文献/BIBLIOGRAPHIE

日本におけるサルトル関連文献(2000-2002)

2000年


ジャン=ポール・サルトル『植民地の問題』(鈴木道彦他訳)人文書院

ジャン=ポール・サルトル『真理と実存』(澤田直訳)人文書院

三宅芳夫 『知識人と社会 J=P・サルトルにおける政治と実存』岩波書店

『理想』665号 <特集>サルトル・今 (池上明哉/伊吹浩一/生方淳子/片山洋之介/北見秀司/谷口佳津宏/三宅芳夫/鈴木正道/澤田直/伊吹克己)

川上勉  「アイデンティティへの道--サルトル『自由への道』を手がかりに」『立命館法学』6月号

清眞人  「行為と経験」『哲学』51号(日本哲学会)

前原有美子「サルトル『存在と無』における世界の二重性」『東洋大学大学院紀要』36号

翠川博之 「戯曲『悪魔と神』におけるパラドクスと有機的関係」『フランス文学研究』20号

永野潤  「演技する機械--サルトルのイミテーション・ゲーム」『哲学』(日本哲学会)51

沼田千恵 「サルトル思想におけるヒューマニズムの問題」『同志社哲学年報』23号

坂井由加里「ロカンタンのモスクワ詣で: 小説『嘔吐』にみるサルトルのウルトラ・ボルシェヴィズム」『年報地域文化研究』4

佐々木徹 「『嘔吐』における1917年-- ?dition critiqueの試み」『仏語仏文学研究』22号

芝崎秀穂 「「受肉」する「現実存在」--『存在と無』から『嘔吐』へ」『フランス文学語学研究』19号

末次弘  「『嘔吐』論」『東洋大学大学院紀要』第37集

鈴木正道 「パラノイアの倫理、倫理のパラノイア--サルトルの倫理の困難性あるいは可能性」『ふらんぼー』25/26号

田中仁彦 「レヴィ=ストロースのサルトル批判について」『上智大学仏語仏文学論集』34号

塚田澄代 「20世紀哲学の総括--その3--ソフィストの潮流1--サルトル」『名古屋芸術大学研究紀要』21



2001年


石崎晴己・澤田直編『サルトルの遺産(文学・哲学・政治)--国際シンポジウム:20世紀の総括記録論文集』日本サルトル学会・青山学院大学仏文科(鈴木道彦/石崎晴己/澤田直/Genvi?ve Idt/Jean-Fran?ois Louette/Henri Godard/井上たか子/Philppe Vaney/東浦弘樹/三浦信孝/北見秀司/鈴木正道/合田正人/Patrice Bougon/Herv? Couchot/Micha?l Ferrier/梅木達郎/渡辺諒)

辻昭臣  『サルトルとカミュ--文学的アンガージュマン』文芸社

北見秀司 「サルトル、あるいはマルクスにおける理性の問題」『津田塾紀要』33号

清眞人  「相互性のユマニスム」『フランス哲学・思想研究』6号

三輪真大 「サルトル『嘔吐』における大衆批判」『葦 フランス語・フランス文学研究』XIX

水野浩二 「本来的人間から全体的人間へ」『フランス哲学・思想研究』6号

澤田直  "La Litt?rature comme appel" 『白百合女子大学研究紀要』37号

澤田直  「贈与性をめぐって--サルトルにおける倫理の可能性」『フランス哲学・思想研究』6号

末次弘  「サルトルにおける他者論」『白山哲学』第35号

鈴木正道 「書かれえぬもの --ロカンタンの幻の小説を求めて」『ふらんぼー』27号

谷口佳津宏「存在の開示としての真理」『アカデミア』人文社会学編 第73号



2002年


海老坂武 『〈戦後〉が若かった頃』 岩波書店

澤田直  『新・サルトル講義--未完の思想、実存から倫理へ』平凡社

澤田直  『呼びかけの経験--サルトルのモラル論』人文書院

水野浩二 「サルトルの「第二の倫理学」と道徳性の根源?「欲求」をめぐって」『札幌国際大学紀要』33

永野潤  「違和としての身体--岡崎京子とサルトル」金井・細谷編『身体のエシックス/ポリティクス』ナカニシヤ出版

末次弘  「サルトル哲学における無の問題」『白山哲学』36号

東浦弘樹 「サルトルの『蠅』とカミュの『戒厳令』」『年報・フランス研究』36号