電子情報通信学会ヒューマン情報処理(HIP)研究会

「顔・身体学セッション」

2019年8月20-21日、電子情報通信学会ヒューマン情報処理(HIP)研究会の中で顔・身体学セッションが開催されました。

▪日時:2019年8月20日-21日

▪会場:東京女子大学

▪参加者:延べ65人(20日41人、21日25人)

昨年に引き続き領域心理班若手が中心となり「顔・身体学セッション」を開催し、その中でお茶の水女子大学の今泉 修先生による招待講演と、8件の口頭発表が行われました。口頭発表は顔や声などの視聴覚に加え、身体に関する触覚や運動をテーマにしたものがありました。また、ヒトとキツネザルの活動の関連についての発表もあり、普段あまり触れることのないテーマについても知ることができました。招待講演では自己が行為主体だという感覚である主体感について網羅的にご紹介いただきました。主体感を調べる実験手法は複雑ですが、それぞれの指標の特徴やこれまでの研究を通してわかってきたことなど丁寧に説明していただきました。質疑では素朴な質問から遠慮のないつっこんだものまで様々なものがあり、活発な議論がなされました。

(by Y. Sawada, Tokyo Woman's Christian University)