東京大学駒場キャンパスにて、東京大学大学院情報学環・学際情報学府 工藤和俊研究室、および科研費新学術領域研究「顔・身体学」、科研費挑戦的研究(萌芽)「スポーツにおける表情解析とその応用」との共催で、国際シンポジウム「人と人の間にあること:協調と競合の対人間ダイナミクス」が開催されました。国外ゲストとしてオーストラリアのマッコーリー大学からマイケル・リチャードソン氏、レイチェル・カレン氏が参加し、複数人の複雑な協調に潜むダイナミクスに関して、両氏の最新の研究成果を発表されました。国内からは三浦哲都氏(東京大学)が二者間の対人協調・競合に関する研究に関して、小池耕彦氏(生理学研究所)が自他の統合に関する脳活動の研究について発表されました。シンポジスト同士の活発な議論や、フロアからの様々な質問により、人と人の間にあることに関して、多角的に議論が交わされました。 (by A. Miura, The University of Tokyo)