いの基本パターンベスト5
1 予想をはずす 一番簡単で笑いが取れるのは「予想をはずす」
・きれいですね。それほどでも。
・港区、台東区、品川区 次は ○○く
・秋田市、由利本荘市、横手市 次は○○し
・ブラウスは銀座三越、スカートは新宿伊勢丹、靴下は、、、
・コップとペットボトルお茶
・定価800円動画本 今日は特別大サービス
2 異質なモノの共通項
全然関係ないモノを並べてそれの共通項を話す。
・ケチとブタは死んでからが美味しい。
・結婚式のスピーチと女性のスカートは短い方がいい
・ラクダは一週間飲まないで働くことができる。
男は一週間働かないで飲むことができる。
・お金と肥料はばらまかないと役にたたない。
・心はパラシュートと同じ、開いてくれなければ役に立たない。
3 言葉の定義無理やり変更
言葉の定義を自分の都合のいいように変える。
・「ビール」→「黄色い泡のある麦で出来たジュース」
・「居眠り」→「上の瞼と下の瞼をくっつけているだけ」
・「おなら」→「お尻から空気がもれただけ」
4 極端に拡大解釈
針のように小さいことを鬼の金棒みたいに大げさに話す。
・深く掘らないで。ブラジルまで行っちゃうよ。
・高性能デジカメ
・預金が何億とある。0.001億円ですけどね。
・今日はあんまり暑かったんでニワトリがゆで卵産んじゃったよ。
5 勘違い、間違い
日常生活のよくある勘違い、間違いに焦点を当てる。
・エスカレーターにお乗りの際はしっかりとベルトに
おつかまりください。
・お客様の声をお聞かせください。
・開封後はお早めにお召し上がりください。
・シワを伸ばしてから入れてください。
・これより はきものを 脱いでお入りください。
番外編
1 失敗談
・成功談はだめ 長男が東大法学部に合格したんだよ。
・失敗談を話す 朝起きたら妻がいない。困った。
2 アドリブ
・体育館に虫が入ってきた
・講演会場ステージの垂れ幕がクーラーの風で一部が
垂れ下がってきた。
・主催者が水とコップを準備していなかった。
笑いは内臓のジョギング! 笑って健康になりましょう!
新型コロナウイルス予防のため出席者全員入場前に住所氏名電話番号を名簿に記入のうえ検温と手の消毒、マスク着用、講師はフェイスシールド使用で講演した。
最初に講師・人星亭喜楽駄朗の自己紹介とお笑いネタで出席者をリラックスさせた。それからユーモアセンスを磨くための笑わせるテクニックを5種類実演交えてレジメに基づき説明した。
以下は典型的な例です。
1 予想をはずす
・東京講演での出来事です。私が出席者にどちらから来ましたかと質問した。
あなたは? 台東区
あなたは? 港区
あなたは? 渋谷区
あなたは? 自宅
会場は大爆笑となった。出席者は「この人は練馬区かな、板橋区かな」と思いながら彼を見ている。
彼はそのことを充分承知のうえで「じたく」 とはずしたのです。
・私本も出版しています。お笑いネタや男鹿半島の風景や自宅仕事場などが入っています。800円でネットで
販売しています。 今日は皆さん私のセミナーに参加してくれましたので、特別になんと1,000円で売り ます。普通は500円とかでしょう。普通では笑わない。普通でないことをするからそこに笑いが生じます。
2 異質なモノの共通項
・お金は貯めるものではない。お金は自分の人生を豊かに有意義にするため使ってこそお金本来の価値がでて
くる。お金を使うことにより地域活性化にもつながります。「お金と肥料はばら撒かないと役に立たない」
肥料を小屋に山ほど積んでどうなります。肥料は田や畑にばら撒くから作物の栄養となり役割を果たす。
お金も同じです。
・ケチとブタは死んでからが美味しい。
ブタは丸々と太らせてからトサツして美味しくお肉をいただきます。
ケチな高齢者は生きている間、一銭も使おうとしないでお金を貯めこんでばかりいる。
そういう高齢者がお亡くなり遊ばされるとどういう状態が予想されますか。タンスの奥、押入れの奥から
残高いっぱいの通帳がザックザックでてくる。だから美味しい。
3 言葉の定義無理やり変更
夫婦の会話
妻「あなた最近ビール毎日飲んでいるわよ。今日はビールやめなさいね」
夫「うん、今日はやめる。そのかわりビールじゃないよ。麦でできた泡のある黄色いジュース飲ませてね」
妻「あなたってああ言えば上祐ね。しようがないわね。一本だけよ」
夫「うん、一本でやめる」
4 極端に拡大解釈
父と子のキャンプ場風景
息子がテントを張るためスコップで穴を掘った。
30センチ掘ったら父は息子に 「おい、あんまり深く掘るなよ。ブラジルまで行っちゃうよ」
この時、地球の赤道半径は6,378kmだとか、地球内部にはマントルと核があるとかそういう常識はいっさい
考えない。30センチでブラジルという発想が笑いを引き出す。
だから真面目で頭の固い人は他人を笑わせることはできないです。
5 勘違い、間違い
日常生活の勘違いや間違いは笑いを誘う。
男鹿のタマさん80歳は御徒町駅で切符を買おうとしたら突然顔をこすりはじめた。なぜなんだろう。
切符販売機に書かれていた。「シワを伸ばしてから入れてください」
タマさんはデパートでエスカレーターに乗りしばらくしたら前に立っていた男性の腰にしがみついた。
男性びっくりして「何やってんのこのおばあちゃんは、、、」その時店内放送が流れていた。
「エスカレーターにお乗りの際はしっかりとベルトにおつかまりください」
タマさんは居間でピーマンをくわえて料理していた。ボケたのかなあと心配になった。レシピみました。
「ピーマンをくわえてからフライパンで炒めてください」
1時間にわたりいろいろな場面設定し例題を示してユーモアセンスがアップするようにレクチュアした。あとは日常生活や職場等でいかに臨機応変その場の状況に応じたアドリブがでるかが勝負です。
出席者はたまにレジメを見てこのセミナーを思い出して欲しいです。