2022年9月18日,第27回日本顔学会大会フォーラム顔学2022に於いて,『新学術領域顔身体学特別シンポジウム「マスク顔の今後の影響」』が開催されました。
日時:2022年9月18日
会場:香川大学(香川県高松市)
参加者:会場50人+オンライン参加多数
はじめに山口真美先生(中央大学)から,COVD-19の流行によるマスク着用における日本の特殊な状況について問題提起がなされたのち,話題提供者の先生方,学生から,マスク着用が認知や発達に及ぼす影響について検討した研究についての紹介がありました。河原純一郎先生(北海道大学)からは「COVID-19の流行前後での衛生マスクが顔の印象に及ぼす効果」について,小林恵先生(新潟大学)・山中七菜子(中央大学大学院)からは「マスク着用が乳児期の顔認知の発達に及ぼす影響:fNIRSおよび注視行動からの検討」について,宮崎由樹先生からは「顔がみえるマスク:口元がみえる透明なマスクの効果検証」について話題提供がなされ,活発な議論が行われました。
(by N. Yamanaka, Chuo University)