お知らせ

日本サルトル学会学会誌『サルトル研究 エレウテリア』第号掲載論文募集

(2024年4月6日更新)

 日本サルトル学会は、学会誌『サルトル研究 エレウテリア』第2号の掲載論文を募集いたします。刊行は2024年11月の予定です。カテゴリーと文字数は以下の通りで、編集委員会による査読があります。


・「論文」(25,000字程度)

・「研究ノート」(16,000字程度)

・「書評」(1,000字以上3,000字以内)

・「翻訳」(下記学会事務局アドレスより、編集委員会にご相談ください)


サルトルに関連する内容であること、会員であることが投稿の要件となります。(投稿を希望してからの入会も可能です)投稿を希望される方は、事務局アドレスにご連絡ください。原稿の締め切りは6月末です。


執筆要領・審査規程・原稿用フォーマットは、サルトル学会ホームページに掲載されておりますのでそちらをご参照ください。


執筆要領・審査規程・原稿用フォーマット


みなさまのご寄稿をお待ちしております。


日本サルトル学会学会誌編集委員会

セルア・リュスト=ブルビナ⽒ 講演会・セミナーのお知らせ

(2024年1月28日更新)

2月16日〜27日にかけて、セルア・リュスト=ブルビナ氏による、フランツ・ファノンやアルジェリアに関する講演がありますのでお知らせします。詳細については、以下のプログラムに記載されているURLから各講演のサイトをご参照ください。


■プログラム

① 2 ⽉16(⾦) ⽇仏会館ホール 18 時〜20 時

「ファノン――植⺠地⽀配下における⼈種、ジェンダー、⼈間的実存」

司会−澤⽥直 ディスカッサント−鵜飼哲 通訳−三浦信孝

https://www.mfj.gr.jp/agenda/2024/02/16/2024-02-16_seloua_luste_boulbi/index_ja.php

主催:セルア・リュスト=ブルビナ氏招聘グループ

日仏会館・フランス国立日本研究所

協力:(公益財団法人)日仏会館


② 2 ⽉18 ⽇(⽇) ⽇仏会館(501 セミナー室) 15 時〜18 時

「フランスにおけるポストコロニアル研究――ジェンダーと植⺠地」

司会−増⽥⼀夫 通訳−福島亮

https://www.mfjtokyo.or.jp/events/co-sponsored/20240218.html

主催:セルア・リュスト=ブルビナ氏招聘グループ

共催:(公益財団法人)日仏会館

協力:日仏会館・フランス国立日本研究所

科学研究費補助金 基盤研究(B)「結婚の歴史再考――フランスの事例からみる(ポスト)結婚、生殖、親子、家族」(代表:増田一夫)


③ 2 ⽉19 ⽇(⽉) 東京⼤学駒場I キャンバス18号館4階 コラボレーションルーム1 15時〜17 時

「アルジェ〜東京――友情の政治学」

司会−星埜守之 通訳−鵜⼾聡

http://hsp.c.u-tokyo.ac.jp/archives/4253

主催:セルア・リュスト=ブルビナ氏招聘グループ

共催:武蔵大学人文学会

東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム


④ 2 ⽉20 ⽇(⽕) ⼀橋⼤学佐野書院 18 時〜20 時

「境界を通過しつつ考える――哲学の脱植⺠地化、脱植⺠地化の哲学」

司会−鵜飼哲 ディスカッサント−福島亮 通訳−⽯川清⼦

http://www.projectwatan.jp/archives/activities/activities-3410

主催:科学研究費補助金 基盤研究(A)「トランスナショナル時代の人間と「祖国」の関係性をめぐる人文学的、領域横断的研究」(代表:岡真理)

協力:セルア・リュスト=ブルビナ氏招聘グループ


⑤ 2 ⽉27 ⽇(⽕) 琉球⼤学⼈⽂社会学部⽂系講義棟112教室 14 時〜17時

「海外領とフランスの影響⼒」

司会−呉世宗 ディスカッサント−新城郁夫 通訳−鵜飼哲

http://www.projectwatan.jp/archives/activities/activities-3430

主催:科学研究費補助金 基盤研究(A)「トランスナショナル時代の人間と「祖国」の関係性をめぐる人文学的、領域横断的研究」(代表:岡真理)

協力:セルア・リュスト=ブルビナ氏招聘グループ


■講師のプロフィール

哲学者、国際哲学コレージュの「知の脱植民地化」プログラムの元ディレクター。パリ・シテ大学連携研究員。北京大学、ブラジリア大学で教鞭を取り、ニュー・カレドニアに哲学視察官として勤務したほか、グローバルサウス各地で招聘講演を重ねている。脱植民地化の理論家として植民地的、ポスト植民地的状況を政治的、知的、芸術的次元で研究、アーティストと哲学者のコラボレーションを組織するとともに、アルジェ、ニューヨーク、ダカールを結ぶ「越境哲学(transphilosophie)」を構想、推進した。

著書に『カフカの猿および植民地に関するその他の発言』(2008)、『アラブ人は語ることができるか?』(2011)、『アフリカとその幽霊たち』(2015)、『放浪する鏡たち、あるいは知の脱植民地化(アート、文学、哲学)』(2018)、『アルジェ/東京――アジアにおける反植民地主義の密使たち』(2023)などがある。


紀要(電子ジャーナル)「サルトル研究エレウテリア」創刊のお知らせ

(2024年1月20日更新)

紀要(電子ジャーナル)「サルトル研究エレウテリア」の創刊号が発行されました。当サイトからPDFで閲覧・ダウンロードできます。「紀要」のページを御覧ください。